さて・・また真夜中にブログ書いてます!
アイロン改・簡易ホログラム貼り機の結果をご報告したいと思います・・
夕方に下地を作っておいたメタルジグとプラミノーにテスト貼りをしてみました~
正直ここに書いて良いものか悩みましたが
現在テンションが↑↑上がっているJなのでUPしちゃいます♪
今回も長いので本当に興味のある方のみご覧くださいm(_ _)m
自分で言うのもなんですが高価なアップダウン機よりポテンシャルが高いです><;
そして、Jの記事を読んで購入された方・・ごめんなさいです
安価でハイスペックなホロ貼り機(アイロン改)が出来ちゃいました~><;
普段は書かないコツとか細かな所まで公開です^^;
※後で消すかもです・・
では、いつものように画像で・・

仕事を終えた後、下地作り・・
バリ取り、プライマー、ウレタン下地
この時期の気温ならウレタン塗装後、2時間半~3時間で貼れるようになります。

アップダウンの機械でも使っているシリコンの鍋敷き
シンプルな形状なら専用に冶具を作らなくてもホロ貼りができる優れものです♪
キッチリ貼るためには専用台座(冶具)が本当はあれば良いのでしょうが
個人で貼るホログラムですからこれで十分かと・・

厚みや堅さが違っても使えるか試してみます

こんな感じに配置してアイロン改・ホロ貼り機の電源ON!!

最初は4分で貼ってみます・・待っている間にホログラムやジグの準備
余白が勿体ないのでホロ箔を縦にカット・・ジグの幅に

ジグの下に敷いてある紙も意味があるんです・・
実はこれシールの台紙・・ツルツルしているのが良いみたいです!
シリコン鍋敷き→薄いシリコン→シール台紙となります。

4分弱ですがシリコン表面はこの温度

裏のアルミ板は既に100℃超えてます・・早いです!!

まずは試しに押してみます!!
ちゃんとした下地で押すのは今回が初めてです^^

5秒ほど上から押しつけてみました!

結果は・・あれ?幅狭い
シリコンの厚みが少ないのか??

ホロを変えて再チャレンジ

今度は押し当てたまま、前後にグリグリと動かしてみました~

オオ~ッ!!!!貼れた♪

そうかぁ~アイロンだから動かして貼ればOKじゃん!!!
これってローラー機とアップダウン機の良いところがあるんじゃないの♪

最初に失敗したレンズ・・再度試してみる!
グリグリと動かしてみると^^

今度はバッチリ!!
アップダウン機はシリコンの厚みと柔らかさで貼る感じですが
上下にしか動かせないのでホロが貼れない場所が出てしまいます。
でも、この機械はアイロンなので手でシリコンの盤面が自由に動かせる!!
凄い!!・・ってアイロンなんだから当たり前なんだけどね(笑)

綺麗に貼れたんだけど・・

えらの部分が気になり始めた・・

ここはホロが浮くのでそのままでは転写されない所

でもアイロンだから・・こんなことも

エラの溝に直接シリコンあてられるからホロもちゃんと転写されます!!
ローラー機並みジャン!!!!

メタルジグは貼るコツもつかめたので・・

たぶん、みなさんが気になっている「ミノーは貼れるの?どうなの!!」にお答えして試してみます^^

ホロ箔をセットして・・

アップダウン機だと、最初に触れた部分から曇りが出たり(一部同じ場所が長く押されるので)
熱と転圧する力でボディの変形とかもあるんですよね~
ローラー機のように一定に通過できれば大丈夫なんですが・・

そうアイロンなので力加減とシリコンの盤面角度は自由自在♪
ミノーもホロの曇りなく貼れちゃいましたよ!しかもこの曲面を!!!

ホロ箔の幅がないので背中一部足りませんが・・これだけ貼れれば十分なのでは

反対側も問題なく貼れてしまいました~
慣れれば誰でも貼れますねコレ・・なんか良いものが出来ちゃったんじゃない~♪

38gもテスト貼り・・

グリグリとアイロン本体を動かせば・・

う~ん問題なく貼れてしまう

箔送り機能とかも無いし全て手動・・というか自分の手だけど貼れちゃいましたよ簡単にホログラムが^^;

ヤバイ!!コレ、楽しくなってきた・・
仕事じゃないから更に楽しいんだろうけど
思った以上にアイロン改・ホロ貼り機が高性能!!使えます><;

しかもアイロンだから当たり前だけど温度がここまで上がります
サーモスタッドでON・OFFを繰り返して一定の温度をキープ

台座のシリコンをどれに変えてもちゃんと貼れました・・
こんな感じの鍋敷きでOK

シリコンも切れることなく強度と耐久性バッチリです・・

アップダウン機より予熱時間も大幅に短縮!
製作コストもリーズナブル・・しかも軽いし持ち運べる!!
最初にこちらを作るべきでしたねぇ~
当時は考え付かなかったけど^^;

貼り終わっても温度はこのあたり・・さすが元はPanasonicのアイロン

アップダウンでは割れてしまったホロも温度が20~30℃高いだけで大きなヒビ割れなく貼れてます
高温になれば糊の溶け始める時間も早くなり、抑える時間も短くて済むからなのでしょうね~

テスト貼りで作った38Rも秋のイナダに使えますな^^

いや~手でこの曲面が貼れちゃうとなるとある意味革命ですね~
まぁ一般にはホログラム箔の入手困難という高い壁があるので革命にはならないでしょうが・・

どこかで2~3㎝幅のホロ箔の切り売りを安価で始めてくれるとありがたいのですが^^;
ほとんど需要がないから無理でしょう(笑)

揃えたもの、アイロン・アルミ板・型取りシリコンにネジ4本と鍋敷きとシール台紙!
加工の仕方は過去記事に・・

MMS君やDT君のようにジグを自作される方たちにはこの機械はものすごく良いものになるのでは^^/
画像左はMMS君がJのジグを模して初めて作ったメタルジグ
右はDT君がオリジナルで作った最初のメタルジグ
工房のボードには皆の最初が飾られてます^^;
※チャレンジされる方は全て自己責任でお願いします。
加工には危険も伴いますので安全第一で!
またアイロンによる火傷などもありますから作業には十分気を付けてください。