乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

高野山お礼参り

2013-12-06 | 四国巡礼
12/3(火)荘厳な空気に包まれて

遍照尊院本堂で朝6時よりお勤め



大師様のお蔭を頂けるよう
八十八ヶ所のお砂踏みも勧行

奥の院から参詣
高野山を含む『紀伊山地の霊場と参詣道』の世界遺産
高野山は、平安時代のはじめ日本が生んだ偉大な聖人
弘法大師によって開かれた日本仏教の一大聖地
117の寺院がありそのうち52ヶ所が宿坊を持つ



一の橋から御廟まで約2kmの道のりには
約、20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が
樹齢千年を超える杉木立の中に立ち並ぶ



中の橋駐車場から奥之院



「金剛峯寺境内案内人」がご案内



奥之院にはおびただしい数の五輪塔が祀られて
密教の教えでは、宇宙は「空・風・火・水・地」の五つの要素から構成され
五輪塔の形はこれらから形作られているそうである

奥の院で最大の供養塔は駿河大納言忠長の母
(2代将軍秀忠夫人お江(ゴウ)の方)
石塔の材料の石材は瀬戸内海周辺で切り出され
海を渡り紀ノ川をさかのぼり人と牛馬で山上へ運んだ



この御廟橋を渡ると大師御廟への霊域
この橋を渡る人は、橋の前で服装を正し、礼拝し
清らかな気持ちで霊域に足をふみ入れます


弘法大師が御入定されている聖地
御廟の奥の岩室で今も生きて瞑想を続けていると信じられている大師の
存在と同じように 過去と現在、そしてこの世と異世界を超越し
それらが交錯する空間であるとか ・・・・・

奥深く厳かな佇まいのなか
厳粛な気持ちで心を空白にすると
浄土へ導かれるようだが.......



現世に引き戻されて
金剛峯寺(こんごうぶじ)
高野山のすべての土地は金剛峯寺の所有
高野山真言宗の総本山の名称となっている



壇上伽藍
高野山の伽藍は真言宗総本山金剛峯寺の根本道場



真言密教の聖地で1200年を超える歴史や
受け継がれた幾多の伝説に触れながら遍路お礼参りも
最終章となったが、、、

山を下りて
『慈尊院』 女人高野別格本山



弘法大師(空海)が高野山開創に際し
高野山参詣の要所にあたるこの地に表玄関として伽藍を草創し
一山の庶務を司る政所、高野山への宿所、冬期の避寒修行の場所とされ
高野山町石道の登り口

高野山を訪れた弘法大師の母公が、女人禁制のため入山を許されず
翌年にこの地で亡くなったことから、弘法大師は母公のために
弥勒堂(御廟)を造られ弥勒菩薩坐像(国宝)を安置し
それ以来、慈尊院は「女人高野」とも呼ばれ親しまれている


根来寺にも参拝



戦国時代の歴史の中で「豊臣秀吉の根来攻め」で有名なお寺
新義真言宗総本山
高野山僧の間で権勢を奮っていた覚鑁(かくはん)上人は
羨望の的となり教義対立から 高野山を追われ、根来に逃れて
高野山の古義に対して新義真言宗の根来寺を創設した



国宝、多宝塔をはじめ「350万平方メートル」の広大な敷地は見応え充分
ちょっとの時間ではもったいないような錦絵巻に見送られ



帰路となった




    お気軽観光、四国遍路の旅はおかげさまで無事終わったが
         
         人生の旅は道半ば、夢半ば・・・

            人生はいつ何が起こるか分からない?

               覚悟を持って今を生きよう!


                     合掌
                         








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京都・東寺~奈良公園(東大寺・春日大社)

2013-12-04 | 四国巡礼
12/1(日)名門大洋フェリーで出航!  

新門司港 18:50 船中泊 ~大阪南港 8:30

船内は高校生や団体で超混みだが
ラウンジで遍路ツアー恒例の・・・



・・・いつの間にか
来島海峡大橋、瀬戸大橋、明石海峡大橋を通過



デッキに出ると昨夜の酔いが渦を巻く



遠望は神戸港のポートアイランドあたりで南港も近い



バスに乗り換えて約1時間超
先ずは東寺から
世界文化遺産 真言宗総本山
別名、教王護国寺(きょうおうごこくじ)

東寺は延暦13年(794)平安遷都の時西寺と共に開創された平安京の二大官寺
元々は京都の街を鎮護する為に建立されたお寺を
嵯峨天皇からお大師様が下賜され、真言密教の根本道場として栄えたところ



空海の住居とされる



国宝大師堂



本尊の薬師三尊像が安置されている金堂



五重塔
高さ57m、日本最大の五重の塔で国宝
寛永20(1643)年に、徳川家光により再建奉納された



紅葉で彩られる境内を散策
美しい立体曼荼羅の世界が広がる講堂や
十一面観音菩薩像が安置されている食堂(じきどう)など
見所いっぱい!



次は世界遺産が生きるまち、奈良へ
観光スポットの奈良公園では案内人に促され
シカの歓迎で全員の記念撮影後

東大寺の見学
わが国最大の山門である南大門



中門



世界最大の木造建築である大仏殿



金堂前の国宝「金銅八角燈籠」に足を止め
楽器を奏でる音声菩薩像(おんじょうぼさつぞう)に注目



奈良といえば大仏さん、大仏は奈良の象徴
中学の修学旅行以来のご対面だがお変わりなく
もう、とにかく「デカっ!」



ご臨席には
木造の「虚空蔵菩薩坐像(重文)」



修学旅行生が行列しているのは『柱くぐり」
大仏殿の中の鬼門にあたり
穴を開けて、邪気の流れを穴を通して逃がす工夫
大きさは30×37cm 大仏さまの鼻の穴と同じ位
穴をくぐると多くのご利益が あるそうで



一種のおまじないに挑戦する子ども達
もし、抜けなくなったらどうするんだろう??



奈良公園のシカは国の天然記念物
約、1200頭、何処からでも現れ驚かされる



昼食後は若草山の麓でシカと寛ぎ



春日大社へ
全国に約1000社ある春日神社の総本社
平城京の守護の為に創建された御社



第一殿 茨城県の鹿島神宮から迎えられた武甕槌命(タケミカヅチのミコト)
第二殿 千葉県の香取神宮から迎えられた経津主命(フツヌシのミコト)
第三殿 天児屋根命(アメノコヤネのミコト)
第四殿 比売神(ヒメガミ)は大阪府枚岡(ひらおか)神社から
それぞれ春日の地に迎えて祀られているそうで
参拝も念を入れ



一路、高野山宿坊 遍昭尊院へ
海抜1000m、山上の聖地でご宿泊

    極寒の清浄な大気に身を引き締めながら、、、






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四国八十八ヶ所巡礼 ~涅槃の道場~(86-88番)

2013-11-02 | 四国巡礼
10/29(火)最終日も遍路日和

四国最北端のあじ温泉から静かな瀬戸内海を望み
源平屋島合戦の舞台やオリーブ薫る小豆島
さらに日本のエーゲ海と呼ばれる絶景に



佇んで...



第86番札所 志度寺(しどじ)
志度寺山門は日本三大名門の一つ



四国八十八ヵ所霊場中最古と言われ



歴史あるお寺



五重の塔



謡曲「海士」で知られる伝説の海女の墓石塔が約20基並ぶ 
命を捨てて宝珠を取り返した妻である海女の菩提を弔う墓である



第87番札所 長尾寺(ながおじ)



源義経の側室である静御前が
得度したと伝わるお寺に思いを馳せ



結願を目前にして立ち寄る『へんろ資料館』
通称「おへんろ交流サロン」



貴重な資料が展示・保管されています







各県に納め札を入れます
熊本県はびっしりで空がない



いよいよ、ラストステージとなる
第88番札所 大窪寺(おおくぼじ)
結願の寺は標高787メートルの矢筈山山腹に位置する



八十八ヵ所参り最後のお寺



締めくくりの読経は声高らかに・・・



寶杖堂には長い巡礼の旅を終え
結願したお遍路さんが奉納した大量の金剛杖や菅笠が置かれ
四国遍路は様々な事情を抱えての旅も多く
祈願成就の祈りが込めらる



一方、観光気分で始まった遍路旅
飲み放題?とは想定外だったが
なんとか無事に結願を迎えた



旅半ばバスツアー遍路の姿に疑問も抱いたり
心迷い、集中出来ないときもあったが

もう一人の自分を探して.....辿り着いた



涅槃とは一切の煩悩から解脱した境地
悟るということはあるがままを受け入れること


般若心経
「すべての物事の本質が『空(くう)』であることを理解すると
あらゆる苦悩が無くなって完全な平安が得られるそうです

『空(くう)』・・・・・・・・・・

生涯修行の旅人になろう!

八十八ヶ所踏破の証はいただいたが



さぁて、一度お遍路を体験すると
お遍路病にかかり2度、3度と足が向き
いや、数十回と四国病におかされてる人も多いとか
一度くらいでは遍路にはなりきれないようだ
御利益を頂いたらお礼参りが常らしい
これもお大師様のお導きによるようだが・・・


今は、とても考えられない、、、


〆は何故か金刀比羅宮に参拝
参道の近くの自家製のしょうゆ豆が自慢のお店
『にしきや』でツアー御一行様はさぬきうどん御前の昼食



エネルギーを補給して
にしきやの案内人の指示に従うと



先に行けるのはカメラマンだけ?



振り返れば



杖をたよりに頑張っています



『旭社』



ここまでたどり着くのに登った石段は785段
「御本宮」
本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇
さらに奥社まで583段あるそうですが時間がない...



御本宮展望台から讃岐平野と讃岐富士
遥か彼方に瀬戸大橋を望む





途中にある
資生堂パーラー「神椿(かみつばき)」で銀座の味をとは
いかなかった







お礼参りは京都東寺と高野山へ。。。





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四国八十八ヶ所巡礼 ~涅槃の道場~(78-85番)

2013-11-01 | 四国巡礼
10/28(月)いよいよ結願のときを迎える

今回も好天の第8回目

ここは香川県綾歌郡宇多津町

第78番札所 郷照寺(ごうしょうじ)
時宗に属する四国霊場の唯一の寺
「厄除うたづ大師」として信仰を集めている



宇多津港を見渡し
境内から瀬戸大橋を望む高台にある



朝一の清々しい境内に遍路さん
参拝が始まります



大師堂の天井絵は浮き彫りで豪華



干支の観世音菩薩さまにご挨拶
「・・・・・・』



第79番札所 天皇寺(てんのうじ)



仁王門がなく石門を潜って



保元の乱(1158)に敗れた崇徳上皇は讃岐国に流され
長寛2年(1164)この地で崩御し、棺は八十場の泉に保たれ
都の指示によって白峰寺へ葬られた
その後、上皇の冥福を祈願して崇徳天皇社が建立されたという
隣接する白峰神社の赤い鳥居



第81番札所 白峯寺(しろみねじ)
朝廷は当寺に上皇の霊を祀る御廟所として
頓証寺殿を建立した



五色台の白峯にある白峯寺



本堂



第82番札所 根香寺(ねごろじ)



五色台の一つの山中、青峰にその花蔵院を創建し
五大明王を祀った



下って上る



白猴欅(はっこうけやき)



青峰山の山中に牛鬼という怪物が住み
村里へ出没して人々を困らせたと言う牛鬼像
牛鬼(うしおに)伝説



第80番札所 国分寺(こくぶんじ)
山門



美しい松林の中に





本堂
終盤に来るとお経も慣れたもの
リズミカルに響きます



国分寺大師堂



願掛け金箔大師像
金箔一枚購入し大師像に願を掛けて貼り付ける?
豪華絢爛でキンキラキン!



福松を見上げて



昼食はナカノヤ高松
中野うどん学校の高松校でこだわりの讃岐うどんを...



第83番札所 一宮寺(いちのみやじ)
『讃岐一宮の御前に仰ぎ来て
神の心を誰かしら言ふ』

山門は小道をはさんで讃岐一ノ宮田村神社の鳥居と
向かい合っています



一宮寺は筆頭の別当寺となり神社と一体になったが
高松藩主松平頼重による分離策と明治維新の
神仏分離令を経て田村神社と分離した



美しい車窓からの景色に



揺られながら



第84番札所 屋島寺(やしまじ)
標高293mの火山台地の半島である
源平合戦の古戦場の史蹟で知られている
山岳仏教の霊場







宝物鋸には
源平盛衰記絵巻物、屋島合戦屏風、徳川家康用太刀などが展示され
屋島と屋島寺の歴史がうかがえる



蓑山大明神
アニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」にも登場した
日本三大タヌキの一つ「太三郎狸」を祀る神社



狸は夫婦仲がいいとのことで
夫婦円満、縁結びの神として信仰を集めている
なぜか右のおっぱいがてかてか?
さては・・・



第85番札所 八栗寺(やくりじ)
古戦場屋島の東にある海抜375mの切り立つた
五剣山の八合目に鎮座する





ケーブルカーに乗って上ります



「八栗の聖天(しょうてん)さん」とも呼ばれて



札所では珍しい「歓喜天霊場」として地元では知られている
ここで今日は打ち止めとなり



本日のお宿の
庵治観光ホテル 海のやどりへ



瀬戸内の新鮮な海の幸でお酒もすすみ火照り顔、、、
眼前に広がる瀬戸内海の眺望の客室から



明日に備えておやすみなさい。。。







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四国八十八ヶ所巡礼 ~涅槃の道場~(67-77番)

2013-10-06 | 四国巡礼
10/1(火)真言宗善通寺派の総本山

善通寺の朝勧行

6:00 御影堂(大師堂)には多くの僧侶、修行僧が整然と着座
厳粛な空気のなか読経が始まり・・・・・
館長の法話の後、全員のお経が響き渡る
BSフジTVの撮影も入り緊張に包まれた

その後
御影堂地下の暗闇の中を
左手の壁伝いにお経を唱えながら歩く「戒壇めぐり」で
見えることの有り難さを実感し

館長と全員の記念撮影後、朝食となる



出立のとき



第74番札所 甲山寺(こうやまじ)

静かな田園風景の中にある小さなお寺
弘法大師は朝廷より要請を受け
唐から持ち帰った科学技術を駆使し
日本最大の農業用溜池である満濃池(まんのういけ)の
工事を完成させこの報償金で堂塔を建立



本尊の薬師如来は
心身に災いする一切のものを除くといわれる仏様



毘沙門天の岩窟



第73番札所 出釈迦寺(しゅっしゃかじ)

我拝師山の中復にあり緩やかに上ります





虚空菩薩のご真言を一百萬遍お唱えする法の求聞持大師
物忘れの多い方に?・・・ご利益があるようです



伝説のひとつ「捨身ヶ嶽」縁起があり
奥の院に捨身ケ嶽騨定
出釈迦寺から1.8km、歩いて約40分(バス遍路はパス)



大きなお大師様に見守られて



善通寺市を眼下に



第72番札所 曼荼羅寺(まんだらじ)

四国霊場でもっとも古い歴史を持つ寺



弘法大師の祖先
讃岐国多度郡の郡司・佐伯家の氏寺として建立された



真新しい大師堂



巨大な鬼瓦は明治9年の古い本堂のもの



第76番札所 金倉寺(こんぞうじ)

弘法大師の甥にあたる智証大師が生まれた寺として有名
明治31年から約3年間
乃木希典将軍が善通寺第11師団長を勤めた頃
金倉寺の客殿に仮住居にしていた
境内に「乃木将軍妻返しの松」伝説



数珠繰り



第77番札所 道隆寺(どうりゅうじ)

本尊の薬師如来は
眼治し薬師様として知られている
納め札の裏面に『め』の字を数え歳だけ書くと
ご利益をいただける?らしい



両手を大師に捧げている衛門三郎の石像



第71番札所 弥谷寺(いやだにじ)

断崖の岩に囲まれた標高382mの弥谷山の中腹にあり
三つの峰からなっているので三乗の峰といわれ
死者の霊が行く山として信じられているとか...



先ずは260段の石段で金剛拳大菩薩へ
更に108段で大師堂、更に170段で本堂へと続く
この札所は難所の一つとなっているが
それほどでもない



金剛拳大菩薩像に迎えられ



岩壁には阿弥陀三尊摩崖仏など



多くの仏が刻まれている



本堂



弥谷寺大師堂は靴を脱いで堂内へ
座してのお経となる
裏側に弘法大師「真魚」の幼少期に学問をしたと
伝えられる場所『獅子岩窟』がある
ここには大師像と父母の二像が祀られている



御朱印の掛け軸



弥谷山の麓にある
道の駅「ふれあいパークみの」で昼食後



第70番札所 本山寺(もとやまじ)

弘法大師が一夜にして本堂を建立したとされる
ご本尊は札所の中でもここだけの
大師作による馬頭観世音菩薩



ご真言がどうも・・・
おん あみりとう どはんば うん ぱった そわか



五重塔  



第68番札所 神恵院(じんねいん)

68・69番の札所は琴弾山の中腹にある
八十八ヶ所中ここだけが同じ境内に2つの札所

山門も納経も共有



コンクリート造りの入り口から



本堂



第69番札所 観音寺(かんおんじ)
本堂



神恵院の境内からさらに徒歩10分上がると
琴弾公園の象が鼻展望台に

瀬戸内海と海岸線を望み
伊吹島の夕日などの景観も見所



白砂青松の有明浜を見下ろす
松林の砂浜に周囲350mの寛永通宝の銭形
白砂に描かれた巨大(直径約100m)な銭形砂絵



銭形砂絵「寛永通宝」を見た人は
長生きしお金に不自由しないとか
これは行かなきゃと皆、頑張った。。。欲が深い
不慳貪(ふけんどん)じゃないの?


今回、18ヶ寺と多くの参拝で順不同も多くちょっと混乱
慣れて来ると緊張感も薄らいでお参りも疎かになりがち

特にツアーバス遍路は毎回、殆ど同じ顔ぶれ
和気あいあいとなり楽しいのはいいが...
余りにもという場面もあり意思に反するような
雰囲気が懸念される



遍路の心得
 三信条
●摂取不捨の御誓願を信じ、同行二人の信仰に励む
●何事も修行と心得て愚痴、妄語を慎む
●現世利益の霊験を信じ、八十八使の煩悩を消滅させる



       何事も試練、修行と心得よう!
    




     






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四国八十八ヶ所巡礼 ~菩提の道場~(60-66番、75番)

2013-10-04 | 四国巡礼
9/30(月)愛媛県西条市に到着



6:20 先ず、りんりんパークでの朝食
いつも冷たい弁当だったが前回からレストランになり
今朝は熱々の鯛茶漬け定食
薄っぺらな鯛でもお腹は満たされ



横峰寺参拝バスに乗り換えて
西日本最高峰の石鎚山(1982m)の中腹(標高700m)にある
最初の札所へ
歩き遍路には険しい遍路道を行く四国霊場最大の難所といわれ



八十八ヶ所霊場3番目の高さで
四国霊場3番目の関所



関所とは、悪いことをした人や邪心を持った人は
お大師さんのおとがめを受けてこれより先へは
進めなくなるといわれていますよ....



お心当たりはありませんか?
山中の霊場へは500mの下り坂
冬は積雪、春はシャクナゲに彩られる



第60番札所 横峰寺(よこみねじ)

世の中は思い通りにはなりませぬ
自分を低くすると水はこちらに流れてくるよ
          (妻白大明神)

行きはヨイヨイ帰りがキツイ、、、



今回の伊予鉄バスは最新号で快適に
次の札所へ出発進行!



第64番札所 前神寺(まえがみじ)

修行の霊地である
霊峰石鎚山(標高1981m)の麓
極楽橋を渡って境内に



大師堂
線香の香り漂う



現在・過去・未来の 三世の仏様
本人・先祖様・弘法大師様に....



御滝不動尊で運試し
不動様に1円玉がうまく貼り付いたら



幸運も....貼り付いて....



第63番札所 吉祥寺(きちじょうじ)



御本尊の毘沙聞天は四国唯一
「門」と書かないで「聞」と書く

今回も先達さんの美声で奏でる

~仏 説 摩 訶 般 若 波 羅 蜜 多 心 経~



本堂の前にある
目をつぶって金剛杖を通せば願いが叶うと伝わる
成就石に挑戦する遍路も・・・



第61番札所 香園寺(こうおんじ)

三階建てのビル?



札所中でも異彩を放つ大きな「褐色の大聖堂」



灯明



二階に上がると本堂
黄金色の巨大な大日如来(本尊)に圧倒され
620余の椅子席の広さに戸惑いながら
お経も落ち着かない



再びりんりんパークで昼食となり
庭園の水面に光る錦鯉が人気で人面魚がいるらしい



第65番札所 三角寺(さんかくじ)は

伊予最後の霊場
400年の桜が爛漫となる名所



足場の悪い急な石段を上がると



山門に鐘楼



境内には彼岸桜の花びら



ご本尊は
十一面観世音菩薩(伝弘法大師作)
おん まか きゃろにきゃ そわか...........



ロープウエーで空中散歩7分の
雲辺寺山は標高921m



「四国高野」と称され
四国霊場では一番高所の札所



県境を渡り一旦、讃岐路へ
徳島県立自然公園にある



雲辺寺



おむかえ大師にご挨拶



喜怒哀楽に満ちた様々な表情で
五百羅漢像があちこちに佇んでいる



第66番札所 雲辺寺(うんぺんじ)



山門で一礼



雲上の境内から



眼下に広がる讃岐や伊予の平野を望む
『はるばると 雲のほとりの 寺にきて
        月日を今は ふもとにぞ見る』(空海)



山寺にある立派な本堂



おたのみなすに座って「お頼みなす」
「親の教えとナスビの花は千に一つの無駄もない」



杉の巨木に大師堂



手で回して



お願いごとを唱える



四季折々の自然が素晴らしい山岳霊場には・・・

『春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 涼しかりけり』
            (道元禅師)あるがままに



第67番札所 大興寺(だいこうじ)

真言宗の開祖弘法大師空海と
天台宗第三世天台大師智顛の南開祖が
仲良く同居している境内



自然記念物のカヤも巨木



納経所は御朱印で忙しそう



本日最後は
第75番札所 善通寺(ぜんつうじ)



ここは弘法大師生誕の地で
高野山、東寺とともに大師の三大霊場の一つ



広い境内は堂塔が建ち並んでいる



父、善通の広い荘田だったという



45,000平方メートルの広大な敷地は



迷子になりそう



善通寺のシンボルの五重塔を見上げ



本堂に来たが5時を廻っていたためアウト
参拝のみで明日につないで



今宵はここ善通寺の
宿坊「いろは会館」に宿泊

明朝6時から朝勤行に備えて就寝。。。

             Zzzzzz.........

 
              




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四国八十八ヶ所巡礼 ~菩提の道場~(51-59番)

2013-09-17 | 四国巡礼
9/10(火)残暑厳しい遍路旅

「伊予湯」に癒されて
第52番札所 太山寺から



本堂は愛媛県で最古の



建築物で国宝



十一面観音像は国の重要文化財



太山寺鐘楼は江戸時代の明暦元年(1655)に再建
中に永徳3年(1383)の銘のある梵鐘があり
壁面一杯に描かれた地獄絵・極楽絵は圧巻だそうだが



『鳥は飛ばねばならぬ
   人は生きねばならぬ』
        (坂村眞民・石碑)



第53番札所 円明寺

山門



円明寺桜門





境内の片隅にマリアの像を浮き彫りにした石塔があり
キリシタン禁制の江戸時代
寺では礼拝を黙認していた思われている



次の札所へ
車窓には瀬戸内海が輝き北条鹿島が浮かぶ



美しい海岸線から



工場地帯を抜けて



第54番札所 延命寺に



境内は小学生の写生会



炎天下、黒のマジックペンで本堂を描いています
熱中症に気をつけてね!



我々は日陰を探して なーむ・・・
『のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ 
    まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん 』
長ーいご真言は口が回らない!

第55番札所 南光坊
四国霊場で「坊」という寺は、この南光坊だけ



重厚な本殿



第56番札所 泰山寺
金輪山の山麓にある、石垣に囲まれた高台に佇む山門のない寺



あまりの暑さに
日差しを避けて先達さんも手拭いをかぶる



大師堂



第59番札所 国分寺



握手大師像
お願いごとを手に込めて・・・



薬壷(やっこ) 
体の健康を念じつつ文字『頭』触れながら御真言を唱える
欲張ってはいけません



午前中に6ヶ寺を打ち終え



いまばり湯ノ浦ハイツで
瀬戸内海を一望しながら昼食



ゆっくり寛いだら





第58番札所 仙遊寺



境内からはしまなみ海道の眺望



第57番札所 栄福寺



水田沿いをちょっと歩きます



住職は白川密成



24才で住職になり現在31才
ウェブサイトには「山歌う」仏教をやってみようが
『ボクは坊さん』単行本も面白そうですよ!



ここだけ限定の般若心経の手ぬぐいも入手して



長閑な田園風景のなか



本日の8ヶ寺も打ち止め

そのあと
今治といえばタオルということで
『タオル美術館』へ



タオルのデパートはタオルだらけ
あっちにこっちにアートもいっぱい



お土産、名産品もずらり
結局、お買い上げはこれ、ワンカップ



船内のお楽しみ!

今回は台風の影響で一週間延期になったせいか
参加者もいつもより少なく行程もスムーズに流れたが
何か急かされるようで

観光気分では心に響かないようだ。。。

     修行が足りないに違いない?.......








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四国八十八ヶ所巡礼 ~菩提の道場~(43-50番)

2013-09-14 | 四国巡礼
9/10(月)6回目は台風の影響で1週間延期

早朝5時松山観光港から
夜明け前の『杖の淵公園』に立ち寄る



ここより南西250メートルにある湧水は
弘法大師に由来する伝説の
「お大師さまのおかげで水だけは不自由しない」
名水百選 「杖の渕」



朝食は遍路宿の長珍屋で済ませ
向かい側にある

46番札所 浄瑠璃寺から先ずは打ち始め
順番は臨機応変に



この辺りは遍路の元祖といわれる衛門三郎のふる里
弘法太師との伝説に
正岡子規も詠んで・・・



本堂で般若心経を唱えます
ご真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか



奥にある蓮池を一巡り
花も終わって



妙にかわいい蓮の実が!
種を頂いてもいいようです



第47番札所 八坂寺

山門で一礼



閻魔堂には「地獄の途」餓鬼道、畜生道、修羅道



「極楽の途」は美しい浄土が描かれ



寄り添う親子も可愛らしい



まだ青いみかん畑に沿う遍路道



近くにある文殊院得盛寺は
衛門三郎の屋敷跡と伝えられている寺院
弘法大師を追い続けた三郎は
八十八ヶ所の札所を20数回まわったという...



札所もちょうど半分に到達「中札所」まで来ました

第44番札所 大寶寺



仁王門には八十八ヶ所中、随一の大きさの巨大な大草履
右側の草履に触れて自分の右足、左側に触れて左足を
さすれば脚が丈夫になるそうですが
それにしてもデカイ!



本堂には



十一面観音



久万という老女が大師と出会い、その名が地名となった久万町
現在は久万高原町



第45番札所 岩屋寺

右上の岩峰に位置する
八十八ヶ寺中一番厳しい修行のお寺
さあ~皆さん頑張って!と先達さんも気合いが入る



長い上り坂の参道



さらに先の石段を登ると山門



まだ石段が続いている



途中、お大師様が励ましてくれるが



全部で266段の階段だ!



ふう~!
そそり立つ岸壁が見えてきました



怪岩奇峰の深山、標高700mの山岳霊場
大師堂は岩に張り付いているかのよう



ハシゴの上には
法華仙人行場(ぎょうば)跡洞窟の大穴
危険だから立ち入り禁止!



サルの顔に似てる?



国指定重要文化財の大師堂







焼け残った古い山門



この奥の岩山に『迫割禅定』がある
梯子を上り、岩をくぐって鎖をたよりに登った
岩山の頂上に大師の行場跡
行きたくてもツアーは余裕がない

一番難所に大汗を拭きつつ
久万高原町 国民宿舎 古岩屋荘(温泉宿)へ
山河の幸昼食で満たされたら



第48番札所 西林寺

『弥陀仏の世界をたずね行きたくば
西の林の寺に詣れよ』



遍路道よりも低い場所にある寺は
罪深い人が境内に入ると無間地獄を見るとされており
伊予の関所寺とも呼ばれている

本尊の十一面観音は秘仏で後ろ向きに立っている



庭園の福授地蔵(一番のお願いごと一つだけ限定)に
手を合わせ



第49番札所 浄土寺

浄土教の祖とも称される空也上人が
諸国遍歴の途中訪れ3年間滞在



口から6体の仏像が出ている空也自刻の空也像があり
6体は、念仏の南無阿弥陀仏の6字を意味する

仁王門



第50番札所 繁多寺

道後平野が見渡せる高台にあり
松山城を中心とした松山市内を見渡せます



鐘楼堂の天井絵は
中国古来の孝子二十四人の話を紹介する「御伽草子」
の挿し絵をもとに描かれている



本堂



第51番札所 石手寺

門前回廊は絵馬堂になっていて



山門の左右に立っている阿・吽の仁王像は
運慶作といわれ国宝に指定されている



石手寺本堂から



「訶梨帝母天堂」安産祈願の信仰
鬼子母神が祀られており
妊婦は堂の前の石を持ち帰り無事に生まれたら
石を2つにして返すためか、かなりの石が積まれている



衛門三郎の石像など盛りだくさんの境内だが



これにて、本日予定の8ヶ寺を打ち終えて....

今宵の宿へと向かいます
道後温泉『つかさビューホテル』



鯛の煮付けに「鯛の鯛」(タイのタイ)発見
おめでたい鯛の中にある鯛なので更におめでたい!
お財布の中に入れておくと、お金が貯まるとか
しかし、酔って置き忘れてシマッタ!



ほろ酔い気分になったら夜の道後温泉に繰り出す



道後温泉本館前
道後温泉の歴史はなんと3000年を誇り
日本最古の温泉には観光客がウロウロ



温泉街をぶらぶらしても



平日だから静かな夜





道後温泉駅まで来ると



放生園にある坊ちゃんカラクリ時計の前でスタンバイ
20時にはあちこちから浴衣姿の観光客が注目すると
坊っちゃんやマドンナなどの登場人物が踊りだす




こうして道後温泉の夜が、、、、、











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四国八十八ヶ所巡礼 ~修行の道場~(38-39番)~菩提の道場~(40-43番)

2013-07-27 | 四国巡礼
7/23(火)最果ての地 足摺岬の朝に...



第37番札所から80余km、車で約2時間余、歩いて約30時間、3泊4日、
四国霊場の札所間では最長距離で、まさに「修行の道場」
四国の最南端 足摺岬を見下ろす丘の中腹に

第38番札所 金剛福寺
足摺岬は「補陀洛(ふだらく)」(観音の住まう楽園)に
最も近い場所として、ここを霊場とした



12万平方メートルを誇る庭園には
川から運んで来たという



住職のコレクションである大きな石が
豪華な趣を魅せる



本堂



大師亀



このあと、足摺岬のミニ観光



多くの幕末の志士に影響を与えた郷土の偉人
ジョン万次郎の生誕地も近く



開国に向けて大役を果たした
近代日本初の国際人



突端に美しい灯台



雄大な黒潮太平洋





椿のトンネルを潜って



足摺7不思議へ
お大師さんが亀を呼び眼前に浮かぶ不動岩に渡り
修行したと伝えられている



「亀呼岩」から『亀さ~ん』と叫べば



亀さん登場!!



こっちは亀石



次の札所まで約1時間
バスの中ではカラオケ教室?で盛り上がる
今回の先達さんは元バスガイド?
柔らかな美声に揺られて



お遍路さんの歌 「鈴の音山河」を皆で熱唱

♪ 菜の花畑を 鈴が行く
   お遍路さんの 鈴が行く
     赤い椿の トンネルを
     くぐれば着きます お札所へ
      リンリンチリリン お札所へ



第39番札所 赤亀山 延光寺
「修行の道場」土佐、最後の霊場
鶴林寺の鶴、 延光寺の亀
亀の御朱印はここで



赤亀が梵鐘を背負って海中から現われ



眼病治癒を祈願する目洗い井戸もある



第40番札所 平城山 観自在寺
「菩提の道場」愛媛県、最初の霊場

大師堂前には独鈷しょう



三鈷しょう



四鈷しょうが祀られている
触れてみよう!
何も感じません、、、まだまだ



お堂を一周すると四国八十八ヵ所を
巡ったことになるご本尊も安置されている



八体十二支守り本尊は
自分に干支の守り神に水をかけ祈願する
さぁて、どなたかな?



第41番札所 稲荷山 龍光寺
四国霊場の総鎮守の寺とされ開創した



十善戒 (じゅうぜんかい)

弟子某甲(でしむこう)尽未来際(じんみらいさい)
不殺生 不偸盗(ふせっしょう ふちゅうとう)
不邪淫 不妄語(ふじゃいん ふもうご)
不綺語 不悪口(ふきご ふあっく)
不両舌 不慳貪(ふりょうぜつ ふけんどん)
不瞋恚 不邪見(ふしんに ふじゃけん)



第42番札所 一カ山 仏木寺
立派な出来立ての山門は
何と総工費1億4千万円也ー
深く一礼します



リーン!

発菩提心真言 (ほつぼだいしんごん)
オン ボウジシッタ ボダハダヤミ

元禄年間に再建された
風情がある茅葺の屋根の鐘楼堂



第43番札所 源光山 明石寺
明治時代に全国の信者の浄財によって建立



屋根は唐破風造りで
左右両端が反るように天を向く



リーン!
三摩耶戒真言 (さんまやかいしんごん)
オン サンマヤ サトバン

              リンリンチリリン鈴が行く・・・


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四国八十八ヶ所巡礼 ~修行の道場~(31-37番)

2013-07-26 | 四国巡礼
7/22(月)五回目は酷暑に耐えて

第31番札所 五台山 竹林寺
ところ 高知市五台山
土佐屈指の名刹・日本三文殊のひとつ

中国の山西省にある大唐五台山は標高3000mの霊山
ここに準じて開創した
ここは標高145m
「よさこい節」の舞台には
かんざしを買ったと歌われる純真も修行僧として



国の名勝指定の庭園は絵画のように美しい



本堂
ご本尊は知恵の文殊菩薩
受験シーズンには受験合格・学力向上を祈る学生さんで賑わい
参詣の香煙は絶えることがないようだ、、、
今回も孫の受験を祈願中、早くも反応を感じた人も...
信じがたい不思議な出来事?



県内唯一の五重塔



苔の風情漂う



清々しい佇まいに浸りたいところだが
時に余裕がないバスツアー...
先を急ぐ



第32番札所 八葉山 禅師峰寺
海上の交通安全を祈願して建立された



十一面観世音菩薩がお出迎え



奇岩霊石が立ち並ぶ境内は
幽寂な雰囲気を漂わせている



土佐湾を望みつつ



第33番札所 高福山 雪蹊寺
土佐国の戦国大名、長宗我部元親ゆかりの寺
四国霊場では「藤井寺」とこの寺の2カ所だけが臨済宗



本堂からリーン!

~開経偈 (かいきょうげ)
無 上 甚 深 微 妙 法
(むー じょー じん じん みー みょう ほう)
百 千 万 劫 難 遭 遇
(ひゃく せん まん ごう なん そう ぐう)
我 今 見 聞 得 受 持
(がー こん けん もん とく じゅー じー)
願 解 如 来 真 実 義
(がん げー にょー らい しん じつ ぎー)



第34番札所 本尾山 種間寺
空海が唐から持ち帰った五穀(米、麦、粟、きび、豆)の
種を蒔いたとか

山門がなく



暑い!



本堂へ・・・リーン!

~懺悔文 (ざんげもん)
我 昔 所 造 諸 悪 業
(が しゃく しょ ぞう しょ あく ごう)
皆 由 無 始 貪 瞋 痴
(かい ゆう む し とん じん ち)
従 身 口 意 之 所 生
(じゅう しん く い し しょう しょう)
一 切 我 今 皆 懴 悔
(いっ さい が こん かい さん げ)



第36番札所 独鈷山 青龍寺
海で働く人々の信仰が特に深い



本堂・・・リーン!

~三帰 (さんき)
弟子某甲 尽未来際
(でしむこう じんみらいさい)
帰依仏 帰依法 帰依僧
(きえぶつ きえほう きえそう)



170段の急な石段に汗噴出





昼食はここ



喉カラカラでも...
もちろんアルコールは付きませんが
付けた人もいます



第35番札所 醫王山 清滝寺
ここは海抜400mのところにある閑静な山寺



本堂の前には15mの薬師如来像
台座の中を88段、胎内(戒壇巡り)は狭い暗闇を手探りで
ご真言を唱えながらお参りすれば
厄よけのご利益があるらしい・・・



第37番札所 藤井山 岩本寺



リーン!!

~三竟 (さんきょう)
弟子某甲 尽未来際
(でしむこう じんみらいさい)
帰依仏竟 帰依法竟 帰依僧竟
(きえぶつきょう きえほうきょう きえそうきょう)



575枚描かれている本堂天井絵は必見



日本画・洋画・水彩画・水墨画など



鮮やかな色彩に目が迷う



財宝と博愛の神様、歓喜天(聖天)
頭が象で身体は人間?



ここで本日の~打ち止め!



一路、足摺岬へ



日本最後の清流と謳われる「四万十川」を渡り



黄金色の稲穂は全国に先駆けて
まもなく収穫期を迎える高知米を車窓から



今宵の宿へ
雄大な黒潮太平洋のオーシャンビュー



最果ての地 足摺岬の
 『足摺サニーサイドホテル』



土佐名物の皿鉢料理と
地元のよさこい踊りに興じて
足摺岬の海水をそのまま利用した天然海水露天風呂で
巡礼の疲れを癒す。。。






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四国八十八ヶ所巡礼 ~修行の道場~(24-30番)

2013-06-10 | 四国巡礼
6/4(火)宿坊の朝は早い

太平洋を眼下に室戸岬の海岸線を望む観音堂で
6時から朝の勤行
全員で読経のあと
~~明星の出でぬる方の東寺 暗き迷いはなどかあらまじ~~
ご詠歌の朗々と響く美しい声にうっとり.....
その後、住職による
弘法大師を表す梵字について法話があり



朝食後、境内に移動して参拝となる



第24番札所 最御崎寺(ほつみさきじ)

唐から帰国した 弘法大師(空海)が嵯峨天皇の勅命を受けて
開いたという歴史のあるお寺

お大師様が悟りを開かれた場所には
空海の七不思議
くわずいも、鐘石、観音窟(一夜建立の岩屋)、明星石、目洗いの池、ねじれ岩
多くの伝説が語り継がれている



鐘楼堂





冥土まで届くといわれる鐘石を叩くと
カーン!カーン!と鐘の音が



出立のとき
きれいどころのお見送りです『お世話になりました』



室戸スカイラインから



今朝も紺碧に輝く空と海



車中より室戸岬に立つ明治維新の勤王の志士
中岡慎太郎像をちらり



その先に「御厨人窟」日本における真言密教の聖地といわれ
約1200年前の平安時代
青年時代の大師が悟りを開いたといわれる洞窟



ここから見える空と海に感銘を受け



“空海”と名乗るようになった



第25番札所 津照寺(しんしょうじ)

別名「舵取り地蔵」
海上安全と火難除けに霊験を伝える



修行の道場は
108段の急な石段を上がって本堂



第26番札所 金剛頂寺(こんごうちょうじ)



こぶだらけの椿はがんのイメージ



ふくよかな大師像



他の団体ツアーのお経は流れるように
声が大きく調子が揃っていて心地よいが
我々は声が小さくバラバラ、とても40名の音量とは思えない
心の中で唱えているようだ?



道の駅田野駅屋で一服しましょう!と先達さん



安芸郡安田町唐浜には



第27番札所 神峯寺(こうのみねじ)

三菱財閥を築いた岩崎弥太郎の母が
20km離れた家から急な坂道を21日間日参し
息子の出世を祈願したという話が伝わる
弥太郎の故郷である

寺は荘厳な雰囲気で庭園が美しく整備され眺望も素晴らしい



真っ赤な仁王様



本堂への石段の手前に霊水「神峯の水」
力水をもらって長い石段を上がり



優しくゆっくりと鐘をつく



行基菩薩が十一面観音像を刻んで安置し別当寺とした



お釈迦さまの足跡に礼拝



こちらの方は?



土佐湾の美しい海岸線がどこまでも続く
香南市夜須の素晴らしい海



土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線
夜須駅?



さて、本日の昼食は香南市野市町『かとり』
地野菜を中心に品数豊富でとても美味しい
久々満足のランチにみなさん満腹

お遍路宿も併設しているこのレストラン
心地よいもてなしは惜しみなく
別れの挨拶も合掌で見送られ、ちょっと感動...

第28番札所 大日寺(だいにちじ)

行基作の大日如来座像は中四国で最大級



ここもかなり上ります



第29番札所 国分寺(こくぶんじ)

南国市国分、近くに紀貫之邸跡
天平年間に全国に建立された国分寺の一つ



全く関係ないようですが
お酒をやめたい方はお参りしましょう



第30番札所 善楽寺(ぜんらくじ)

土佐一の宮、土佐神社の別当寺として建立された寺



今回最後のお経は滑らかに軽やかに、、、



金剛杖も忘れないように



隣接する土佐神社を通過
高知ICから途中、温泉休憩し松山観光港で乗船
早朝の小倉港より帰路となる



回を重ねるごとに見えて来た遍路人間模様
いろんな人生に出会い
様々な動機で遍路に出る深い思いが多い中

物見遊山で参加しているのは少し後ろめたい思いだが
一期一会、未知なるものとの出会いに感謝し

新たな自分探しの旅人となろう。。。

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四国八十八ヶ所巡礼 ~発心の道場~(20-23番)

2013-06-07 | 四国巡礼
6/2(日)早くも四回目

前回と同様の行程で
3日、早朝5時過ぎ松山観光港からバスドライブ約5時間
ところは徳島県勝浦郡勝浦町生名

第20番札所 鶴林寺からスタート

標高570m、歩き遍路には阿波、最大級の難所
バス遍路も上り坂を歩き出すと



清々しい佇まいの山門から
参道の苔の光に導かれ



寺伝に出てくる地蔵尊を守護していた雌雄の白鶴



阿吽のお鶴さんに合掌し
参拝の感謝を.....

ここでは希望者には鶴の御朱印を押してもらえる



那賀川という清流沿から



第21番札所 太龍寺

阿南市加茂谷龍山の山麓から「太龍寺ロープウェイ」で10分の空中散歩
川を越え、山を越え、標高 600mの山寺へ



大師が19歳のときに山岳修行した場所「捨心ヶ岳」の岩上に注目
「求聞持修行大師像」が高野山の方角に向かって鎮座



境内には古刹の霊気が漂い



大伽藍の壮大なスケールは『西の高野』と称され



老杉の並木が天空にそびえる



瑞々しい青葉に



絵のように花香る



納経所の横に竜の天井絵が睨み
古のときが流れる



下山のロープウェイに揺られ
那賀川の流れを真下に急降下して
鷲の里観光物産センターで昼食後



第22番札所 平等寺

すべての衆生を平等に救済するために寺名となり
厄よけ寺と知られ
開運の井戸の霊水は鏡の井戸と呼ばれ万病に効くとか、、、



手水場では紫陽花の水中花に和む



23番札所 薬王寺

厄除根本御祈願所で全国的に有名なお寺



男坂・女坂は「厄除け坂」でもあり
一段ごとにお賽銭を置いて厄落としを願うようだ



瑜祇塔まで61段の「還暦厄坂」を一気に駆け上って
厄払い?



遠く日和佐の海と城が望まれ
好天の兆しに心踊る



ここで「発心の道場」阿波二十三ヶ寺を打ち終え
歩き遍路を見送ると



いよいよ、修行の道場へ約78キロのドライブとなる
日和佐の大浜海岸は海ガメの産卵地
高知県入りの前に途中にある
別格霊場第4番の鯖大使本坊に参拝



鯖にまつわる霊験が伝わり
鯖を3年間絶ってご祈念すると願い事が叶い病気が治り
幸福になれるという
いつしか人々に鯖大師と呼ばれている



今回もツアーの方々から食べきれないほどの
沢山のお接待を頂いたが
ここでも「野根まんぢう」が配られた

このあとは室戸岬への国道55号線を南下
約、78kの道程は歩き遍路と同じコースとなり
ひたすら歩くだけの修行の道場が続く
数人の姿があり車窓からエールを送る一方
遍路本来の姿に羨ましくもあった...

眼前に迫るマリンブルーの太平洋に歓声を上げ



室戸阿南海岸国定公園のエリアを
ゴルファー尾崎兄弟の出身地である宍喰町を経て
東洋町へ
美しい白浜海岸の
生見サーフィンビーチはサーフスポット
波に乗るサファーの群れが飛び跳ねる



果てしなく続く青い海と空
室戸海洋深層水アクア・ファームを過ぎ
室戸岬からの雄大な絶景に迫りながら
岬山頂部の本日の宿坊、四国霊場24番札所の最御崎寺に向け
高度を上げると到着



まず、金剛杖の先を洗い清め(水の中に浸けてはならない)タオルで拭き
合掌して宝号を上げ、お礼の言葉を述べて行を終える 17:40

部屋割りは四人部屋を二名でゆったり
早速、お風呂を済ませ
18:30夕食だが、指定時間前に既に開始されていて
唖然としながらビールで乾杯!
土佐の名物である鰹のタタキ、皿鉢料理など地元の食材が
ふんだんに並んで普通の旅館と変らない



ときの過ぎ行くままに会話を楽しんだら早めの就寝


          おやすみなさい。。。合掌




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四国八十八ヶ所巡礼 ~発心の道場 (阿波・徳島) ~ (14~19)

2013-05-15 | 四国巡礼
5/12(日)今回からルート変更

18:00 熊本交通センター(バス)~小倉港~松山・小倉フェリー泊~松山観光港

21:55 小倉港発に乗船すると軽食堂に直行し
ツアーメンバーの宴会?が始まる
気の合う仲間で消灯直前まで
巡礼の前の儀式で盛り上がり、、、
霊場めぐりはこの上ない道楽のよう?

翌朝、5:00 松山観光港下船後
いよてつバスで松山ICから藍住ICまで高速
途中、川内で先達さんが乗車され
石鎚山SAで爽やかな朝の光に包まれての朝食となる



高速を下りて吉野川を横断



今回もいつものようにお大師さまと共に
第17番札所 井戸寺(いどじ)からスタート
仁王門で参拝のご挨拶



巡礼の作法は
ロウソク、線香、納め札、お賽銭、お参り
そして真心を込めて読経、、、
「ありがとうございました」合掌礼拝
先達さんによって唱和する内容はそれぞれ違うようだ...



大師が掘った伝説の面影の井戸
自分の姿が映れば無病息災
映らなかったら3年以内の厄災に注意!

では、覗いてみましょう
いいお姿?...



第16番札所 観音寺(かんおんじ)
仁王門



拝殿



「夜泣き地蔵」



第14番札所 常楽寺(じょうらくじ)



四国霊場のなかで唯一、弥勒菩薩を本尊とする



アララギの巨木には大師像
なぜか糖尿病、眼病に効力ありとか



第15番札所 国分寺(こくぶんじ)へは



徒歩で 10分くらいかかり
夏日の強い日差しに汗が光る



聖武天皇が天下泰平を祈願して
全国に建立した国分寺の一つ
石塔には聖武天皇勅願所



本堂には聖武天皇、光明皇后の位牌が祀られている

大師堂の前に青石石塔
「奉唱常光明真言一切三宝供養塔」



今日は早めの昼食
阿波名物たらいうどん「山のせ』



食事にも作法・マナーありますよ!
食前に『一粒の米にも万人の労苦を思い
一滴の水にも天地の恩徳を感謝しありがたく頂きます』・・・

美味しゅうございました
ごちそうさまでした。。。



第18番札所 恩山寺(おんざんじ)
お大師さまの母親である玉依(たまより)御前ゆかりのお寺



はるばる讃岐から息子を訪ねてきた母君を
向い入れるために



一週間修行し、女人解禁の秘法を修めた
親孝行な大師さま



本堂に寄り添うように
玉依御前を祀る小堂がある



釈迦十大弟子像



第19番札所 立江寺(たつえじ)
四カ所ある関所の一つ
罪深い遍路は改心しないと通れないというが・・・
無事通過!



本堂には天井画



東京芸術大の教員や学生が
描き上げた見事な絵が天井を彩る



黒髪堂は、罪を犯したお京さんの髪が
頭皮ごと納められている



これで今回の6ヶ寺が終了
帰路は見奈良天然温泉で入浴休憩し
松山観光港 9:55発で船中泊、翌朝5:00 小倉港着
ツアーバス 8:10 熊本交通センター下車後、無事帰宅

今回は先達さんも替わり何故か釈然としない巡礼となり
お酒だけが記憶に残った。。。


次回もお大師さまに呼ばれるだろうか?・・・


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四国八十八ヶ所巡礼 ~発心の道場 (阿波・徳島)~(9-13)

2013-04-26 | 四国巡礼
4/22(月)団体巡拝バスツアーで回る「バス遍路」2回目

前回と同様(別府~八幡浜)の行程で徳島入り
絶好の遍路日和となり萌える新緑が眩しい

第9番札所 法輪寺(ほうりんじ)からスタートですよ
参拝の作法は覚えていますか?

長閑な田園風景に囲まれ健脚祈願で有名な寺



四国霊場の中で



唯一本尊が涅槃釈迦如来



切幡山の中腹にある
第10番札所 切幡寺(きりはたじ)は
「女人即身成仏の寺」として知られ
七色の光を放つ善女に憧れる女性の人気が高い

山門をくぐって本堂まで330段の急な階段があるが
マイクロバスに乗り換えくねくねと狭い林道を
最上部まで行くのでラクチン

奥に国指定・重要文化財の大塔



参拝の手順に従い本堂



大師堂とロウソク・線香を供え、納め札を納め、読経する



第11番札所 藤井寺(ふじいでら)



弘法大師お手植えのフジの花が



開花のときを迎え



四国へんろみちを華やかにいざなう



本堂の天井には迫力ある雲龍が描かれている



この11番から12番へ歩く遍路道は「遍路ころがし」といわれ
12kの道程で約8時間かかる山道の難所
先達さんの苦行話にも熱が入る



その前に腹ごしらえ
田中食堂でうどんの食べ放題とちらし寿司のセット
おかわりのうどんが次々とテーブルに・・・



しかし、バス遍路は期待に反して?
美しい清流の麓から



マイクロバスで標高800mまで運ばれてしまった



第12番札所 焼山寺(しょうさんじ)



杉の巨木の参道を緩やかに踏みしめ



石段を上がり



山門で一礼



標高が高く修行に適した地で
鐘を撞いて見ましょう
『ゴーン~・・・』



お大師様も修行に訪れた山奥に響きます、、、



番外霊場の杖杉庵(じょうしんあん)に寄る
四国遍路の元祖とも云われる衛門三郎(えもんさぶろう)が行き倒れ
臨終の時にお大師様と再開できた地であり墓所でもある



今回最後の
第13番札所 大日寺(だいにちじ)
四国八十八ヶ所唯一の女性キム・ミョンソン住職は
高名な韓国人舞踊家



合掌しているその両手の中に極彩色の小さな観音様
「しあわせ観音」に願う



県道を挟んだ向かいには、阿波一宮神社
江戸時代には一の宮神社が札所であり
納経所として参拝されていたそうである



    阿波の国一宮とはゆうだすき  
       かけて頼めやこの世のちの世



時差ぼけにぼぉ-としても心を込めてお参りします

光明真言(こうみょうしんごん)
    おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら 
       まに はんどま じんばら はらばりたや うん

                 うん、うん


自分探しの旅は始まったばかり.....

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四国八十八ヶ所巡礼 ~旅立ちのとき~(5-8)

2013-03-28 | 四国巡礼



四番札所参拝終了後

七番札所前の観光食堂『喰うかい家』で昼食
徳島名物? 御所 たらいうどん定食
湯だめになったコシの強い手打ち麺が大きなたらいの中に...
味はごく普通



逆打ちで第七番札所 十楽寺(じゅらくじ)から

大師は生・老・病・死など人間として避けることのできない苦難に
10の光明と、輝く楽しみが得られるようにと、、、



治眼疾目救済地蔵尊が祀られている



本堂から大師堂へ参拝
『南無大師遍照金剛』・・・



次は
五番札所の北西にある「奥の院・五百羅漢堂」
「四国でただ一カ所」等身大・木像



「羅漢さん」は
お釈迦さんの弟子であり、仏道修行して阿羅漢果という
人間として最高の位を得た人

必ず亡き人に似た顔があるというので



探しますが・・・・・・
見つかったら供養になるかも?
薄暗いのでちょっと、、、急ぎ足



こちらは釈迦如来



眺望が良い高台を下ると



五番札所 地蔵寺(じぞうじ)山門から



本堂



立派な大銀杏(たらちね銀杏)が特徴



四国六番札所 安楽寺(あんらくじ)は



満開の花々に導かれ







色鮮やかな多宝塔や



美しい庭園に癒され



本堂と大師堂に参拝



昔この地方で温泉が湧き、諸病に特効あり
五百名収容の寺の宿坊は温泉山の名にふさわしい
天然温泉が湧き出るそうです



さてさて、今回最後の八番札所 熊谷寺(くまたにじ)
最大級の二王門に来ました





名残りのハクモクレンを見ながら
少し下って山門から歩くと



本堂までの距離が長いが



清々しい気持ちになって



さくら、さくら、さくら~



心安らぎ



本堂から大師堂と合掌



これにて、本日の行程が終了し
吉野川ハイウェイオアシスでトイレ休憩
約1時間半で見奈良天然温泉『利楽』に到着し
入浴休憩、夕食後、フェリーに乗船し別府港から
うとうと半寝で帰路につく



私達一人一人が自らの能力、才能を存分に生かしきる生き方を目指し
努力することも勧められた弘法大師
そのお大師さまの御跡を慕い同行するのが遍路

だそうです。。。

心がけや行動に込めた意義を心に刻んで
もう一人の自分とともに歩こう!

初回は参拝の作法を習得するだけに終始し
行動のペースが速くていつの間にか終了...

信仰心もあまり持たない観光気分のお遍路さんだが
次回もエントリーしましたよ、、、

 
              な~む~





コメント (2)
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