ベネチア派展の肖像画で気になった一枚、それはyuyuさんが選んだ作品と同じでした。
でも、わたしの感想は、yuyuさんと真逆です。
似たような構図としては、このような肖像画があります。
そして、この男がこちらを見ていることがお分かりだと思います。
しかし、決定的に違う点は、笛を持つ男はこちらを見てはいません。
では?
どこを見ているのでしょうか。
それが、この作品の全てを物語っています。
笛を持つ羊飼いであれば、このような画風が普通です。
しかし、この男。
陰になっている右目の表情が、(写真集では)微かにこちらを見ているように思えます。
わたしの結論を申し上げます。
この男は、死んでいます。
正確に言うと(絵の中で)殺されています。
首筋にある2本の線は、細い革ひもで絞殺されたことを示しています。
その手口は猟奇的です。
もしも殺すことを目的としていれば、喉仏を締め上げて窒息させるはずですが、この男には、そのような生活反応が認められません。
首の前方に、生きている間に圧力が加えられなかったということは、けい動脈を革ひもで圧迫することで脳虚血状態に貶め、且つその状態を最低でも10分ないしは20分以上持続させることで、脳実質細胞を壊死させたと考えられます。
このような処遇は、この男が抵抗できない状態で行われたことを示唆しています。
この男は、こちらを振り返って、さらに自分の背後を見ているのですが、解剖学的にいってこの絵の通りの方向であれば、その角度では何も見えないはずです。
そう、この男は「見えない世界」を見ています。
それは何か?
それは死後の世界です。
右目の暗い目で、死を見せています。
そして、左目で死後を見つめています。
で、この絵の意味を想像してみました。
が、タブーを含むので、ブログでは書かないことにします。
ま、これもひとつのルネッサンスなのかなとも考えています。
でも、わたしの感想は、yuyuさんと真逆です。
似たような構図としては、このような肖像画があります。
そして、この男がこちらを見ていることがお分かりだと思います。
しかし、決定的に違う点は、笛を持つ男はこちらを見てはいません。
では?
どこを見ているのでしょうか。
それが、この作品の全てを物語っています。
笛を持つ羊飼いであれば、このような画風が普通です。
しかし、この男。
陰になっている右目の表情が、(写真集では)微かにこちらを見ているように思えます。
わたしの結論を申し上げます。
この男は、死んでいます。
正確に言うと(絵の中で)殺されています。
首筋にある2本の線は、細い革ひもで絞殺されたことを示しています。
その手口は猟奇的です。
もしも殺すことを目的としていれば、喉仏を締め上げて窒息させるはずですが、この男には、そのような生活反応が認められません。
首の前方に、生きている間に圧力が加えられなかったということは、けい動脈を革ひもで圧迫することで脳虚血状態に貶め、且つその状態を最低でも10分ないしは20分以上持続させることで、脳実質細胞を壊死させたと考えられます。
このような処遇は、この男が抵抗できない状態で行われたことを示唆しています。
この男は、こちらを振り返って、さらに自分の背後を見ているのですが、解剖学的にいってこの絵の通りの方向であれば、その角度では何も見えないはずです。
そう、この男は「見えない世界」を見ています。
それは何か?
それは死後の世界です。
右目の暗い目で、死を見せています。
そして、左目で死後を見つめています。
で、この絵の意味を想像してみました。
が、タブーを含むので、ブログでは書かないことにします。
ま、これもひとつのルネッサンスなのかなとも考えています。