古いクルマを、今改めて眺めた時、新鮮にすら感じられるのは、同様の思いの方も多いのが、このFaesbook等の写真にも旧車が多く登場することで判ります。
しかし、旧車の現状とか復元課程を幾たびも見て来て思うのは、部品が供給が不可能な中、如何に腐蝕したボデーを復元するのが大変かということでもあると感じます。(エンジンなどメカ部品も、部品なしから一品製作が必用になるなど、それなりに苦労は生じるので . . . 本文を読む
またまた前回の作業に関連してBMWミニ(R56)のファンベルトによる補機駆動について記してみたい。
R56のN系エンジンでも今や一般化したベルト1本による補機駆動が使用されています。ファンベルトの交換は、スペースが狭く行い易いとはいえないと感じます。この手の1本ベルトシステム(サーペンタインベルトシステム:ぐねぐねの意)は、バネ力によりベルトテンションを与えているアイドラプーリーをメガネレンチ . . . 本文を読む
またまたBMWミニのN系エンジンの続編です。
このエンジンはクランクプーリーや内部のスプロッケットを、軸に勘合させ位置決めさせるキーがないことを知り、昔の整備屋としては大変驚いた次第です。例えばフロントのクランクプーリー部のオイル漏れでシール替える作業は今でもあるでしょう。今までのつもりで、プーリーボルトをインパクトで緩めプーリーを外し取り付けるだけなんて思っていたら大変なことになります。プー . . . 本文を読む
先日、BMWミニ(R56)前期のN12エンジンでチェーンコマ飛びとバルブタイミングのことに触れましたが、その続編として記します。
実は無事エンジンは始動しアイドリングも安定し、バブルのクラッシュも生じていないことが判りホットしたのも束の間、チェーンらしき異音が生じることが判明したのでした。実は、先回の分解においてタイミングチェーンのコマ飛びと外れかけ、およびアッパーガイドの破損までが生じてい . . . 本文を読む
近年は中国、韓国、インドネシアなどの新興国から格安タイヤが出回っています。価格はバカ安だが国産に比べ品質はどうなのと気になる問題です。今回、韓国ハンコック社(世界第7位、ベンツやダイハツなどでも純正採用)を試す機会がありましたのでレポートしてみます。
タイヤはハンコック・スポーツⅣ(215/45ZR-17)です。これをBMWミニ(R50) に組み込んで、早朝の高速路を飛ばします。バランス調 . . . 本文を読む
最近は一時全盛を誇ったタイミングベルト(コックドベルト)のカム駆動が少なくなり、それ以前のチェーンが再利用されるエンジンが多数となっています。しかし、以前の幅広のダブルローラーチェーンでなく、幅狭のシングルローラーチェーンの使用がほとんどです。
このシングルローラーチェーンですが、あくまで個人的感想ですが、耐久性に乏しいと判断しています。好くなBMWや同ミニに採用の4気筒エンジン(N系)など . . . 本文を読む