私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

スズキというメーカー

2016-04-12 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 私がスズキというメーカーに持つイメージは、はっきりいってあまり良いものではありません。
 その元凶は、今でも代表権持つじじじ会長(修・86才だぜ)が何時までも居座っていることにあるのかもしれません。確かに、過去の全国同一価格で安価販売されたアルトや、まったく新しいパッケージングを取り入れヒットした初代ワゴンRぐらいまでのヒットへの功績は認めますが、その後は労害といおうか、これでは幾ら優れた社長が登場しよが、活躍する余地がなくなるとも思えるからでもあります。

 さて、スズキのクルマ作りですが、全般としては悪くはないと思っています。しかし、その品質管理はちょっとレベルが低いと判断しています。これは、アンダーボデーのシーリング処理やアンダーコーティングををライバルメーカー(ダイハツ)と比べると、劣ると判断せざると得ないからです。また、同社の経年車を観察すると、明らかにアンダーボデーの発錆が多いものと判断されます。

 もうひとつ、サスペンションのアームなど個別部品ですが、これらは協力メーカーからの外注に頼っているのでしょうが、部品の保管管理が杜撰なことが垣間見えます。すなわり新車納入直後の同社のアンダーボデーを観察すると、各サス・アーム類の主にエッジ部など、発錆が生じていることが観察されるのです。これは、外注メーカーの問題なのか、元請けプラントにおける部品の管理(雑然と床に転がしていることを想像させる)に要因があるのだと思われます。

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