84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

寒満月

2011年01月21日 | Weblog

  軒下で昨夜(ゆうべ)を語る水仙花

 1月21日。昨夕、東京りんかい線「国際展示場」の電子部品展覧会に来ていた現役時代の教え子が訪ねてきて今朝早々帰国した。彼を駅まで送迎した寒天に寒満月が白々と輝いていた。GDP(経済力)が日本の2位を抜いた中国の現状を中心に過去の経済国の盛衰を語り合った。チャップリンの英国ー大阪万博の頃GNPで西ドイツを抜いた頃の日本ーリーマンショックのアメリカ経済失墜ー10余年過ぎにはアメリカの1位を抜き去らんとしている中国。資源無き日本の内憂外患を白々とした寒満月に見た思いだった。


大寒

2011年01月20日 | Weblog

   大寒や試歩で超えたる大歩橋

 1月20日。大寒。風邪で歩かなかった10日間の脚力は衰えていた。1㌔を超えると汗ばむ。国道に架かる階段の無い歩道橋に挑む。これに勢いを得て、3.5キロほど歩く。一息ついた頂上で眺めた西空には動かぬ雲。本格的な冬が月末まで続く気配だ。早朝のGゴルフは暫く自重と決めた。記録:①白鵬挑戦の連勝記録は昨日23でストップ。連勝した稀勢の里の無心、横綱の重責感のなせしことか?白鵬には連勝記録更新の仕事が残る。② 全日本卓球選手権女子シングルで小学4年生二人が愛ちゃんの最年少記録を抜く。


水涸れる

2011年01月18日 | Weblog

     富弘の詩絵新刊寒見舞い

 18日。バケツの水は氷っていても微風で正午の気温は昨日より4.5度は高い。通院帰りに寄ったスーパーの花コーナーには温室育ちの花々が並んでいる。星野富弘さんの口で描いた新刊本が届いた。風邪も峠を超えたので一時庭に出て乾ききった鉢に水を満たす。


風邪

2011年01月17日 | Weblog

   家も外(と)もマスク暮らしやきのふけふ

 1月17日。今日は阪神大震災の16年周年日。6千余名の霊に黙祷!朝日新聞によると、神戸市では震災後に転入・出生した新住民が約38%が占め、体験や教訓をどう語り継ぐか問われている。地震災害の経験の無いまま老いた老人の一人として反省しきりである。


寒暁

2011年01月16日 | Weblog

    1月16日 寒暁の床中テレビ俳句かな

 だるい体に風邪薬が効いてか5時過ぎまで熟睡できた。8時過ぎに何はともあれ一旦起床して気がついたら昼過ぎになっている。今日も西高東低の寒日らしい。


女正月

2011年01月15日 | Weblog

    1月15日 妻に買ふメモ無き一つ女正月
  

 今日15日は、小正月で女正月とも言われ昔は女衆のくつろぐ日であった。年輩夫婦ばかりの当団地では昨日と変わる様子も無い。8日まで快調に飛ばし過ぎた反動で風邪の1週間になってしまった。13日には快復した筈なのが再発してしまった。午前中は点滴を打ち、肺炎併発のレントゲン写真を見せられ安静加療を指示されてしまった。女正月の妻には風邪のプレゼントをしてしまったようだ。伏している妻のメモの買物をして帰宅。来週月曜日の大切な集いのキャンセルとお詫びと今日のブログが終わらんとしている。


実南天

2011年01月14日 | Weblog

 

       4日 活に励む親子や実南天
 

 大学生で未だ就職の決まてたいない方が居られるようだ。中にはタイミング悪く親もリストラで離職して親子で糧の道を探す家庭もあると聞く。きのどくだ。片や有能技術者は国内に見切りを付けて、中国などに走っている。又国内地場産業も有望な若者の獲得に懸命である。国政の安定が急がれる。通常国会を控えて菅内閣の人事改造の大方が決まり本日任命式とある。党内葛藤劇と野党懐柔狙いの1番番頭交代等の効果を心配視する国民で


霜柱

2011年01月13日 | Weblog

 

     月1日 霜あれば道なして行く登校児
  

 漫画「タイガーマスク」の主人公伊達直人を名乗る善意のランドセルプレゼントが全都道府県の児童福祉施設に広がっている。最近は、ランドセル以外に食べ物やお年玉まであるらしい。私もと思えど腰の上がらない苛立ちのこの頃である。


川涸れる

2011年01月12日 | Weblog

 

    月12日 川涸るや途切れとぎれに鳥の脚

 年の 暑 の向こうを張るかのように 寒 の日が続く。北極圏からの1級寒気が日本列島を覆っているのと、ペルー沖の赤道付近の海水温度を下げるラニーニャ現象が原因らしい。川の底の軌跡を残すように細る水量を白鷺の1本脚が隠す。