みなさんこんばんは。
ちょっと肌寒い気候となってきましたが、ここをご覧いただくみなさまは如何お過ごしでしょうかね。
ワタシは10月25日に谷田部アリーナで開催された、ヨコモグランプリ ROUND 26 (通称ヨコグラ)に参加してきました。
参戦カテゴリはGT500ストッククラス(30.5T)と、F1ナロークラス(30.5T)のWエントリです。
F1ナローはワタシのではなく、友人からお借りしたレンタルマシンです。
GT500のほうは4年ほど前に購入したGT500ノーマルに対して、ごく一部改造を施した内容です。
ヨコグラでは、多少の改造は許容してくれますので、参加マシンのバリエーションが様々にみられるのも楽しみの一つなんですよねえ。
これがワタシのGT500マシンです。ボディはこれまた当日に友人から拝借しました、BZRですねえ。これがまた軽量かつコンパクトで、マシンの回頭性が良好なのが美点のボディです。
マシン自体はごくノーマル仕様でシャシーもFRPですし、フロントサスはダンパーを追加した以外は4年前のノーマル仕様そのままで、リアもギアデフかつ左モーターマウントも樹脂のまま。
センターショックのみR12用のビッグボアに変更したくらいです。あと、ワタシらしさを強調すべく、バッテリーは本来横置きのノーマル仕様から、縦置きに変更しました。ただ、バッテリーの
ステーはノーマルそのままのOリング固定を維持してます。センターショックの前側ピボット位置を確保すべく、自作のブレースを装着しました。まあ、お気楽お安い仕様ですかねえ。
タイヤはリアにS、フロントにMSを装着しております。
あ、あとマシンにはmtabeさんからお借りした、ロガーを搭載しておりますので、セッティングに迷いそうになってもすぐにデータ検証して対策が打てる状況です。
今回、モーターはmtabeさんからお借りしたよく回るモーターとのことでしたので、気合を入れてモーター回転チェック&進角調整を実施しました。
今まではフル充電したバッテリーを使って、モーター回転数をデータロガーで実測してタイヤ回転数が3200rpmになるよう調整していましたが、
バッテリー電圧がすぐに低下するので計測のたびに充電する手間が発生していました。
しかしながら新型充電器である、ブラックホークの定電圧モードを活用することで、フル充電バッテリーを計測のたびに準備する必要がなくなりました。
ヨコグラのGT500ストッククラスである30.5Tモーターに対する設定としては、8.40Vで10.0Ahとすることで、フル充電バッテリーを使うのとほぼ
同じ計測結果が得られました。
アンプはSP3で進角1の設定とし、モーター側の進角はフル進角からちょい戻しの設定で3180rpmのタイヤ回転数となりました。
これまでのヨコグラで使っていた自分の30.5Tモーターでは、SP2で2800rpm、SP3でも3060rpmのタイヤ回転数しか確保できず、レース
レギュレーションである3200rpmから大きく劣るこれまでの状況では常に最下位メインをうろついていました。
しかしながら、mtabeさんからお借りしたモーターをしっかりセットしたことで、ようやくまともにレースできる状況となりました。
さて、ヨコグラのレースは事前に予選の組み合わせが主催者側で決定されており、練習走行3分、予選走行4分×2ラウンド、決勝1ラウンドは
Aメインのみ8分で、Bメ以下は4分というスタイルです。よって、練習走行で速くても予選組み合わせは変わらないので、事前組み合わせによる
運も左右するレース形態といえます。
今回のヨコグラでワタシが参加したGT500ストックは参加者35名、F1ナローは参加者9名でした。F1ナローは全員Aメイン確定ですので、
予選はGT500ストッククラスに注力することになります。GT500ストッククラスの予選組み合わせは7人ずつ5ヒートの割り振りとなり、ワタシの
出番はその中で2ヒート目となります。また、全体で言っても4ヒート目とかなり早めの出番になりますので、路面状況は若干低グリップな状況
が想定されました。
実際、練習走行ではかなりグリップ感が厳しい状況であり、かつワタシは今回も事前練習なしでしたのでコースレイアウトを覚えるところもこの
練習走行の3分間でこなす必要がありました。でも、最近は初めてのコースレイアウトでもかなり早いタイミングでラインを見切れるようになって
きたので、この練習走行でも走行開始から3周目で16秒2という朝一練習としては悪くないタイムを刻むことができました。まあ、その後は
いろんなラインを試してみたので、この16秒2が自己ベストのまま練習走行時間は終了となりました。
そして予選1回目、スタート早々からかなりマシンのペースが良いようで、いつもならストレートで追いつかれる場面でも全く後ろから近づくマシン
はなく、インフィールドセクションでは他のマシンにぐんぐん追いつく感じてこのヒートのトップを快走している模様です。少し他のマシンが予選にも
かかわらずなかなか譲ってもらえなくて少しお付き合いさせられたり、焦りからミスで転倒を1回してしまうものの、全体ペースは良いレベルを維持
してゴールできました。結果は15周4分03秒695でベストラップは16秒078でした。このタイムはヒート4まで全体トップで暫定TQかと思われ
ましたが、さすが最終ヒートの猛者たちはとても速く、結果的に全体で7位にまで落ちてしまいました。でも、トップとの差は同一周回の2秒遅れ
にて、2秒の間にTOP7人がいる大混戦の様相を呈してきました。
予選2回目、TOPでスタートしたおかげか、今度は他のマシンとのお付き合いも不要で非常に好調な走りかつミスもほとんどなく、ほぼパーフェクト
な走りで我ながら完璧なヒートをこなすことができました。これは結果が期待できると電光掲示板を見るとなんと、15周4分4秒と予選1回目
より0.5秒も遅い結果にびっくりしてがっかりです。ベストラップも16秒122と予選1回目より落ちてます。これは考えるに、ワタシはレース用電池
を1本しか持っておらず、予選1回目の電池を追い充電して予選2回目に使用したので、わずかにパワーが落ちたものと推察します。
まあ、やはりラップタイムを見るとアベレージのラップが16秒258とベストラップから0.136しかかい離しておらず、非常に高精度は走りが実現
できていたのは間違いありません。
予選2回を終了して、結果的にワタシの総合順位は7位と変わらず、総合トップの方のタイムは15周4分1秒418でベストラップは15秒725
とのことですから、ベストラップ差でいくと0.353秒差、トータル差では2秒277ということで、ベストラップ差ほどにはトータルでの差はついていない
状況にて、決勝は今少しの頑張りが必要だと理解しました。また、決勝Aメインカットラインとなる10位の方は15周4分5秒986ですから、
トップとはわずか4.5秒差までしか許容してくれない激戦だったわけです。
そして決勝Aメイン、ワタシは友人に決勝グリッドでマシンを丁寧に置いてもらい、スタートでのジャンプアップにかけることにしました。
果たしてスタートのコールとほぼ同時にトリガー全開とするとマシンは前方2台を捉えて5位にジャンプアップすることができました。
しかしながら、ワタシのマシンのパワーは他の上位マシンには歯が立たないレベルにて、決勝ながら止む無く自らラインを譲って速いマシンに
先に行ってもらいました。
で、結果は7位。頑張って初のGT500ストッククラスでのAメインであり、しかも7位という成績はとてもうれしい結果ですね。
ワタシが頑張ったところは、友人に撮影して戴いた動画にてどうぞご覧ください。
そしてF1ナローですが、予選5位、決勝4位とこれまた頑張りましたが、実は友人の12マシン2台のメンテにレースの合間はずっとかかりきりで、
メンテ不良で決勝はデフ滑りが発生していたため、デフメンテできていればぽでぃうむは狙えたかなあって感じです。
そうそう、チーム相模原の残党であるワタシの実力を今回も最後に遺憾なく発揮しておきましたよ~。
上の画像のピットマットが今回のレース後抽選での戦利品となります。これまた嬉しい賞品ですねえ。このピットマット、生地がとてもよくてこれから
機会があればレースで実際に使っていきたいと思います。
ヨコモさん、ありがとうございます。