5/21(金)山上の高原漫歩
前日夕、小倉駅からシャトルバスで新門司港
名門大洋フェリーに乗船17:00出港、早朝 5:30大阪南港着
ツアーバスに乗車、都会の高速を乗り継いで奈良大和路から大台ヶ原に向かいます
途中、橿原市にある橿原神宮駅でガイドの田中さんと合流するが
到着前の約、20分の空き時間を利用して近くにある「橿原神宮」へダッシュ
表参道から外拝殿へ
古事記・日本書紀にある「神武東征」で有名な初代・神武天皇御祭神
九州は宮崎県の日向から東へと旅立ち
この奈良の橿原で国を作られ
ここから日本という国が始まったと言われる建国の聖地
玉砂利の参道を前方には厳かな雰囲気の内拝殿
参拝に心鎮めるも足早の参詣に未練が残る
吉野川を遡り、源流の村にある道の駅「杉の湯川上」で休憩
ここから、吉野千本桜の吉野山も程近い地域
大台ヶ原ドライブウェイからの雄大な景色を眺めながら
9:30 満車の大台ケ原駐車場へ
明日開催の「大台ヶ原マラソンinかみきた」の
ゴール地点表示が目に止まるが
準備をして東大台周回コースへ
台高山系の大台ケ原は年間降雨量5000ミリという世界有数の降雨量を誇るそうですが
本日はなんとピーカン!!
緩やかに高度を上げるとすぐに
大台ヶ原最高峰の日出ヶ岳山頂
熊野灘を眼下に
志摩半島から富士山まで望めるそうですが
ちょっとぼんやり
展望台からダイナミックな景観をぐるり
山上ヶ岳、行者還山、弥山、八経ヶ岳など
ワイドビューの大峰山脈
木段を上って日出ヶ岳を振り返る
荒涼としたトウヒの倒木と立ち枯れによる
白骨林の特異稀な風景が広がり
なだらかな丘陵は正木が原へと
牛石ケ原には
この山を開いた古川嵩(ふるかわ・かさむ)が
推進して建立した神武天皇像(銅像)が現れた
神武天皇が大和への東征において熊野から大台ケ原を越えたとすれば
天皇こそがこの地の開山者であり、天皇が腰掛けたと伝わる「御輿石(みこしいし)」に
銅像を建設するのがふさわしいとの考えにより
神武像は2メートルを越す長身で、本体重量45トン
金鵄(きんし)と弓が68キロ、太刀83キロ、製造は大阪市の大谷鋳造所
銅像は6分割され、三重県の尾鷲(おわせ)から
30人の労務者の人力で運び上げられたという
ガイドの田中さんの説明があり
古代の神武東征伝承と大台ヶ原の奥深い歴史に思いを馳せながら
眩しい新緑を仰いで昼食
絶景ポイントである大蛇ぐらへ
北側の岩の斜面に取り付くクライマーを発見
狭い岩上を先端へ
標高1579m、スリリングな断崖絶壁の先には大蛇ぐら
足元をのぞくと谷底へドローン?
大峰山脈の大パノラマだが長居は無用の地点
アケボノツツジや
ツクシシャクナゲも彩り
冷ややかな「ヒメシャラ」に抱擁
シオカラ谷吊橋を渡り登り返すと
14:40 スタート地点の大台ヶ原駐車場に到着
ビジターセンターでは奥吉野の大自然を見学
今宵の宿「心・湯治館」へ
団体さんが続々と到着
お風呂に入り、おしゃべりも賑やかに夕食で乾杯!!
静かな深い森の宿から
明日の大峰山へ・・・・・