84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

十一月侭

2006年11月30日 | Weblog

 

 11月26日 リハビリの指にどんぐり従はず
 11月27日 自販機
の事なげに吐くマスクかな
 11月28日 友消えて山茶花冷となりにけり
 11月29日 冬月や北より来る「北明かり」
 11月30日 捨てられし
           カカシ眼を向く十一月侭

 今朝、残り1枚の12月の暦に変えた。明日からは師走である。秋から冬への橋私渡しの1週間。日向ぼっこをしながら「どんぐりの袴合せ」でリハビリをするお年寄りに逢った。病院の待合室では風邪をこじらせた患者が多い。大病院にはマスクの100円自販機がある。慌てて買い求めた。稲狩跡に眼を見開いた案山子が捨てられていた。辺りの藁で覆ってやった。北から黄色のじゃが芋が届いた。