見上げてごらん青い空を

バイク アウトドア カヌー 写真 登山 キャンプ 日々についてのつぶやき、ひとりごと 

無念のあおむし

2008年11月10日 | Weblog
見事なまでの大きさ、その貫禄! そして美しさ(?)を兼ね備えたあおむしくんは、やはり堂々とアスファルトをすばやく(?)移動していた。

最初に彼に出会ったのは先週の事。
患者さんから、「大きなあおむしが花壇の近くにいるから潰しておいた方がいいよ」と残酷な連絡を頂いたのだ。
見ると彼は花壇には目もくれず、行き先を思案中のようであった。

わたしですら、背筋がゾクっとするようなあおむしだった。
ここから形容するので、嫌いな方は想像しないでいただきたい。(無理か)
体長は10cm以上はあるだろう、パンパンに張った胴体は最大直径2cm程はありそう。色は全身が黄緑の緑色を強くしたような鮮やかな色。そしてお尻の方にはアンテナのように突き出たトゲがあり、ご丁寧に体の色とは違い全体が黄色で先端の黒までグラデーションがかかっている。
今時の車のアンテナのようだ。

気持ち悪がっていながら変な話だが、あおむしの形としてはオーソドックスで減点される点もなくとても美しい「あおむし」だった。

最初に出会ったときはあおむしらしからぬスピードで移動し、目を放した隙にいなくなってしまった。

その彼が、今日になって道路を移動していたのだ。しかもほぼ真ん中を。
先週と同じように体をくねくねさせながら、我が物顔(?)で直進していた。

その後は、ご想像にお任せする。
危ないからと声をかけても、あっち行け!と進路を変えさせても結局は同じ結果だったかもしれない。
彼なら大きな美しい蝶になれたと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする