私が想像するより早く自動運転車(レベル4以上)は販売されることになる様子が見えてきた。そのような時代、どの様な社会的現象が現れて来るのだろうか。自己知識の範囲で記してみたい。
既にレベル1~2など、例えば自動ブレーキ車などが販売され出している。こんな状況において、巷の事故が減り、ボデーリペア分野の仕事量が減りだしているという。これがレベル4や5の商用車や営業車が販売されてくると、職種としての運転手は不要となる。貨物車もタクシーやバスなどの旅客運輸業においても同様なのであろう。
レベル4以上のクルマも、いくらテスト評価を繰り返した上の販売でも、当初は様々な要因により多少の事故は生じるのだろう。しかし、それら事故と車両の制御も検証され尽くされ、ほぼ事故というものは生じなくなるのだろう。そもそもレベル5では、無人運転も認められる訳で、運転者の責任を問いようがない場合も多かろう。現状、クルマの走行には、任意保険の付保が当然のことであるが、レベル5以上が当然となる時代では、現行損害保険会社の収入保険料(売上金相当)は7割近くにも達するが、大幅に縮小することになるだろう。代わりに車両メーカーなどを対象にした製造瑕疵(生産物賠償保険)は増加するのであろうが、到底一般の自動車保険の目減りを補えるものではないだろう。ということは、別途の商品開発を見出さない限り損害保険会社はシュリンクせざるを得ないだろう。
自動運転車は、その開発コストもあり当初は相当に高額なものとなろう。それでも、国土交通省や警察庁は、その普及推進と、一定の期限を定めて移行を促すのだろう。それと、法規制以前の移行促進策として、新車購入時の高額援助金や減税、それに伴う税収補填としての旧来車への増税を行うのであろう。これは現在始まっている、燃費基準達成した新車の減税と13年使用以降車の増税からも容易に想像がつくことだ。
レベル5が普及した時代、公道における旧来車(自動運転でない車)の運転は禁止されるだろう。つまり車検が受けられず登録車としてナンバープレートの交付も受けられなくなる。旧車を走らせたいなら、閉鎖された私有地やサーキット運搬してのみ行うしかなくなる。
追記 EV車の普及
自動運転車と並列になりガソリン、ディーゼルといった内燃機関が淘汰され、EVもしくはFCVの普及の方向が欧州の国々で打ち出された。その理由としては、CO2(地球温暖化)や排ガス、省エネルギーつまり石油の枯渇への恐れが云われている。しかし、本当に地球が温暖化しているのか、埋蔵石油量が枯渇するのか、様々な異論を示す識者は多い。かといって原子力エネルギーに国内電気量を60%を超えて依存するのはフランスだけだ。その原子力エネルギーでも、効率は30%前後がいいところで、それでEVに充電したところで、全体効率は内燃機関と大差はない。
私的な思いだが、クルマを運転するのは、目的地への移動手段がすべてではない。そこにクルマの運転を楽しみたいという思いがある。それは、モーターとは異なるエンジン特性であったり、シフトセレクト、排気サウンド、ステアリングの応答等々書きつくせないのだ。
既にレベル1~2など、例えば自動ブレーキ車などが販売され出している。こんな状況において、巷の事故が減り、ボデーリペア分野の仕事量が減りだしているという。これがレベル4や5の商用車や営業車が販売されてくると、職種としての運転手は不要となる。貨物車もタクシーやバスなどの旅客運輸業においても同様なのであろう。
レベル4以上のクルマも、いくらテスト評価を繰り返した上の販売でも、当初は様々な要因により多少の事故は生じるのだろう。しかし、それら事故と車両の制御も検証され尽くされ、ほぼ事故というものは生じなくなるのだろう。そもそもレベル5では、無人運転も認められる訳で、運転者の責任を問いようがない場合も多かろう。現状、クルマの走行には、任意保険の付保が当然のことであるが、レベル5以上が当然となる時代では、現行損害保険会社の収入保険料(売上金相当)は7割近くにも達するが、大幅に縮小することになるだろう。代わりに車両メーカーなどを対象にした製造瑕疵(生産物賠償保険)は増加するのであろうが、到底一般の自動車保険の目減りを補えるものではないだろう。ということは、別途の商品開発を見出さない限り損害保険会社はシュリンクせざるを得ないだろう。
自動運転車は、その開発コストもあり当初は相当に高額なものとなろう。それでも、国土交通省や警察庁は、その普及推進と、一定の期限を定めて移行を促すのだろう。それと、法規制以前の移行促進策として、新車購入時の高額援助金や減税、それに伴う税収補填としての旧来車への増税を行うのであろう。これは現在始まっている、燃費基準達成した新車の減税と13年使用以降車の増税からも容易に想像がつくことだ。
レベル5が普及した時代、公道における旧来車(自動運転でない車)の運転は禁止されるだろう。つまり車検が受けられず登録車としてナンバープレートの交付も受けられなくなる。旧車を走らせたいなら、閉鎖された私有地やサーキット運搬してのみ行うしかなくなる。
追記 EV車の普及
自動運転車と並列になりガソリン、ディーゼルといった内燃機関が淘汰され、EVもしくはFCVの普及の方向が欧州の国々で打ち出された。その理由としては、CO2(地球温暖化)や排ガス、省エネルギーつまり石油の枯渇への恐れが云われている。しかし、本当に地球が温暖化しているのか、埋蔵石油量が枯渇するのか、様々な異論を示す識者は多い。かといって原子力エネルギーに国内電気量を60%を超えて依存するのはフランスだけだ。その原子力エネルギーでも、効率は30%前後がいいところで、それでEVに充電したところで、全体効率は内燃機関と大差はない。
私的な思いだが、クルマを運転するのは、目的地への移動手段がすべてではない。そこにクルマの運転を楽しみたいという思いがある。それは、モーターとは異なるエンジン特性であったり、シフトセレクト、排気サウンド、ステアリングの応答等々書きつくせないのだ。