私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

恐るべきインドのクルマ屋さんのこと

2008-01-13 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険

 インドにタタ・モーターズ・リミテッド(Tata Motors Limited)という自動車メーカーがあります。インドというと一昔前までは、後進国等というイメージがありましたが、今や経済発展が著しいブリックス(BRICs)と呼ばれる国(ブラジル (Brazil)、ロシア (Russia)、インド (India)、中国(China) の頭文字を合わせた4ヶ国の総称)の一つであります。

 そんなインドの財閥企業である、タタ・コンサルTatanano_3シズ(Tata Consultancy Services)の傘下企業であるタタ・モーターズ・リミテッド(Tata Motors Limited)は、最近米国フォード社からジャガーおよびランドローバーのブランドを買収したそうです。そして、超低価格車としてナノというクルマを本年9月から販売すると発表しました。

 ナノは写真の通り4ドアHB車(全長3.1m全幅1.5m全高1.6mでエンジン排気量620cc)で、その価格は10万ルピー(約28万円)と驚きの低価格とのことです。日本の軽より小さいクルマですが、果たして各国の排出ガス規準と _nsno__2に脅威です。※駆動方式はRR(リヤエンジン・リヤ駆動)の様です。

追記
 インドのクルマの現在の年間市場規模は100万台だそうです。そして、2010年には世界有数の200万台市場になる見通しとも伝えられます。世界の主要自動車メーカーが加熱するインド市場に続々と参入し、熾烈な競争を繰り広げる中、乗用車で約57%という驚異的なシェアを誇るのが日本企業のスズキさんだそうです。


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