私の思いと技術的覚え書き

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自民・高野光二は何故速やかに辞任したのか

2023-06-23 | コラム
自民・高野光二は何故速やかに辞任したのか
 国会議員とか、その秘書が暴行など犯罪行為を犯しても、自ら議員辞職など言い出さないのが政治の世界の常識だと思っていた。これは、以下の長周新聞が伝える自民「林芳正」(現外務大臣)の14年前の出来事を伝える記事でも判ることだ。
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不審なる林芳正の18年前の飲酒加害事故の記録
2022-10-17 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/a3e51427240164f4680bd158a08bcd52

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 ところが、自民・高野光二が秘書に暴行を与えた事件が俄に伝えられると共に、本人は議員辞職をしたと云う記事だ。こういう場合、知らぬ存ぜぬと言葉を濁し、世間のウワサも時と共に忘れると、生き長らえるのが政治家のやり方と思うところだが、今回は何故、速やかな辞任となったのだろうかを考えてみたい。

 高野が私設秘書を殴りつける暴行を働き、その1月後に同秘書は退職したとのことだが、何故今次、事件を自ら公表すると共に辞任することになったのだろうか。

 あくまで想像だが、暴行された秘書は、弁護士を介し暴行事件を警察に告訴することを楯に、損害賠償の話しをしていたと想像できる。その示談話が様は高野がたかをくくっておざなりの対応をして来たのではないだろうか。業を煮やした代理人弁護士は、高野を刑事告発する挙に出たのではないだろうか。

 こうなると、ことの事実は明かで、理不尽な暴行とか、未だ明かされていない高野の不正や不当行為が露見することを覚悟し、辞任をしてまずは刑事告訴に備えた反省の意志を示そうと云うとことだろうか。

 当然刑事告訴による量刑は、示談の成立が情状酌量に関わって来るので、高野としては刑事告訴から検事の立件までの間に、精一杯示談の成立に励むしかないのだろう。

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【速報】自民・高野光二郎参院議員が辞職 秘書を殴打し流血させる
TBS NEWS DIG Powered by JNN 6/22(木) 14:31配信
 元秘書に対する暴行が明らかになった徳島・高知選挙区選出の自民党・高野光二郎参議院議員が、きょう付けで議員を辞職しました。
 徳島・高知選挙区選出の自民党・高野光二郎議員は、参議院に辞職願を提出し、きょう付けで受理されました。
 高野氏は、去年末、高知市内の居酒屋で元秘書を殴打し、鼻から流血させました。
 16日の記者会見で、高野氏は、暴行したことは認めましたが、殴った回数については元秘書との証言が食い違っています。
 高野氏の辞職により、参議院の徳島・高知選挙区では補欠選挙が10月22日に行われることになりますが、自民党・高知県連はあす、役員会を開いて対応を協議することにしています。


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