石橋差し戻し裁判を思う・横浜地裁に連絡
事前に断っておきたいが、私は石橋を擁護するのでもなく、また「あおり」運転を容認するものでもないという考えを持つことを前提に書き留めたい。
あおり運転で現在横浜地裁で異例の再審理が進められている件だが、この裁判は極めて「あおり」というものが日本の中で熱狂的というまでに極悪犯罪化してしまったことに驚いている。これは日本人の悪いクセなのかもしれないか、マスゴミのせいにだけするつもりはないが、「またあおり運転」と毎度毎度繰り返しのは、「また老人が」とまったく同じで、国民は火に油を注ぐ様に燃え上がる。そして、極悪石橋になるべく重い罪をと望むのだ。
つまり、そういう国民皆が感じているのと同じ思いが、検察官や裁判官(この件は裁判員裁判らしいので任命された裁判員)にも生じていたのではないかと想像される。
しかし、今年1月にも下記リンクで記しているが、今回の被害者2名が死亡したのは、石橋が100%悪かったとは到底思えない。不起訴になったという後ろから追突した大型トラックの運転手にどう考えて過失はあったと思える。
そんな思いもあり、今朝(4/1)、横浜地裁に電話を入れ、当方が電話をして示唆したからといえど、いささかも影響なんかないだろうことを承知で、あえて先に記した思いを伝えた次第だ。
ところで、慰霊の差し戻しの理由について、当初はその辺りのこと(第三者の過失)を指摘してのことだと思っていたが、本当の理由は全然別のことだと知るので書き留めておきたい。
『当初の地裁判決では、被告が車を止めたあとに起きた事故に危険運転の罪が適用できるどうかが争点となりました。横浜地裁は「適用できる」という判断を示し、懲役18年を言い渡しました。しかし2審(2019年)の東京高裁は、次のように指摘しました。
裁判の前の手続きで、裁判所が検察と弁護側の双方に「危険運転の罪にあたらない」という見解を表明したのは違法で明らかな越権行為であって、量刑に影響を与えた可能性がなかったとは言えず、被告に主張の機会を十分に確保しなかった点も違法だ。
つまり「危険運転にあたらない」という見解を裁判所が事前に示していたのに、判決で「適用できる」という逆の結論を出したことを問題視し、地裁で審理をやり直すよう命じたのです。』と第三者の責任なんてことはまったく考慮されてはいない。
そもそも、拙人は自動車の運転を始めて45年程になるが、この「あおり運転」とか走行中の車両を止めるなんていう違法行為は昔からあった。この「あおり」という行為は必ずしも日本だけでなく、諸外国でもあると認識している。そんな問題が、なんで何故いきなり極悪非道で極刑にもしかねない様な世論が形成されてしまったのだろうか。
今回は、あおり運転熱狂で儲かったのは、ドライブレコーダーの製造・販売企業程度だろうが、こういう踊り踊らされることを、別名偽旗作戦とも云う。今のロシアとウクライナの問題だ。多くのマスコミは、ロシアが100%悪いと云う。これは、アメリカの意志だろう。日本は、それを指示しない訳にはいかないと云う呪縛がそもそも、狂っていると感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/be/ebbe594df80e4a020a47437d906cafbb.jpg)
【過去記事】
2017年6月の東名あおり運転の石橋差し戻し審の件
2022-01-27 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/2551268e12f706c204b446c46301719e
#踊りやすい悪癖持つのが日本人
事前に断っておきたいが、私は石橋を擁護するのでもなく、また「あおり」運転を容認するものでもないという考えを持つことを前提に書き留めたい。
あおり運転で現在横浜地裁で異例の再審理が進められている件だが、この裁判は極めて「あおり」というものが日本の中で熱狂的というまでに極悪犯罪化してしまったことに驚いている。これは日本人の悪いクセなのかもしれないか、マスゴミのせいにだけするつもりはないが、「またあおり運転」と毎度毎度繰り返しのは、「また老人が」とまったく同じで、国民は火に油を注ぐ様に燃え上がる。そして、極悪石橋になるべく重い罪をと望むのだ。
つまり、そういう国民皆が感じているのと同じ思いが、検察官や裁判官(この件は裁判員裁判らしいので任命された裁判員)にも生じていたのではないかと想像される。
しかし、今年1月にも下記リンクで記しているが、今回の被害者2名が死亡したのは、石橋が100%悪かったとは到底思えない。不起訴になったという後ろから追突した大型トラックの運転手にどう考えて過失はあったと思える。
そんな思いもあり、今朝(4/1)、横浜地裁に電話を入れ、当方が電話をして示唆したからといえど、いささかも影響なんかないだろうことを承知で、あえて先に記した思いを伝えた次第だ。
ところで、慰霊の差し戻しの理由について、当初はその辺りのこと(第三者の過失)を指摘してのことだと思っていたが、本当の理由は全然別のことだと知るので書き留めておきたい。
『当初の地裁判決では、被告が車を止めたあとに起きた事故に危険運転の罪が適用できるどうかが争点となりました。横浜地裁は「適用できる」という判断を示し、懲役18年を言い渡しました。しかし2審(2019年)の東京高裁は、次のように指摘しました。
裁判の前の手続きで、裁判所が検察と弁護側の双方に「危険運転の罪にあたらない」という見解を表明したのは違法で明らかな越権行為であって、量刑に影響を与えた可能性がなかったとは言えず、被告に主張の機会を十分に確保しなかった点も違法だ。
つまり「危険運転にあたらない」という見解を裁判所が事前に示していたのに、判決で「適用できる」という逆の結論を出したことを問題視し、地裁で審理をやり直すよう命じたのです。』と第三者の責任なんてことはまったく考慮されてはいない。
そもそも、拙人は自動車の運転を始めて45年程になるが、この「あおり運転」とか走行中の車両を止めるなんていう違法行為は昔からあった。この「あおり」という行為は必ずしも日本だけでなく、諸外国でもあると認識している。そんな問題が、なんで何故いきなり極悪非道で極刑にもしかねない様な世論が形成されてしまったのだろうか。
今回は、あおり運転熱狂で儲かったのは、ドライブレコーダーの製造・販売企業程度だろうが、こういう踊り踊らされることを、別名偽旗作戦とも云う。今のロシアとウクライナの問題だ。多くのマスコミは、ロシアが100%悪いと云う。これは、アメリカの意志だろう。日本は、それを指示しない訳にはいかないと云う呪縛がそもそも、狂っていると感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/be/ebbe594df80e4a020a47437d906cafbb.jpg)
【過去記事】
2017年6月の東名あおり運転の石橋差し戻し審の件
2022-01-27 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/2551268e12f706c204b446c46301719e
#踊りやすい悪癖持つのが日本人