みなさんこんにちは。
2015年もあとわずかとはなりましたが、ここをご覧いただいているみなさまにとって、
今年はいかがだったでしょうか。
ワタシは今、帰省先の広島でゆったりとブログなどを書いておりますが、ワタシにとって
のこの一年はなかなかに微妙な一年でしたねえ。まあ、努力した分か、それより少ない
リターンしか得られないのでしょうから、この辺はやむなしなんでしょうかね。
さて、EPS-J最終戦にはワタシとして、1/12モディクラスと12GTクラスのWエントリで臨みました。
上の画像のうち、手前側がワタシのマシン、奥側はワタシの友人の12GTマシンです。まあ、
2台合わせて”チーム やまさん。”というところでしょうかね。とくに奥側のマシンは昔から12
やってる方にとっては懐かしさを感じるであろう、Collary製のG2ベースに、アルミビームサス
がoption投入されていたりして、非常にコンペティティブな仕上がりとなっております。
12月7日に呉ストで開催された、クレストカップでも12GTクラスでポールtoフィニッシュを
見事飾った優勝マシンでもあるので、今回のEPS-Jでも優勝候補の筆頭といえる現役マシン
なんですよね。
で、ワタシのほうはというとクレストカップから一応各部メンテは施したものの、特段にセットは
いじらずクレストカップそのまま仕様のお気軽状態で、バッテリーも2本しか手持ちなく、しかも
1本はもう使い込んでてレースには使えないレベルなので、レース用バッテリは1本という、
かなりのお気楽モードといってよいかと思います。
12GTのレースはコントロールプラクティスとして全員での10分間フリーアタックのベストタイム
での予選順位決定ののち、予選2回と決勝1回という流れとなります。
今回のEPS-Jでは12GTクラスに22人ものご参加がありました。これは過去にあった12GTの
レースで最大規模ですよね。
12GTクラス、レギュレーションとしては簡単で、谷田部ラウンドレースである1/12スポーツ
クラスとして30.5Tクラスと基本同じで、マシンのヨコモ縛りがなくなり、ボディはツーリング
系であれば何でもOKとなります。つまり、パワーソースとしてはヨコモ製1600mAh2セル
ショートリポバッテリとヨコモ製グレーないし青缶の30.5TでESCはノンブースト、ギア比は
2.3以上という内容です。ワタシはピニオン40T、スパー92Tを選定して、リアタイヤには
できるだけ大径を選定する意味合いからF1用のTRG製30°をモロテック製柳腰リアホイール
に両面接着付けして、幅を詰めるように削って対処しています。これでリアタイヤ径は58mm
にできました。これでも指数に直すと79.2ですから、モーターに掛かる負担は比較的少ない
ので、モーター温度も50℃には届きません。
ボディには12GTクラス定番と言える、プロトフォーム製PFM-12というマクラーレンF1みたい
なボディのレギュラーウェイト仕様をこの一年間使いましたが、最近は軽量バージョンや、
アクティブ社製BLITZ P1という、これまたマクラーレンぽい軽量ボディのほうが走行性能
の観点とスケール感の両立という意味でお勧めですかねえ。
さて、レースのほうですが、ワタシは1/12モディクラスとのWエントリにて、作業時間の
ほとんどはモディに費やす関係から、バッテリー交換以外の時間は使えずにコントロール
プラクティスに臨みます。しかしこのコントロールプラクティスではマシンがハイサイドして
まともにタイムアタックできません。それでもなんとかごまかしながら10周ほど周回を
重ねて3周ほどはなんとかタイムが出せたようです。結果は12位/22人でした。
予選は2ヒートに分けられて、Aメイン相当ヒートが12人、Bメイン相当ヒートが10人と
いうことで、ワタシはギリギリAメインヒート相当の最後尾スタート位置をゲットできました。
予選に向けて、コントロールプラクティスで使ったフロントタイヤがラバー系だったため、
クレストカップで調子が良かったスポンジ系のGXタイヤに変更しました。また、キャンバー
角が左右2°位あったのでいずれも0.5°位に減らしてハイサイドに対処することとしました。
あと、リアのロールスプリングも少しプリロード掛けていたのを0.5mm位浮かしてみました。
この状態にて、予選1回目は無難に走行できてハイサイドもなく、総合7位/22人まで順位
を上げることができました。決勝Aメインは予選上位11人+Bメイン決勝から勝ち上がり1人
の計12人となりますので、予選は11位までに入りたいところです。
となると、予選1回目の7位という成績では十分ではなく、予選2回目のがんばりが必要です。
まあしかしですね、1/12モディの対応に追われて時間がなく、またいろんな方とのおしゃべり
にも余念がないため、結果として予選1回目に対して載せっぱの状態のバッテリに追い充電
を施すのみでレース準備終了といった次第です。
予選2回目、7番目スタートから特にミスなく単独走行時間が長くとれたこともあり、とても
順調かつ淡々とレース時間をこなし、アナウンスでも徐々にワタシの順位が上がっている
のが聞き取れました。レース時間のこり30秒位で3位位に上がり、トップ勢も近いようです
ので、さらにプッシュした走りをしてみます。ここで守りに入っても、予選1回目を上回らない
と意味ないですからね。そして最終ラップで2位に上がって更に追い込みをかけてゴール。
アナウンスでもトップ争いをしていて一瞬トップに立ったようにも聞き取れましたが結果は?
果たしてトップゴールとなったようで、しかもポールポジション確定とのアナウンスがありました。
これまでレースには多数参戦してきましたが、もしかしたらポールゲットは人生初かもしれ
ません。ワタシ自身でもなにが起きてポールゲットとなったかは不明ですが、レース後半の
ペースアップが非常によかった模様です。
この結果は充電方法によるものかもしれません。
ワタシはヨコモの1600mAh2セルショートリポバッテリに対して2C充電となる3.2Ahでの
充電を実施してますが、中には5Ah以上での充電をされている方もいて、充電電流が高い
と特にレース序盤のペースが速くなる傾向にあるようですが、ワタシのように充電電流値
が比較的低いとレース後半になってバッテリ内部が活性化されてパワーを出せる傾向に
あるようです。また、ワタシの場合、レース開始の1時間以上前に充電を済ませております
ので、レース直前の電圧が低めである点も要因の一つかと推察します。
いずれにしても決勝Aメイン進出を確保できましたので、これで本日の目標は達成でき
ました。あとは決勝Aメインでいかに予選順位を維持するかですが、残念ながらレース用
バッテリはこのマシンに搭載している1本しかなく、また3回目充電だと極端にバッテリー
のパワーが落ちる傾向はGT500レース参戦の中で確認済のため、レース序盤に抜け出
さない限りは勝機はなさそうです。
各クラスAメイン出場選手の紹介
EPS-J 2015 Rd5谷田部アリーナ 12GTクラスAメイン選手紹介
果たして決勝Aメイン、決勝前の選手紹介動画をEPS-Jブログ様から拝借しました。
ポールスタートはなんとも晴れがましくて、うれしいですねえ。
レースはスタートから綺麗にほぼ順位通りの展開で、3周の間はなんとかトップを維持
しましたが、やはりラップペースが上がらず無理をしてミスしてしまい2位に後退。
その後更に無理がたたってシンプルな単独ミスで大きく順位を落としてしまいました。
結果は8位でしたが、今年の有終を飾る良いレース結果とはなりました。
EPS-Jを主催されたキミヒコさんやヨコモ様はじめスポンサーの方々、EPS-J参加
されたみなさまには感謝しつつ、来年もまたこの素晴らしいレースイベントを発展
させてくださることろ願っております。ありがとうございました。