乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

四国八十八ヶ所巡礼 ~旅立ちのとき~(5-8)

2013-03-28 | 四国巡礼



四番札所参拝終了後

七番札所前の観光食堂『喰うかい家』で昼食
徳島名物? 御所 たらいうどん定食
湯だめになったコシの強い手打ち麺が大きなたらいの中に...
味はごく普通



逆打ちで第七番札所 十楽寺(じゅらくじ)から

大師は生・老・病・死など人間として避けることのできない苦難に
10の光明と、輝く楽しみが得られるようにと、、、



治眼疾目救済地蔵尊が祀られている



本堂から大師堂へ参拝
『南無大師遍照金剛』・・・



次は
五番札所の北西にある「奥の院・五百羅漢堂」
「四国でただ一カ所」等身大・木像



「羅漢さん」は
お釈迦さんの弟子であり、仏道修行して阿羅漢果という
人間として最高の位を得た人

必ず亡き人に似た顔があるというので



探しますが・・・・・・
見つかったら供養になるかも?
薄暗いのでちょっと、、、急ぎ足



こちらは釈迦如来



眺望が良い高台を下ると



五番札所 地蔵寺(じぞうじ)山門から



本堂



立派な大銀杏(たらちね銀杏)が特徴



四国六番札所 安楽寺(あんらくじ)は



満開の花々に導かれ







色鮮やかな多宝塔や



美しい庭園に癒され



本堂と大師堂に参拝



昔この地方で温泉が湧き、諸病に特効あり
五百名収容の寺の宿坊は温泉山の名にふさわしい
天然温泉が湧き出るそうです



さてさて、今回最後の八番札所 熊谷寺(くまたにじ)
最大級の二王門に来ました





名残りのハクモクレンを見ながら
少し下って山門から歩くと



本堂までの距離が長いが



清々しい気持ちになって



さくら、さくら、さくら~



心安らぎ



本堂から大師堂と合掌



これにて、本日の行程が終了し
吉野川ハイウェイオアシスでトイレ休憩
約1時間半で見奈良天然温泉『利楽』に到着し
入浴休憩、夕食後、フェリーに乗船し別府港から
うとうと半寝で帰路につく



私達一人一人が自らの能力、才能を存分に生かしきる生き方を目指し
努力することも勧められた弘法大師
そのお大師さまの御跡を慕い同行するのが遍路

だそうです。。。

心がけや行動に込めた意義を心に刻んで
もう一人の自分とともに歩こう!

初回は参拝の作法を習得するだけに終始し
行動のペースが速くていつの間にか終了...

信仰心もあまり持たない観光気分のお遍路さんだが
次回もエントリーしましたよ、、、

 
              な~む~





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四国八十八ヶ所巡礼 ~旅立ちのとき~(1-4)

2013-03-27 | 四国巡礼
3/24(日)~26(火)初心者お遍路さん

同行二人 弘法大師・空海とともに
     修練と霊験の道場へいざ参ろう!

第1回は1~8番札所

大津道の駅で19:00 ツアーバスに乗車
夜更けの別府温泉『かっぱの湯』で入浴休憩



別府港から23:50発 宇和島運輸フェリーに乗船(船中泊)
愛媛県八幡浜港 2:35着



5:30 まで船内休憩でも
瞑れそうな目を開き下船



伊予鉄南予バスに乗り換え
大州IC から高速道路を徳島へ
途中から若い女性?の『先達さん』が乗車して
お遍路旅の基本的な作法と心得の指導を受けます



車窓からの景色はどんより
『四国三郎』吉野川を望みつつ鳴門ICで降り



阿波・徳島県鳴門市入り
「トンネル栽培」の人参畑が広がると



いよいよ到着です
発心の道場からスタート
その前にツアー参加者38名全員で定番の記念撮影!
入門前のお姿を一枚



四国第一番霊場 霊山寺(りょうぜんじ)
皆さんお遍路スタイルに変身しました



ここで巡拝のマナーを.....

寺の山門前で合掌、一礼



水屋で手を洗い、口をすすぎ、身を清め



本堂に進みます
納め札を所定の場所に納め、灯明、線香(3本)をあげ、
お賽銭を納め、合掌後、経本に従って読経......



本尊真言『のうまく、さんまんだ、ぼだなん、ばく』
初心者は息継ぎにパクパク・・・

ベテランお遍路さんは経本も見ずにスラスラっと
しばし耳を傾けるとリズミカルな美しい声

最後に合掌礼拝

大師堂にも同様に参拝します
納経帳に御朱印を戴いて(ツアーの場合は纏めて)

出るとき山門で一礼

これを各札所で行う



第二番札所 極楽寺(ごくらくじ)
朱塗りの仁王門



本堂



広く賑やかな境内には
弘法大師が植えたと言われる長命杉
長寿を得られますように?



第三番札所 金泉寺(こんせんじ)



『鬼瓦』発見!
屋根の葺き替えを行った時に処分せずに展示



義経が弁慶の力試しに持ち上げさせたと伝えられている
「弁慶石」



微笑む辨財天



納経帳の御朱印は
来世の旅路に、持参する物?



第四番札所 大日寺(だいにちじ)
山門は「釘なし堂」の鐘楼門



阿讃山脈の麓にあります



ご詠歌にも
ながむれば月白妙の夜半なれや
     ただ黒谷のすみぞめの袖
 
霊地にふさわしい幽玄な雰囲気が漂う



               ちょっと一服。。。       
                   後編へ、、、


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地区総会

2013-03-24 | 日記
3/23(土)恒例行事

白い花桃が咲く頃



公民館では宴の準備が着々と
豪快な煮物はベテランシェフにお任せ



準備万端ですね



一段落した後は?



何かに夢中になってます



完成!



手先と頭の体操は
酔いが醒めます・・・

が楽しいひと時です。。。


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一気に満開

2013-03-21 | 日記
3/21(木)さくら さくら

やよいの空は 見わたすかぎり かすみか雲か
匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん









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「第8回日向往還歴史ウォーク in 山都町」

2013-03-18 | ウォーキング
3/17(日)ボランティアガイド

昨日、16日(土)
めざせ馬見原コース(約23km)の
幣立神宮地点でおもてなし茶湯接待に参加した城主

今日、2日目は『浜町散策コース』のガイドです

めざせ通潤橋コース(約20km)の
鼎春園へ移動するシャトルバス出発のあと



山都町観光協会 山下会長の歓迎の挨拶があり
浜町散策コース出発式です



参加者は約100名
6チーム(うさぎ、たぬき、かめ、いのしし、きつね、しか)に
振り分けられ各人が好みのチームを選択します



乙女の『たぬきチーム』はちょっと多い総勢22名となりました
ガイドはベテランの浜田さん御年79歳をサポートします



9:35 二の丸橋前からスタートして

『御廟』へ
阿蘇大宮司惟種公(おたっちょさん)の父
阿蘇惟豊公墓所



布田神社を通って



我が国最大の石造アーチ水路橋
『通潤橋』を渡ります
ペースに遅れる方がいたり
説明が聞き取れないなどの対応をしながら



棚田の風景に囲まれた



『岩尾城跡』へ
先行の城主がガイドする『うさぎ』チームとすれ違う



阿蘇大宮司の本拠地である「浜の舘」を守るため
相籘寺 城とともに貞応元年(1207)に築城



下ったら
浜の館外堀跡の標石を進み



矢部高校の敷地にある『浜の館』跡に
黄金の述 べ板、瑠璃杯、白磁置物、三彩水注、
その他明陶など合計 二十一点の埋蔵物が出土
国指定重要文化財に指定され
浜町の歴史と格調の高さを物語る



グランドの前には
阿蘇大宮司代々の菩提寺『福王寺』
ここで天台宗の宗章
十六菊の中央に3つの星をあしらった紋(三諦章)に注目
居合わせたご住職からお話を聞けてラッキーでした



商店街に入ると『山村茶舗」で美味しいお茶のお接待を受け



『本さつまや』の店主にも歓迎され



『妙見の大ケヤキ』に到着
残念ながら平成十五年一月倒伏
倒れても根や幹は成長を続けているとか



ここでのうれしい甘酒の振る舞いは
通潤酒造のお婆ちゃんがおもてなし
美味しい甘酒のレシピまで伝授して戴いた



『備前屋』現在、通潤酒造の酒造場
寛政三年細川斉茲公が、間谷 山の狩りに来られた時本陣としたところ

試飲用の新酒も数種常置されています
皆さん飲み過ぎないようにお願いします・・・

すると『お父さんがいな~い?』の声が
走り回って探したら、、、

飲み過ぎた?
いや、ここの酒粕が美味しくて買い物に夢中だったらしい...
ふー!やれやれ

ポイントでは人数の確認したり常に気を配り
サブもいろいろ大変です



いよいよ最後の『小一領神社』 柳本大明神
ここで突如、とっておきの案内人が登場しました

阿蘇家の守護神が祀られて
阿蘇大宮司友仲が矢部の鎮主として寛仁二年(1018)創建

最近は『恋一路(コイイチロ)』恋愛の神様として
多くの若者が訪れパワースポットとなっています



神殿にある五カ所のハートを見つけ御神殿に手を合わせ
恋している相手の名前を三回心の中で唱えると叶う?らしい

皆さん、ハートを探してみましょう!
見つかりましたか?

恋一路祈願も済んで



ちょうど13時、祝福の放水が視界に入ると『通潤橋』
全員無事ゴール!!

皆さんお疲れさまでした。。。




『あなたは、日向往還歴史ウォークin山都町に
参加され、明るく、楽しく、
日向往還の歴史に思いをめぐらせ
足跡を刻まれました。
よってここに、あなたの健脚と
歴史を愛する豊かな心を称え、
これを証します。』

   
今回、最後尾からサポートは
いろんな質問も受け戸惑うこともあり緊張したが

参加者の皆さんとの出会い、ふれあい、語り合いは
とても楽しく貴重な体験になりました。。。

歴史を知り、文化に触れ
おもてなしの心を持って
感動を共有出来れば素晴らしい・・・・







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洞ヶ岳(ほらがたけ)997.3m

2013-03-15 | 登山
3/15(金)険しい山容に惹かれて

サクラ咲く緑川ダムを通ります



美里町の夏水集落から右に上がって
山出地区の水道施設の空き地に駐車



10:00 ここが登山口



植林の杉が整然と天に向かうと



かなりの斜度がいきなりやってきて
心拍数を上げる



尾根に出ると権現神社
地元民の信仰の山が現れ



仏菩薩に安全祈願



自然林の直登を
木の根や枝をたよりに



息も付かずひたすら



赤いテープを見落とさないように
慎重に辿ると



もみの木とヒメシャラが呑気に戯れ
一息つく



山頂まで25分



展望台からの絶景に吸い込まれ



雲仙普賢岳も手を挙げる



そして、そして到着
洞ヶ岳山頂だよ~!



眺望はあまり良くないので



120m先の15mほど高い
険しい岩峰の東峰へ 11:30



お決まりのランチを広げて



京丈山、雁俣山を充分満喫したら下山します



山中で行き交った地元の方?
おすすめの展望台に行ってみよう
権現神社上宮を祀ってある狭い岩峰の頂きは



手前から洞が岳が迫って抜群の眺望
しかし、断崖、絶壁の先端へは断念し



危険で急峻な下りに気を引き締める
よそ見すると転げ落ちます



神社まで下りて来たら一安心



巨岩に囲まれた



山の神にお礼とともに別れを告げ



杉林を縫って



13:15 無事下山にため息をつき
緊張の脚が緩む。。。




帰路ルートにある緑川ダムでしばし休息
肥後みどりかわ湖(貯水池)の眺望と



周辺のサクラもほころんで



一気に春がやって来た




ダムエリアも魅力満載です






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日向往還(鼎春園~通潤橋)をゆく

2013-03-13 | ウォーキング
3/12(火)物語を残す道筋を辿る旅人になって

矢部の中央公民館前から熊本バスで
7:58 発の交通センター行に乗車

バス停前の『山都ころっけ本舗』が気にかかる
「山都ころっけ街道」に並ぶ14店舗のメニュー
“地産地消B級グルメ”がすべてここに集結
残念ながら本日は定休日でござる



約30分のバス旅で御船町の『七滝』下車 8:30



『鼎春園』目指してここからスタート
2.5kmの緩やかな上り坂



ここは茶屋ノ本「鼎春園」
幕藩体制末期、倒幕運動の先駆として活躍した勤皇の志士
宮部鼎蔵と弟春蔵を顕彰した公園

恒例の『日向往還歴史ウォーク in 山都町』山都町観光協会
山都町の通潤橋まで歩くロングコース(約20km)の出発点



鼎蔵は通潤橋を建設した布田保之助と仲が良くて
『通潤橋』の字を書き残している



近くにある「宮部鼎蔵生家跡」から右へ



「八勢眼鏡橋」「金目の大桜」の案内板



段々畑の里山風景が広がるなか
川のせせらぎに誘われると



八勢眼鏡橋



昔は日向往還最大の難所
木橋のため何度も洪水で流され
豪農林田能寛が私財を投げ打って造った石橋
石工は 種山村の卯助・甚平兄弟
通潤橋の翌年に完成した



石橋を渡ると八勢石畳へ続く



150段、約500m
苔むした風情が残る
西南戦争時には薩軍も敗走したという
いにしえの道に思いを馳せながら歩こう...



日向街道六里木から



釜出に向かう一本道には



八勢池がある



「長谷旅籠跡」の標石



きれいに刈り込まれて整然と美しい茶畑の中に
記念碑が目立つ



「薩軍兵士の墓」の標木には

西南の役で傷ついた兵士を土地の人が看病したが
手当もむなしく亡くなり
この上の歌野屋の墓地に眠っている



この先の美しい竹林に人の気配が....
はて、かぐや姫か?

『若者でなくてすみませんが?と声をかけると
こっちも老女になり申した・・・』

筍の季節を語るリアルなお話でしたね



山鳩の鳴く声が赤子の声に似ていることから
その名がついたと伝わる
「赤子谷石畳」を進む



大晦日、鬼が来てこの石を廻すという
鬼の「巡り石」では小石を載せると恋が叶うというので、、、



いよいよ矢部ゴルフ場内へ入る



プレーを邪魔しないよう
美しいグリーンを見ながら



「妙法千人乃霊魂碑」の刻銘がある千人塚に出会う
11:30 ここで、エネルギー補給で復活



『ナイスショット!』に気を取られていたら
コースミスして国道に出てしまった
間違ったら元に戻るのがベスト
ほぼゴルフコースの中央を通るルートだ



ゴルフ場を出たら水の田尾



国道445へ下り左折すると
お地蔵さんの横に大矢野演習場の標石があり
ここからしばらく国道沿いを進むと
地元の人達に声をかけられ励まされる



石組みは見えない滑川橋渡ると



金内橋は近い



布田保之助によって架橋された
福良井手を通した大小二連式の構造

イベント大会当日は金内公民館が
このコースの中間点となり休憩所として解放され
地元の方々による歓迎のお接待が疲れを癒してくれるに違いない



この先は国道を横断



おや!『日向往還歴史ウォーク』のぼり旗



ちょっとした登り坂がきつい



杉林を抜け



「なんまんさんまんさん」(何万三万か)?南無阿弥陀仏が訛った?を
過ぎると



のぼり旗がバタバタして



ルートに導く原村台地



準備万端?



早くも原公民館には休憩所の案内が設置





芦屋田入口から



暑いくらいの陽気に汗をふきふき



幕の平古戦場跡へ進入
阿蘇大宮司職をめぐり惟忠、惟家が合戦した古跡
島津氏、相良氏や菊地氏まで巻き込んだ戦いに発展



阿蘇外輪山を望みながら



天満宮標石と



石段の上にある芦屋田集落の天満宮



のどかな里山の芦屋田町跡は



日本の原風景ここにあり





老人ホーム『浜見荘』入口からは



人気のない静かな丘の上に



水仙の花に彩られる春景色



やがて終盤を迎え浜見橋を渡って
矢部の町に入りました



中世阿蘇家の居城跡や



浜町橋



通潤酒造はかつての備前屋
寛政三年細川斉茲公が間谷山の狩りに来たとき
御本陣としたところ



〆に浜町商店街のイノウエ菓子店で
「浜町シュー」をゲットしたら



14:40 ゴール!
お疲れさまでした。。。



日向往還は肥後四街道の中の一つ、商人の道

肥後の国(起点は熊本市新町札の辻)から、
現在の上益城郡嘉島町~ 御船町~山都町を通り
日向の国(宮崎県、終点は延岡市)へ至る
約三十四里(136km)をつなぐ旧藩時代の歴史街道

第8回『日向往還歴史ウォーク in 山都町』
3/16(土)~17(日)に開催されます

浜町から宮崎県との境にある馬見原まで歩くロングコース(約23km)
「鼎春園」から山都町の通潤橋まで歩くロングコース(約20km)
馬見原商店街周辺を散策するショートコース(約5km)
浜町商店街を散策するショートコース(約6km)


あなたも素晴らしい歴史街道を歩いてみませんか。。。



        後編もありそうですよ.........



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熊本さわやか大学校 卒業式

2013-03-10 | 日記
3/7(木)第21 期生卒業祝賀会の一コマ

会場:ホテルニューオータニ熊本

各人に卒業証書授与のあとは





アトラクションで盛り上がります





楽しく『おてもやん』



『フラダンス』



『バナナの叩き売り』



いよいよ8班出番です
『牛深ハイヤ踊り』・・・





クマモンの『花は咲く』



小笑い.中笑い..大笑い...

バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ
皆さんおめでとうございます。。。

  
     





      
                         ・・・代理の乙女

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杵島岳~往生岳

2013-03-06 | 登山
3/5(火)阿蘇の野焼シーズン前がベスト



10:00 阿蘇スキー場跡に立ち目指すは往生岳



霊場跡の古坊中
舗装された遊歩道を軽やかに歩き出すと



野焼き前の茅が春風に天を仰ぐ



この辺りから噴火口の淵へのルートがあるはずだが



古御池火口群周辺の踏み跡を右往左往したが
発見に至らず



杵島岳の直登ルートに挑むと



阿蘇の主峰に見つめられ



烏帽子はいつも美しい



杵島岳山頂を通過し



往生岳に向かって



鞍部に下るルートはここから



この先は直登コースまでに目印、道標はなく不明瞭
多くの踏み跡に迷いながらも




最低鞍部の十字架に交差すると
迫る往生岳南峰の急登にダイヤモンドの汗を隠し



11:45
草原の広いピークでランチタイム(今日は登頂のご褒美を忘れてしまった!)
三角点は北峰にあるが
苦行の薮扱きルートになるらしいので
この先はお預け



下山ルートの杵島岳火口壁に
目を凝らし浮かび上がる幾つもの踏み跡を確認

米塚もぼんやりと古墳みたいに鎮座



火口壁への低木が生い茂るルートに突入
小枝が柔肌に襲いかかるが



何とか脱出し旧火口群を巡る東山腹コースに合流
途中、市内からのご夫婦と触れ合い



見落とした道標に出た
これじゃ~寝てる



ベンチのある遊歩道は
のんびり寛ぐカップルなど
春霞の柔らかなロケーションのなか



静かに歩を緩めザックを下ろした

いつも行けそうで行けなかった往生岳
プチ山遊びが潜んで往生する山?
その先にもまだ隠れたダイヤがありそうだ.....



山後の温泉は
阿蘇の山々の眺望と
趣向を凝らした湯が13種類のスパリゾート
『高森温泉館』



今日は
熊本地方PM2.5 全国初の注意喚起発令のなか
山頂からの遠望もやはり霞んでいて納得。。。

春は淀んだ空気と花粉を運んで近づいて来るようだ、、、






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お天気

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