米国のお坊ちゃま大統領が、取りあえずビックスリーへのつなぎ融資を決定したとのことです。倒産によって生み出される解雇者の増大等、米国経済への更なる急激な影響を恐怖した故の結論なのであろうと思います。
しかし、こんなことをしたって、単に結論を先送りするだけのものでしかないと感じられます。そして、驚いたことに、GMの会長の何某とかいう方は、「今後リストラを進めるが、私は辞めない」と公言しているとのことです。つまり、こんな状況に至っても、責任を取ろうとしないという訳です。日本も米国も、似た様な立派な経営者が多いものだと感じます。
もう一つ、我が国のスズキが、鈴木修氏が再び社長に就任したとのことです。この方の能力の高さは十分に認めますが、間もなく79才になろうというお歳です。この会社は、中小零細企業じゃないんだから、何で今更こんな爺さんが頑張らなくちゃならんのかと思わずにいられません。下にいる者の中から、「修さん引っ込んでいてくれ。そして俺にまかせてくれ」という者がいないのかなと思わずにいられません。こんなことじゃ、このズズキというメーカーの未来は、暗いと思わずにいられません。