私の思いと技術的覚え書き

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整備白書R2年より その1

2021-11-16 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
整備白書R2年より その1
 昨日、産業廃棄物問題のことに触れたが、これに関連して自整業・BP業などの、いわゆるレバーレート(時間当たり工賃単価)の研究を改めてしてみたいと考えてる。そんなことから、日整連集計の整備白書(R2年)を入手し、掲載された各諸数値から傾向だとか別の視点で見るべきものがないかと思考し始めたところだ。

 そんな中、添付したのはR2年の1工場当たりの、整備内容別の平均入庫台数の表だが、車検、定期点検、事故整備、その他の4区分した中で、事故整備の対前年値が△9.8%と減少していることに気付く。

 この理由として幾つか想定されるのだが、一つは昨年(R2年)はコロナ病変勃発の年による影響が想定できる。通年、特に5月のゴールデンウィーク明けには、休み期間中に生じた事故車大量に入庫するのだが、昨年はさっぱり入庫がされなかったとう現象を見聞きしている。そのた、コロナ病変は、人流、物流の減少させる効果を生んだことが、事故そのものの発生を押さえ込んだと思える。

 もう一つは、ASVと云われる先進安全装備車の普及が進んでいることにあるのだろう。いわゆる自動ブレーキなどであるが、これで事故が皆無になる訳ではないが、減らす効果は生まれるだろう。このASVは、自動運転レベル3以上まで、充実していくだろうから、今後の事故整備としては、総量が増える要素は少ないのだろう。





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