84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

傘寿のクラス会

2012年10月11日 | Weblog

  葡萄郷に集ふ傘寿やクラス会

10月11日。。久しぶりに帰省した。1つは、旧制中学校の仲間が一斉に傘寿になったので、ブラジルからの帰省者も加えての傘寿会。2つ目は兄弟がともに金婚式と傘寿を前後して迎えるので、揃って父母の墓参方々の本家での集いの為だった。クラス会の方は既に20%強が他界し残りの大方も複数病息災。余生の峠を感じさせられた。


刈田

2012年10月10日 | Weblog

  縁先に続く刈田や分家の子

10月10日。今頃は5時半ごろから夜明けが始まり、夕方も今迄6時だった市の帰れコールの放送が5時に繰り上がった。日増しに日照時間が短縮されている。とびとびの田んぼの稲刈りも始まり刈田の広がりが晩秋を際立たせる。稲雀や鷺などが刈り終わらぬ田んぼと刈田を往来している。食糧の自給自足は減るばかりでTPP/FTAなど世界的政策の進む中での我が国の主張見極めや主張に国民は関心を持っている。


星月夜

2012年10月09日 | Weblog

  婆は祈り児は科学する星月夜

 10月9日。。今日のトップニュースは「山中教授ノーベル賞受賞」である。”iPS細胞(人口多能性幹細胞)作った為”と言う。これにより新薬開発や再生医療実現の糸口になり、これから実現するまでの長い道に向かう感謝と決意の謙虚さに感じいったものである。今日のS句会の席題は「星月夜」だった。


体育の日

2012年10月08日 | Weblog

 体育の日の晴れて人なきグラウンド

 10月8日。体育の日。日光戦場ヶ原に初氷が張ったとのニュース。当地も15℃の朝方だったが日照とともに戸外にいると忽ち汗ばむ秋晴れになった。町の都合で昨日に替えた体育祭が雨で中止したのに、「体育祭の日」の今日の町のメイングラウンドは晴れ! 人気なしグラウウンドを通る老人が手にしたドングリをベンチに置き去った。


男郎花

2012年10月07日 | Weblog

  光る妻みつめる夫や男郎花

 10月7日。。天気予報の絵文字は太陽になっているのに昨夜来の雨目。今日の当H地区市民体育祭は予想もしなかった中止。野原や神社に今が盛りの女郎花、少し離れてうつろな佇まいの男郎花。加齢とともに亭主共はおとなしくなる。これでいいのだ。


若者言葉

2012年10月06日 | Weblog

  コスモスや若者言葉ゆれる道

10月6日。。今年の10月は晴雨定まらない日が殊更多い。老齢化や景気低下で街中の行事が多くなった近年、戸外行事日が雨になると大方が「中止」になる。例外は学校の運動会くらいのものだ。明日の地域の体育祭は晴れの予報であるが?。近頃若者たちの言葉が流行り出している。言葉使いに厳しい俳句の先生の、顰め面が浮かんでくる。これも時代の流れの1つなりや?


新豆腐

2012年10月05日 | Weblog

 渡されしメモに書き足す新豆腐

 9月5日。。颱風19号が北海道東沖に抜けて日本列島は久しぶりの秋晴れの様子。当地も上空隅々まで探せど雲なしだ。秋の収穫が始まり山海の恵みが味覚を楽しませるせてくれる季節になった。新豆腐もその1つである。頼まれたお使いのメモになかった一品である。


曼珠沙華

2012年10月04日 | Weblog

 回天兵に手向ける全て曼珠沙華

 10月4日。。遅れ気味だった当地の曼珠沙華が一斉に咲きだした。2年前までは個人になった回天兵で俳句とブログのT先輩とあちこちでデジカメに収め回っていた。だから今は目の前にある彼岸花はすべてTさんに捧げるものとの思いに駆られる。


藤袴

2012年10月03日 | Weblog

    寿老人護る健気さ藤袴

 10月3日。。散歩コース1つに近くの別府沼公園があり、月に5.6回以上は通う。その都度途中の全久院により、ブログ用の四季の写真をあさり、合わせて近所のSさんの墓に手を合わせる。Sさんの両親が逝って11年になるが欠かしたことはない。7月からお参りの相手が一人増えた72才で急逝されたSさんの奥さんだ。このことは今もって家族は知らないが、”隣は何する人ぞ”が進む世の中、こんな付き合いもあっていいと思う。


コスモスに思う

2012年10月02日 | Weblog

   隣国も今が盛りや秋桜

 10月2日。。残暑復活とあわてた昨日だったが、今日から2.3日は25度以下になるとの予報。野菜や果物も気象変化追従に懸命だ。現役時代に派遣された隣国も今がコスモスの揺れている時期だ。産業立国に指導した時代に育ん信頼関係。”そこまでやるか?”の彼の国の国政に戸惑いは増すばかりである。