マツダのコパイロット(副操縦士)採用の方向は正しい
このドライバー監視と万一の異常時に、安全に路側に止める自動化への方向性は正しい方向性だと思える。
世は自動運転とか運転支援システムの採用ばかりに突き進んでいるが、こういう装置が付属しているという慢心が、逆にドライバーの漫然運転を惹起しているという側面も垣間見えており、現在の運転支援レベル1と2、そしてレベル3以上の車両について(レベル5は除外)、これと同様機能の装備を義務付けるべきと思える。特に米テスラは、まったくこの様な思想が一切取り入れられておらず、期限を猶予しつつ、期限内に少なくともドライバーの異常を検知して警告する装置程度は付加しないと保安基準不適合の政令を取り入れるべきと思える。
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マツダ、安全支援技術「コパイロット」を22年の新モデルから採用
11/4(木) 11:30配信 レスポンス
マツダは11月4日までに、ドライバーの異常を検知すると車両を停止させるなどの安全運転支援技術「CO-PILOT CONCEPT(コパイロットコンセプト」の説明会をオンラインで開いた。2022年に発売する新モデルから導入し、その後も進化させていく。
ドライバーの居眠り運転や、急な体調不良による交通事故を防ぎながら、マツダがこだわる「走る歓び」を高めるための技術として導入する。説明会に出席した開発主査の栃岡孝宏氏は「CO-PILOT」について「飛行機の副操縦士を意味し、CO-PILOTが見守ることでドライバーから走る歓びを奪わない安心・安全を目指していく」と述べた。
実際のシーンでは、車両(CO-PILOT)がドライバーの体調の急変や居眠りを検知すると、まずアラームで知らせる。さらに運転不能と判断される場合には車両を停止させ、路肩への退避を含めて安全を確保する。そのうえで必要に応じ、緊急通報を行う。
システムは(1)ドライバー状態検知技術、(2)CO-PILOTによる仮想運転技術、(3)異常時退避技術―という「3つのコア技術で構成」(栃岡氏)され、ドライバーの異常検知では姿勢の崩れ、視線や頭部の挙動などをセンシングして判断する。また、仮想運転はバックアップとしてCO-PILOT側が運転をする技術であり、異常時には減速停止などを行う。さらに異常時に退避する際は、ハザードやブレーキランプ、ホーンによって周囲の車両や人にシステムの作動を知らせる仕組みとしている。
実用化に当たっては22年からは「CO-PILOT 1.0」として新モデルに搭載、さらに25年からは進化させた「CO-PILOT 2.0」の導入を計画している。2.0では退避の際に、車線変更ができることやドライバーの異常の予兆を検知する技術の確立などを目指す。予兆の検知では脳科学分野の研究も進めているという。
22年の1.0の導入について栃岡氏は、同社がFR(後輪駆動車)プラットフォームで開発を進めている「ラージアーキテクチャ」のモデルになると指摘した。次期『マツダ6』などが有力だ。
また、CO-PILOT導入の狙いについては「高齢者の方が運転をやめると介護が必要となるリスクが2倍になるという調査データもあり、運転が心と身体の健康維持につながるとも言える。さらに過疎化による移動手段の不足も課題であり、これらの社会課題に対し貢献していきたい」と語った。
このドライバー監視と万一の異常時に、安全に路側に止める自動化への方向性は正しい方向性だと思える。
世は自動運転とか運転支援システムの採用ばかりに突き進んでいるが、こういう装置が付属しているという慢心が、逆にドライバーの漫然運転を惹起しているという側面も垣間見えており、現在の運転支援レベル1と2、そしてレベル3以上の車両について(レベル5は除外)、これと同様機能の装備を義務付けるべきと思える。特に米テスラは、まったくこの様な思想が一切取り入れられておらず、期限を猶予しつつ、期限内に少なくともドライバーの異常を検知して警告する装置程度は付加しないと保安基準不適合の政令を取り入れるべきと思える。
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マツダ、安全支援技術「コパイロット」を22年の新モデルから採用
11/4(木) 11:30配信 レスポンス
マツダは11月4日までに、ドライバーの異常を検知すると車両を停止させるなどの安全運転支援技術「CO-PILOT CONCEPT(コパイロットコンセプト」の説明会をオンラインで開いた。2022年に発売する新モデルから導入し、その後も進化させていく。
ドライバーの居眠り運転や、急な体調不良による交通事故を防ぎながら、マツダがこだわる「走る歓び」を高めるための技術として導入する。説明会に出席した開発主査の栃岡孝宏氏は「CO-PILOT」について「飛行機の副操縦士を意味し、CO-PILOTが見守ることでドライバーから走る歓びを奪わない安心・安全を目指していく」と述べた。
実際のシーンでは、車両(CO-PILOT)がドライバーの体調の急変や居眠りを検知すると、まずアラームで知らせる。さらに運転不能と判断される場合には車両を停止させ、路肩への退避を含めて安全を確保する。そのうえで必要に応じ、緊急通報を行う。
システムは(1)ドライバー状態検知技術、(2)CO-PILOTによる仮想運転技術、(3)異常時退避技術―という「3つのコア技術で構成」(栃岡氏)され、ドライバーの異常検知では姿勢の崩れ、視線や頭部の挙動などをセンシングして判断する。また、仮想運転はバックアップとしてCO-PILOT側が運転をする技術であり、異常時には減速停止などを行う。さらに異常時に退避する際は、ハザードやブレーキランプ、ホーンによって周囲の車両や人にシステムの作動を知らせる仕組みとしている。
実用化に当たっては22年からは「CO-PILOT 1.0」として新モデルに搭載、さらに25年からは進化させた「CO-PILOT 2.0」の導入を計画している。2.0では退避の際に、車線変更ができることやドライバーの異常の予兆を検知する技術の確立などを目指す。予兆の検知では脳科学分野の研究も進めているという。
22年の1.0の導入について栃岡氏は、同社がFR(後輪駆動車)プラットフォームで開発を進めている「ラージアーキテクチャ」のモデルになると指摘した。次期『マツダ6』などが有力だ。
また、CO-PILOT導入の狙いについては「高齢者の方が運転をやめると介護が必要となるリスクが2倍になるという調査データもあり、運転が心と身体の健康維持につながるとも言える。さらに過疎化による移動手段の不足も課題であり、これらの社会課題に対し貢献していきたい」と語った。