みなさんこんばんは。
前回、ヤタベで切磋琢磨のボディブレースを破損した件を書いたら、
お友達から是非バッテリー固定をCRCのようにゴムバンド(Oリング)
で実施できるように自作してください的なご要望を頂きました。
どうも、ワタシが何か破損するとすぐ自作するように思われているよう
ですが、そんなことはなくてたまに気が向いた時だけなんですけどねえ。
という訳で、今回は気が向いたのでお友達のご要請にこたえるべく、
いろいろ考えてみました。
まず、破損したボディブレースですけど、
本来自作しようと思っていたお遊びの板の横に紛れ込ませてみました。
ちなみに私はカーボン板からパーツを切り出す際は、普通の方眼紙に
切り出すパーツの形と穴の位置を書き込み、それをコピーしてコピー
用紙の裏に、タイヤ貼り付け用にRCショップで販売されている薄い
両面テープを貼り付け、その状態でパーツの形にカットしてカーボン板
に貼り付けています。こうすることで、穴あけとカッティング作業が
とても進め易くなりますねえ。
まずはコーセー製の治具で穴あけから始めます。これは穴位置を
比較的精度よく、また効率よく作業できる治具でとても重宝します。
ちゃんと穴位置を決めるためのポンチも同封されているので助かり
ますねえ。
こんな感じでドレメル製のリューターで加工しています。
ワタシのドレメルはバッテリー駆動の無段変速仕様だったのですが、
内部基板が壊れてスイッチon/offしかできなくなったため、常時
30000rpmもの高回転で回って危険なため、専用バッテリーを外して
別配線で写真のRC用2セルバッテリーで駆動しています。
これで適正回転数(たぶん20000rpm)になってくれて、壊れる前より
便利になってくれました。
こんな感じで穴があくのにほんの数秒で作業完了してくれます。
昔はカーボン板の穴あけ一つに5分くらいかけてましたが、超鋼
ドリルとコーセー製治具およびドレメルとの組み合わせで作業が
楽になったものです。
で、仕上げはこれまた自作のリューター作業台で、円筒形サンダーを
装着したドレメルを使ってカーボンの形状を整えます。
もちろん、概略の形はダイヤモンドソーを装着した糸鋸で手動にて
切り出しているのですが、仕上げはやはりドレメルを使うのが一番です。
この自作のリューター作業台はビニール袋で覆うことで、カーボンの
粉じんが舞って人体に影響を与える危険性を大幅に低減してくれました。
これがないと、安心して作業できません。
ちなみにこのリューター作業台、ダイソーで購入したステンレスパッドと
発泡ウレタンシートにお風呂の椅子合わせて700円くらいで作りました。
ようやくパーツが二つ完成です。
大きい残りの一つはまた今度ということで。
次の課題はバッテリー固定をOリングで固定する方法ですが、
いろいろ考えて、いろんなものを参考にしているうち、そういえば
CRCのOリング固定パーツを持っていることを思い出して現物を
よく見てみることにしました。すると…、
なんと、何にも加工しなくてもポンづけで切磋琢磨に装着できて、
バッテリーをOリングで固定できそうなことがわかりました。
で、すべてを纏めて完成させたのが上記の画像です。
ちょっと手抜きですが、これで如何でしょうかね。