あれから28回目の月命日を迎えた。
もう2年4ヶ月も経ったと言うのに
南相馬市の震災関連で亡くなられた方が5名増えて424人になった。
地震と津波で亡くなられた方と合わせて1,060人になってしまいました。
震災関連死というけれど、実際には原発事故関連死になるのではないだろうか?
そういえば「原発事故で亡くなられた人はいない」なんて言ってた国会議員がいたけど、
あれはうやむやになってしまいましたね。
原発事故が本当に収束しなければまだまだ続いていくことになるんでしょう!!
残念です。
南相馬市からの転出者も増加しているそうです。
身近な人でも隣の相馬市や県外に家を購入し移住した方が多くなってきました。
震災と原発事故による避難者数は6月で15万人を切ったそうです。
長期間の避難生活に資金難や精神的に疲れて仕方なく戻った人
警戒区域内の自宅をあきらめて移住を決断し住宅を購入した人
いろいろな人がいるでしょうが、
もう安全だから戻ろうと思い戻った人は少ないでしょう。
久し振りに北泉海岸に寄って見ました。
2011年4月1日
震災1か月後は地盤沈下の影響か砂浜がなくなってました。
2012年1月28日
砂浜が戻ってきました。
火力発電所も被災したタンクや建物が撤去され復旧が進んでます。
2013年7月11日
砂浜はあまり広がってないけどサーファーが戻ってきています。
火力発電所も営業運転を再開しています。
旧警戒区域を除く震災による被害は少しずつではあるが目に見えて復旧が進んできています。
しかし、原発事故による被災への除染等の対応は一向に進んでいません。
福島市へ行くと除染が進んでいるのが目に見えてわかります。
南相馬市民はこれから先まだまだ我慢を強いられそうですね。