飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

4.定期借地借家アドバイザー 64

2024-02-07 08:39:45 | 定期借地借家アドバイザー

                 プロフィール 
                     バックナンバⅠ
                バックナンバー2

        一日一億円超売る   new
        祭事の正体  新連載   Ⅰ
        日本一のチョコイベント

        大阪で、日本最大級のチョコレ
        ートイベントが盛り上がってい
        る。阪急うめだ本店の「バレン
        タインチョコレート博覧会2024
        」には、国内外の約300ブラン
        ド、3000種類を超えるチョコレ
        ートが集結。出店ブランド数と
        アイテム数は、東京、名古屋を
        抜いて、バレンタイン催事で日
        本一を誇る。「楽しさ世界No.
        1」を本気で目指す社員が企画・
        運営する、日本を代表するチ
        ョコレートイベントだ。
        市川歩美 ジャーナリスト
        (今回新連載です)



        2年で6割寝上げ  new
                              名物ラーメン激白 
                最終回   20
        国民食の思いが価格を抑えた

        だが、これからのラーメン業界
        の発展を考えたときに、技術に
        見合った価格をつけることが必
        要だと強く思ったのだという。
        豚骨ラーメンの世界からの評価
        が高まり続ける一方で、「ラー
        メンは国民食」という意識が強
        いためか価格がついてこなかっ
        た歴史。それをひとつのお店の
        動きから変えようという思いだ。
        ((今回最終回です)



        2年で6割寝上げ 
                               名物ラーメン激白 
                連載   19
        技術で補う、考えあった 

        「博多ラーメンは価格の面では
        清湯系にかなり後れをとってき
        ました。店の雰囲気やしつらえ
        など、ラーメン以外の部分も大
        きかったと思います。ですが、
        それを落ち度とは捉えず、食べ
        てくれたお客さんがクオリティ
        が価格に見合っているか納得し
        てもらえればいいと考えていま
        す」(甲斐さん)博多ラーメン
        は原価をかけるのではなく、“
        技術”だけで美味しくできるた
        め、安く提供すべきものだとい
        う思いが甲斐さんの中にもあっ
        た。
        (次回最終回です(
        



         2年で6割寝上げ  
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                連載   18
         職人の価値

         これは「でぶちゃん」の今後
         を考えての選択というだけで
         はなく、ラーメン業界全体へ
         の提案でもある。博多ラーメ
         ンが東京では1100円で出せる  
         食べ物であることを証明する
         とともに、食材費だけではな
         く、職人の“技術”も価値であ
         るということを伝えたいとい
         う思いが大きい。
         (次回に続く)



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                連載   17
          プライスリーダーに

          「1100円のラーメンでも、
          お店がいただけるのは100
          0円です。税込み1000円で
          は『1000円の壁』を超えた
          とはいえない。それを業界
          全体に意識付けたいなと。
          私が調べた限り、博多ラー
          メンで1100円をつけている
          お店はないと思います。い
          つかはそういう時代が来る
          とは思っていますが、他力
          本願ではなく、自分がプラ
          イスリーダーになることを
          決意したんです」(甲斐さ
          ん)
          (次回に続く)



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                 連載   16
           ついに1100円(税込)に

           インボイス制度で世の中が
           消費税を強く意識するこの
           タイミングで、甲斐さんは
           税抜き1000円、つまり1100
           円で打ち出すことに決めた。

「博多ラーメン 1100円(税込み)」の文字(筆者撮影)

           (次回に続く)

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           ラーメン価格消費税込みか

           通常のラーメン店で、価格
           は税込みで表示されている
           ことがほとんどだ。例えば
           メニューに「ラーメン 850
           円」と書いてあって、お会
           計のときに「935円です」
           と言われたらどう感じるだ
           ろうか? こういうときは筆
           者でも正直一瞬戸惑う。同
           じく若干違和感を覚える人
           は多いはずだ。消費税を払
           うことは当たり前のはずな
           のに、なぜかラーメン店だ
           とお客側の消費税の感覚が
           抜けてしまう。
           (次回に続く)


         
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           インボイスで意識変わる

           そこでさらに甲斐さんの気
           持ちを変えたのが、今年10
           月に施行されたインボイス
           制度だ。世の中が「税込み」
           「税別」の金額を強く意識す
           る考え方に切り替わっていく
           このタイミングで、甲斐さん
           は税抜きで「1000円の壁」を
           超えることが必要だと考えた。
           (次回に続く)



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                 連載   13
           850円に値まも、ままだま

           そこで2022年6月のお店の
           5周年のタイミングで、博
           多ラーメンを850円に値上
           げした。初めは高いと言
           われることもあったが、
           物価高騰の中、都内では
           850円の博多ラーメンは
           当たり前のものになって
           いった。このラーメンは
           自分しか作れる人がいな
           いという誇りを持ちなが
           ら、昨今のラーメンの「
           1000円の壁」問題の話題
           を見るたび、まだこのま
           まではダメだという思い
           が続いていた。
           (次回に続く)



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            20年の経験と技術

            確かに自分のラーメンの
            作り方を客観的に見ると、
            簡単に教えられるもので
            はない。20年以上作って
            きたからこそ築き上げら
            れた技術なのだ。この技
            術は他のラーメンにない
            ものだし、もっと誇った
            ほうがいい……。甲斐さん
            は、自分のラーメンを690
            円で提供するのでは価値
            に見合っていないと気付
            いたのだという。
            (次回に続く)



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            勇気をもらった
            「あるときフレンチの有名
            なシェフと出会い、美味し
            いラーメンを作ってるんだ
            からもっとアピールしてい
            かないとダメだと言われた
            んです。『俺のラーメンが
             No.1だと言い続ければいつ
            かそうなる日が来る』と言
             われ、考えが変わっていっ
             たんですよね」(甲斐さん)
             (次回に続く)

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            豚骨ラーメンの再認識

            確かに筆者も2021年当時、
            「でぶちゃん」のことはま
            ったく知らず、店の前から
            漂う豚骨の熟成臭が気にな
            り店に入ったのだった。甲
            斐さんはもちろん自信を持
            って作ってきたつもりでは
            あったが、外から評価を受
            けることで改めて豚骨ラー
            メンの素晴らしさを再認識
            したのであった。
            (次回に続く)



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            うまいのに無名

            まずこの約2年について
            、甲斐さんは次のよう
            に振り返る。「20年以
            上博多ラーメンを作っ
            てきていますが、2年前
            ぐらいまでは鎖国状態で
            他のラーメン店の方とは
            まったく交流をしていま
            せんでした。コロナ禍で
            、SNSを中心に少しずつ
            交流するようになり、見
            聞を広める意味でもこれ
            からは積極的に人に会お
            うと思ったんです。そう
            してよく言われるように
            なったのが『なんでこん
            なに美味しいラーメンを
            作っているのに無名なの
            ?』ということです」
             (甲斐さん)
             (次回に続く)



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                 連載  8
            価格高騰に何を思うのか

 

          そこから2年半の時が流れ、
          同じラーメンが1100円にな
          った。690円時代と比較す
          ると、約60%の値上げであ
          る(もちろんこれは「博多
          ラーメン」の話であり、他
          の商品の値上がり率はそれ
          ぞれ異なる)。店主の甲斐
          さんはこの約2年で何を思っ
          たのか取材した。
          (次回に続く)



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                 連載  7
           
クオリティーの高さに驚く

           筆者が初めて「でぶちゃん
           」を訪れたのが2021年3月。
           このときは博多ラーメンが
           690円で、なんとランチタ
           イムは替え玉が無料だった
           。これほどまでのクオリテ
           ィの豚骨ラーメンがこの価
           格であることに驚いた記憶
           しかない。
           (次回に続く)



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                 連載  6

           約2年で「690円」が12月
           から「1100円」に

           そんな動きの中で、東京・
           高田馬場にある「博多ラー
           メン でぶちゃん」が今年
           12月1日から博多ラーメン
           を1100円に値上げした。
           「でぶちゃん」は都内で
           も人気の豚骨ラーメン店。
           店主の甲斐康太さんのX
           (旧Twitter)上での歯に
           衣着せぬ“ご意見番”的な
           ポストでもおなじみだが
           、甲斐さんの紡ぐ豚骨ラ
           ーメンのクオリティは都
           内でもトップレベルだ。
           (次回に続く)



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                 連載  5
           ラーメ福岡使える順位45位

           現地博多に食べに行くと、
           豚骨ラーメンはやはりまだ
           まだ安い。かつての調査で
           はあるが、「ラーメン1杯に
           払える値段」は福岡県は全
           国45位とかなり低い。風土
           的にも博多豚骨ラーメンの
           値段が上がりにくかったと
           言えるだろう。

高田馬場の「博多ラーメン でぶちゃん」(筆者撮影)
          (次回に続く)



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                 連載  4
          博多ラーメンの1000の壁

          その中で、国内の博多豚骨
          ラーメンはまだまだ安く、
          「1000円の壁」を超えるど
           ころの話ではない。「一蘭
           」の都心の店でもラーメン
            は980円、「博多一風堂」
            の都心の店の「赤丸新味」
            も980円となっている。驚
             いたところでは、高円寺
           の人気店「ラーメン 健太
           」がラーメン1杯1000円と
           なったが、替え玉が無料
           となっているので、純粋
           な1000円オーバーとは言
           えない。
           (次回に続く)



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                 連載  3 
          博多ラーメン出遅れ

          その中で「1000円の壁」に
          後れをとっているラーメン
          の一つとして、「博多豚
          骨ラーメン」が挙げられ
          るだろう。日本の豚骨ラー
          メンは海外で最も注目さ
           れているラーメンの一つ。
          「博多一風堂」の世界進
            出をはじめとして、海外
           に一番広がっていて一
            番評価されているラーメ
           ンは豚骨ラーメンと言っ
           ていいだろう。国によっ
           ては3000円、5000円を
          つけているところもある。
           (次回に続く)



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                 連載  2  
          1000円が珍しくなくなった

          ここ1~2年での水道光熱費
          や原材料の高騰を受けて、
          ラーメン店は「理想の価格」
          などとは言っていられなく
          なった。高級食材を使うお
          店やガスで豚骨を炊きっぱ
          なしのお店など、価格高騰
          のあおりを受けて、今まで
          の価格では同じクオリティ
          を維持できないレベルにま
          で来ている。都内の清湯系
          の名店を中心に1000円以上
          の価格をつけるお店が少し
          ずつ増えてきていて、都心
          ではラーメン1000円が珍し
          くなくなってきた。
          (次回に続く)



           2年で6割寝上げ  
                                     名物ラーメン激白
 
                新連載  Ⅰ         
           ラーメンの適正価格は

ラーメン業界がなかなか乗り越えられない「1000円の壁」。
その中でもとくに遅れをとっていたのが、博多豚骨ラーメ
ンでした(筆者撮影)

         ラーメンの適正価格の話題
         が尽きない。ここ数年メデ
         ィアを賑わせているラーメ
         ン「1000円の壁」問題をは
          じめ、ラーメンの適正価格
         はいくらがふさわしいのか
         という話題は、1000円とい
         う価格に限らず常に議論さ
         れている気がする。
         井手隊長ラーメンライター
         (今回新連載です)



                 ゼンショー増資攻勢 new
                 直面する不安   最終回 13
                 自己資本率が低い

                 自己資本比率も同25.4%と
                 、水準はけっして高くない。
                 競合する吉野家ホールディ
                 ングスの直近決算の自己資
                 本比率は51.4%、同じくす
                 かいらーくホールディング
                 スも38.5%であることと比
                 べると、ゼンショーの低さ
                 が際立つ。今回の増資によ
                 って一時的に自己資本が膨
                 らむが、減損リスクを考え
                 ると、さらに自己資本比率
                 が低下することも可能性と
                 してはある。フード業世界
                 一への道のりは、たやすく
                 はない。まずは今回調達す
                 る500億円の資金をどこに
                 振り向けるのか注視したい。
                 (今回最終回です)



                 ゼンショー増資攻勢 
                 直面する不安   連載  12
                 財願基盤盤石じゃない

                 ゼンショーは、財務基盤が
                 盤石とは言えないことも気
                 がかりだ。ロッテリアなど
                 の買収では、劣後ローンで
                 合計400億円を資金調達し
                 た。スノーフォックス買収
                 の際は、900億円をブリッ
                 ジローンで調達した。その
                 結果、2024年3月期上期末の
                 負債は4697億円と、前年同期
                 から1000億円以上も増加した。
                 (次回に最終回です)

 



                   ゼンショー増資攻勢 
                 直面する不安   連載  11
                 1400億円の商標権抱える

                 一方で、商標権は毎年減損
                 テストを行うことになる。
                 買収した企業の経営状況が
                 よくなければ、大きな減損
                 が発生する可能性があると
                 いうことだ。ゼンショーは
                 今2024年3月期上期(2023
                 年4~9月期)に既に548億
                 円の商標権を計上している
                 。ここにスノーフォックス
                 の895億円が上乗せされる
                 と、1400億円を超える商標
                 権を抱えることになる。
                 (次回に続く)



                  ゼンショー増資攻勢 
                 直面する不安   連載  10
                 企業買収継続

                 今後も企業買収を継続すれ
                 ば、減損のリスクを抱え込
                 むことにもなる。スノーフ
                 ォックスの買収で発生した
                 のれん資産の895億円は、
                 AFC買収の際と同様に、今
                 期中に商標権に組み替える
                 予定だ。商標権に組み替え
                 ることで減価償却する必要
                 がなくなり、のれん償却負
                 担は生じない。

牛丼チェーンの「なか卯」は2005年に買収した(編集部撮影)

                (次回に続く)

                 ゼンショー増資攻勢
                直面する不安   連載   9
                ウェンディーズで失敗する

                勢いを増すゼンショーだが、
                同社の過去のM&Aについて
                は、すべてが成功している
                わけではない。2002年にア
                メリカハンバーガーチェー
                ンの「ウェンディーズ」を
                ダイエーから買収し、フラ
                ンチャイズ展開していた。
                しかし、ウェンディーズの
                事業は思うように成長が見
                込めず、2009年のフランチ
                ャイズ契約期間の満了をも
                って契約を終了した。
                (次回に続く)

                 ゼンショー増資攻勢 
                直面する不安   連載   8
                FC企業もM&A対象候補

                フランチャイズ展開をする
                企業であることも、M&A先
                の候補として挙げられる。
                前出のAFCやスノーフォック
                スは、北米などで3000店舗以
                上を持ち、ほとんどの店舗を
                FCで展開している。FC展開を
                することで、出店時のリスク
                を低減することが可能だ。店
                舗などの固定資産を持つ必要
                がなく、速やかに出退店を
                行える。
                (次回に続く)



                 ゼンショー増資攻勢 
                直面する不安   連載   7
                ロッテリアで世界進出目指す

                この先、ゼンショーはM&A
                先としてどのような企業に照
                準を定めるのか。世界トップ
                企業との売上高の差を考慮す
                ると、まずは「ファストフー
                ド」業態が浮かび上がる。世
                 界で多くの店舗を出店してい
                るブランドが多く、買収すれ
                ば事業拡大に寄与する。実際
                に、今年4月にロッテリアを買
                収した。ロッテリアは海外へ
                の進出を目論む。「ロッテリ
                アは海外展開も強化していき
                たい」と、ゼンショーの丹羽
                清彦執行役員は意気込む。
                (次回に続く)



                 ゼンショー増資攻勢 
                直面する不安   連載   6

                世界一目標も先は長い

                「フード業世界一」。ゼンシ
                ョーは経営目標として掲げる
                この野望を実現すべく、今後
                は海外企業のM&Aを積極化す
                る構えだ。日本は人口減少に
                より、市場規模が小さくなる
                ことが懸念される。海外での
                展開強化は、一段の成長を遂
                げるためには必須だ。しかし、
                海外のトップ企業に並ぶには、
                まだまだ遠いのが実状だ。例
                えば、アメリカで上場する外
                食企業で最も売上高の大きい
                スターバックスは、2023年9
                月期売上高が359億ドル(約
                5兆2000億円)と、ゼンショー
                をはるかに上回る。
                (次回に続く)


                     
                 ゼンショー増資攻勢 
                直面する不安   連載  5

                20年間で10倍の成長

                2018年には、アメリカを中
                心に持ち帰りずしチェーン
                を展開する「Advanced Fre
                sh Concepts Corp.」(AFC)
                を傘下に収めた。コロナの
                影響が落ち着いた2023年4
                月には、ハンバーガーチェ
                ーン「ロッテリア」の株式
                を取得。さらに9月には、
                ヨーロッパやアメリカで持
                ち帰りずし店を展開する「
                SnowFox Topco Limited」(
                スノーフォックス)を約8
                70億円で買収した。M&A
                をテコに規模を拡大し、2
                023年3月期の売上高は77
                99億円と、20年間でおよ
                そ10倍の成長を遂げた。
                (次回に続く)

                   ゼンショー増資攻勢 
                直面する不安   連載  4

                 

2               (次回に続く)



              

 

2

                ゼンショー増資攻勢 
                直面する不安   連載  3
                  M&Aで事業拡大

                ゼンショーはここまで、M
                &Aを駆使して業容を拡大し
                てきた。1982年の創業当
                初は弁当屋だったが、同年
                から牛丼チェーンすき家を
                展開。その後、2000年にフ
                ァミリーレストランの「コ
                コスジャパン」、2002年に
                ハンバーグレストランなど
                の「ビッグボーイジャパン
                」、2005年に牛丼チェーン
                の「なか卯」を次々と買収
                した。
                (次回に続く)



                ゼンショー増資攻勢 
                直面する不安   連載  2
                増資発表後株価7%下落

                今回調達する資金は、すべ
                て将来のM&A(合併・買収
                )に充てる方針だ。2026年
                3月期までに使用しなかった
                場合や未使用額が発生した
                場合には、2027年3月期ま
                でに借入金の返済に充当す
                る。今回、増資後の発行済
                み株式総数は11月24日時点
                から約4%増える見通し。こ
                の株式の希薄化が株式市場
                では嫌気され、11月24日の
                ゼンショー株の終値は8742
                円と前日から138円も下げ
                た。その後も同社株価は下
                がり続け、11月30日の終値
                については8214円と、発表
                前と比べて7%超も下落して
                いる。
                (次回に続く)



                ゼンショー増資攻勢 
                直面する不安   新連載  Ⅰ
                9年ぶり500奥苑増資

                牛丼店「すき家」などを展
                開する外食最大手のゼンシ
                ョーホールディングスが、
                一段の成長へとアクセルを
                踏み込む。同社は11月24日、
                公募増資と第三者割当増資
                により最大約500億円の資
                金を調達すると発表した。
                発行価格は12月5~8日の間
                に決め、払込日については
                同11~14日とする。新たに
                発行する株式は521万8000
                株を予定する。同社が公募
                増資で資金調達を行うのは
                9年ぶりだ。9年前の公募増
                資では約270億円を調達。
                その資金は、国内外の新規
                出店や既存店の改装などに
                充てた。
                金子弘樹 東経記者
                (今回新連載です)

                      プロフィール 
                         バックナンバⅠ
                      バックナンバー2


 

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