9/12(木)今年は400名の参加者が35kを駆け抜ける
今月29日(日)の開催日が迫って来ました
先月末、台風の影響で延期になっていた
コースの視察・整備(2回目)に参加
道の駅 清和文楽館8時集合で
五ヶ瀬ハイランドスキー場へ移動
大会当日、スタート地点の『緑仙峡 清流館」から
小川岳(1542m)を経て約12.5k
最初のエイドステーションで
4時間のタイムリミットになる第一関門
スキー場から小川岳に向かうハイカーを見送り
9:10 準備体操をしてスタート
五ヶ瀬スキー場~向坂山~三方山~遠見山から林道までのコースを歩きます
広いゲレンデの急勾配に息を弾ませると
向坂山に向かって最初のコース表示
爽快な秋空のもと
コース最高峰の向坂山(1684.8m)山頂
三方山まで5.6k、ここから下りが続き
この夏のゲリラ豪雨で根こそぎ倒れた無惨な
倒木が目立ちます
三方山まで4600m地点
さらに下り
ブナ巨木を仰いで
小さくアップダウンを繰り返すと
なめこが付いた美しい苔が横たわり
展望台に到着
リーダーの永谷さんが山座同定
国見岳や烏帽子など脊梁の山々を望んで
まだ下り
コースを塞ぐ枯れ木を払います
ナタ、カマが活躍
11:30 最低鞍部で昼食を済ませ計測再開始です
三方山に向かってのアップダウンを
コロコロは正確に地面を撫でる
雲が増えて気になるころ
なんの花だったか?種子が特異です
あっちこっちのキノコが気なる?
2600m地点
またまたキノコ
キノコの季節です
キノコ好きには堪らないが...
採る人はいない?目利きに自信がない
急な岩場を抜けると
視界が開け
石灰岩の露出した岩尾根を通過
『天女ケ岩』の標識に駆け上ると
崖上から展望は
五勇山、白鳥山、江代山、市房山、石堂山など脊梁南部の山々のパノラマ
でも、大会コースは崖上には上がらず下を進みますが
余裕があれば一見の価値あり
急なルートの迷い易い箇所に表示して
ドリーネみたいな雰囲気のなかに
舞茸?がびっしり
雷が落ちた樹木の裂け目に立ち止まる
ほぼ中間地点18kの表示
稜線は九州の背中といわれる太平洋側と日本海側の分水嶺
樹齢千年はあろう
コブだらけの熊本県の巨樹・巨木『分水古櫻』
春には花を咲かせる
トレイルランナーが駆け抜ける
気持ちよい稜線が続く
またまたキノコこれは?解りません
どんどん表示
ようやく、1577m 三方山山頂
向霧立越・那須往還の拠点に到着
ここは第2エイドでちょっと狭い
タイムリミット6時間となる
周辺は近年、鹿の食害によるスズタケや草本類の減少で
荒れている
間違い易い箇所にはコースアウトの赤テープを張ります
危険で滑りそうな急な下りにも表示
三方山から北に伸びる尾根にある遠見山を巻いて
山頂には行かず
三方山登山口を過ぎると
20km地点
オブジェの倒木を潜ると
ガスが立ちこめ
幻想的なコースになったり
天然トレイルの醍醐味
苔の倒木があったり
頭上注意の裏側にも注目
さぁ、楽しくなってきましたよ
ここは思いっきり走るゾーン
視界もぼんやり
ちょっとルートを外れるとトンギリも見え
苔にナメコも生える
ワイルドで変化にとんだコースは
飽きさせません
でも、駆け抜けるランナーは気がつかないかも知れませんね!
霧立越の平家ブナに対抗して名付けられた源氏ブナ
巧ましいい男ブナ
鬱蒼とした昼なお暗い杉林もありますが
大木のヒメシャラが艶やかに
輝いて待ってます
背丈以上のススキが覆う箇所は既に払われ
スムーズに通過
矢筈岳 が墨絵のように出迎え
足元は鮮やかに
26km地点
最後の下りから
林道へ出ると遠見山登山口
迎えの車が待機して
16:35 到着
ここは第3エイドになり、タイムリミット7時間
ランナーはさらにゴールの『緑仙峡 清流館』まで
7kmの舗装林道(途中1kは山道)の下りをラストスパートです・・・
これでほぼ全コース整備完了
皆さん大変お疲れさまでした
選手の皆さんも安心して
山都の自然豊かな脊梁を駆け抜けることでしょう!
それから、それから
トレランの実績を誇る
エキスパート荒木宏太選手出場決定
当日がとても楽しみになって来ましたね!
帰りの車中では...
今日は身体がビールを要求していると?とリーダー
これは答えるしかない
さぞかし吸い込みがいいでしょう
そのあとに控える酒も要求のままに、、、どうぞどうぞ
異口同音。。。