脱走兵サム伍長

温泉からの荷物が届きました。


大きくて重いです。


中身は、お肉が詰まっています。

よかったな、サム。

と、サムがいません。

「へい！ただいまあ〜」


おい！クマのプーさん状態だぞサム。


ここは出口じゃないんだ。
いくら耳を下げてもダメだぞ。


と怒ったら、人間の家に逃げ込みました。


と、出て行きましたが。


泥だらけの足跡で。


サム！
今日から伍長に格下げダア。

脱走兵サム軍曹

今日は、yuyuさんが温泉から送った荷物が届くので門を開けておきました。


実は、庭内には4台の監視カメラがあって、庭に出入りできる3つの門の全てがモニターできるようになっています。
が・・・。
ムッムム！
サム軍曹がカメラに映っているではないか！！！

玄関を開けると、サムがいました。


「あの〜、ここ入れないですけど・・・」


でも、ここから出たんだろ！

「でも、ハイレナイノデス」

「強行突破でムギュ〜〜」


そうか！
今日はボール遊びしてないものな。

「へっへ。目が輝きますよ〜」

「わ〜い」


「わ〜い」


とはしゃぐ、サム軍曹であった。

雨の日のサム君

雨の日の朝、窓の下にサム君がいます。


人間と犬小屋の軒下にスペースを作りました。

「でも、庭には出られないんですよね・・・」

「こんな日は、この場所かな〜」


「ボール君は、いつでも一緒だよ〜」