米俳優が銃誤射で2名死傷
この記事を見たとき、米俳優とは誰だと感心を向けて見た訳だが、アレック・ボールドウィンだという。この俳優は、原作トムクランシーの「レッドオクトーバーを追え」で、一応準主演級のジャック・ライアン(CIA情報官)役をやっていて覚えているが、その後のジャック・ライアン役に起用されることもなく、ほとんど話題にもならず記憶からも遠ざかっていたのだが、未だ俳優をやっていたと云うことを知った程度だ。
もっとも「レッドオクトーバーを追え」での、ボールドウィンが俳優としてヘタクソだったという思いはなく、それなりに好演していたと思えるが、記事の冒頭でも記されている如く、「怖いもの知らずでキレやすく、敵も作ってきた彼は、過去にいくつもの騒動を起こしてきた。」という辺りにあるのだろう。しかし、本事件で、ボールドウィンの命運は尽きたのだろう。
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銃誤射で2人死傷「人気アメリカ人俳優」の悲劇、原因は「映画の予算削減」のせいか
11/4(木) 11:01配信 東洋経済オンライン
ハリウッド俳優のアレック・ボールドウィンが、人生最大の危機に直面している。怖いもの知らずでキレやすく、敵も作ってきた彼は、過去にいくつもの騒動を起こしてきた。しかし、今回は洒落にならない。事故とはいえ、彼の手によって人がひとり死んだのだ。
■撮影現場で起きた「とんでもない悲劇」
すでに広く報道されているとおり、その事件が起きたのは、彼が主演する映画『Rust』の撮影現場。「空です」と手渡されたにもかかわらず、アレックがかまえた銃から放たれた弾丸は、目の前にいた撮影監督ハリナ・ハッチンスの命を奪い、隣にいた監督ジョエル・ソウザを負傷させてしまったのである。
ショックを受けたアレックはその後しばらく泣いていたそうで、現在は、妻や子どもたちとヴァーモント州に身を隠している。
しかしそこにもパパラッチが押し寄せ、テレビも「このピザ屋にアレックはひとりで訪れた」とか「家族と一緒に歩いていた」など、彼の一挙一動を取り上げている状況だ。
しびれを切らしたアレックは、現地時間10月30日、ドライブ中に妻ヒラリアと一緒に車を降りてきて、追いかけてきたパパラッチらに対し、路上で短い質問に答えた。
ヒラリアの態度は攻撃的だったが、アレックは比較的礼儀正しい態度を貫き、最後は「子供たちが車の中で泣いている。こうやって答えたし、もう追いかけるのはやめてくれ」と懇願している。パパラッチ嫌いのアレックにしては珍しい態度で、そこからもことの深刻さが伺える。
今も事態は深刻を極める。この映画のプロデューサーも兼任するアレックは、捜査の結果次第では刑事事件の被告になる可能性もあるのだ。彼のキャリアは、この低予算のインディーズ映画で終わりを迎えてしまうかもしれないのである。
現在63歳のアレックがプロの俳優としてデビューしたのは1980年。90年代にはアクション映画『レッド・オクトーバーを追え!』やロマンチックコメディ『キスへのプレリュード』などに主演し、イケメン主演級映画スターとしての地位を謳歌した。
しかし、近年アメリカでは、コメディで人気を集めてきている。その大きな転機となったのは、2006年に放映開始したNBCのテレビドラマ『30 ROCK/サーティ・ロック』だ。この番組で、アレックはエミーを2度受賞した。
この記事を見たとき、米俳優とは誰だと感心を向けて見た訳だが、アレック・ボールドウィンだという。この俳優は、原作トムクランシーの「レッドオクトーバーを追え」で、一応準主演級のジャック・ライアン(CIA情報官)役をやっていて覚えているが、その後のジャック・ライアン役に起用されることもなく、ほとんど話題にもならず記憶からも遠ざかっていたのだが、未だ俳優をやっていたと云うことを知った程度だ。
もっとも「レッドオクトーバーを追え」での、ボールドウィンが俳優としてヘタクソだったという思いはなく、それなりに好演していたと思えるが、記事の冒頭でも記されている如く、「怖いもの知らずでキレやすく、敵も作ってきた彼は、過去にいくつもの騒動を起こしてきた。」という辺りにあるのだろう。しかし、本事件で、ボールドウィンの命運は尽きたのだろう。
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銃誤射で2人死傷「人気アメリカ人俳優」の悲劇、原因は「映画の予算削減」のせいか
11/4(木) 11:01配信 東洋経済オンライン
ハリウッド俳優のアレック・ボールドウィンが、人生最大の危機に直面している。怖いもの知らずでキレやすく、敵も作ってきた彼は、過去にいくつもの騒動を起こしてきた。しかし、今回は洒落にならない。事故とはいえ、彼の手によって人がひとり死んだのだ。
■撮影現場で起きた「とんでもない悲劇」
すでに広く報道されているとおり、その事件が起きたのは、彼が主演する映画『Rust』の撮影現場。「空です」と手渡されたにもかかわらず、アレックがかまえた銃から放たれた弾丸は、目の前にいた撮影監督ハリナ・ハッチンスの命を奪い、隣にいた監督ジョエル・ソウザを負傷させてしまったのである。
ショックを受けたアレックはその後しばらく泣いていたそうで、現在は、妻や子どもたちとヴァーモント州に身を隠している。
しかしそこにもパパラッチが押し寄せ、テレビも「このピザ屋にアレックはひとりで訪れた」とか「家族と一緒に歩いていた」など、彼の一挙一動を取り上げている状況だ。
しびれを切らしたアレックは、現地時間10月30日、ドライブ中に妻ヒラリアと一緒に車を降りてきて、追いかけてきたパパラッチらに対し、路上で短い質問に答えた。
ヒラリアの態度は攻撃的だったが、アレックは比較的礼儀正しい態度を貫き、最後は「子供たちが車の中で泣いている。こうやって答えたし、もう追いかけるのはやめてくれ」と懇願している。パパラッチ嫌いのアレックにしては珍しい態度で、そこからもことの深刻さが伺える。
今も事態は深刻を極める。この映画のプロデューサーも兼任するアレックは、捜査の結果次第では刑事事件の被告になる可能性もあるのだ。彼のキャリアは、この低予算のインディーズ映画で終わりを迎えてしまうかもしれないのである。
現在63歳のアレックがプロの俳優としてデビューしたのは1980年。90年代にはアクション映画『レッド・オクトーバーを追え!』やロマンチックコメディ『キスへのプレリュード』などに主演し、イケメン主演級映画スターとしての地位を謳歌した。
しかし、近年アメリカでは、コメディで人気を集めてきている。その大きな転機となったのは、2006年に放映開始したNBCのテレビドラマ『30 ROCK/サーティ・ロック』だ。この番組で、アレックはエミーを2度受賞した。