84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

立冬

2006年11月10日 | Weblog

 

 11月 6日 蟷螂や壁に遺品の鎌一つ
 11月 7日 ベランダに風の狼藉冬たてり
 11月 8日 殉血を滴り初めるポインセチア
 11月 9日 旅人に満ちる力や冬桜
 11月10日 山茶花や早や失恋のモザイク絵

 11月7日は立冬。最果てのサロマ町に竜巻の手痛い挨拶。おりしも我が家の2階のベランダ、突風が洗濯物満載の物干し竿を床に叩きつけて去った。17号バイパスの幡羅遺跡辺りの、今年の冬桜並木は近年に無く満ちていた。庭先の顔見知りのカマキリが消え、ポインセチアに、山茶花に冬への誘いが伺われる。