みなさん、お元気にお過ごしでしょうかね。
この間の関東地域での大雪では、埼玉は桶川でも結構な降雪量がありましたね。
というわけで、今回は今年からパワーソースのレギュレーションが変更となったJMRCA 1/12ストッククラスの
1セル化対応について、今回はアンプの対応方法についてここで説明したいと思います。
1セル対応で一番課題なのはアンプだと思います。というのもこれまで使ってきた2セル用アンプのうちで、
受信機への給電昇圧化を含めた対応ができているアンプはヨコモのpro4とRS4くらいなんですよね。
となると1セル専用アンプを買うしかない。でも大体2〜3万円くらいするうえ、1/12でしか使えるカテゴリーがない。
そこでこれまで使っていた2セル用アンプでなんとか1セル13.5T対応できないか?
と考えたくなるのは道理だと思います。
ここをご覧戴く方のうち、何人かの方は受信機用ブースターを購入すれば良いとご存じの方も多いかなと思います。
ではひとつここで、2セル用アンプを使って1セル化対応する方法について、大きく3種類の方法を示したいと思います。
- 単純にそのままバッテリーだけ1セルに変更して対応する。
- 受信機用ブースターを受信機に繋いで対応する。
- 受信機に小型の2セルLiFe / LiPoバッテリーを繋いで対応する。
まず1番目の方策ですが、サンワ製であれば対応は可能です。
サンワ製アンプであるボルテックスを使い、サーボにはサンワ製PGS-HRを装着して、
受信機もサンワ製であればいずれも3.7V作動保証されているようですので、1セル13.5Tでの走行が可能です。
ただし、サーボの作動スピードはやはり電圧なりに遅くなるので、走行への影響は生じると思います。
2番目の方策ですが、受信機に専用ブースター(昇圧器)を接続することで、受信機に5V以上の電圧を
供給する方法です。これなら多少の費用は掛かりますが、1セル専用アンプを購入せずに済むという内容です。
但し、使い方に関してしっかりと理解をしないとアンプにダメージを与えるリスクがあることを理解する
必要があるかなと思います。参考までに、ヨコモBL-RPX2の説明書から下記抜粋してみます。
上記のごとく、2セルアンプにはBECが内蔵されていて、走行用2セルバッテリーの電圧を6Vないしは7.4Vへ
電圧を調整してから受信機へ電源供給しています。
しかし、BECは1セルの4.2Vは昇圧できず、そのままの電圧ないしは少し内部抵抗分低い電圧しか受信機に
供給できません。そこへ専用ブースターを接続すると、受信機に供給される6Vないしは7.4Vの電圧が、
アンプと受信機の間に接続した線を介してアンプのBECに供給されてしまいます。
BECの出力側の方が6Vないしは7.4Vとなり、BECの入力側が4.2V以下となりますからBECを逆方向に
電流が流れてしまいます。要すれば逆接したような状況になるということです。
ですので、専用ブースターを接続する際はアンプの配線から+側の配線をコネクタから予め抜いておく必要があります。
実際にはアンプの+線を抜かずに1セル化して走行されている方もいらっしゃるようですし、
どうやら実害なく使えている方もいらっしゃるようですので、ワタシからは2セルアンプの1セル対応は自己責任ですと、
いうしかない状況です。
なお、3番目の方策は2番目と全く同じですので、2番目の方策内容を改めてご確認ください。
ここで自己責任ながらアンプの+配線を外しても作動するアンプとして、ヨコモ製のSP4と、HW製のXR10 PRO G2は
手持ちアンプにて専用ブースターでの作動を確認できました。
今後、実走行で本当に問題ないかを確認進めて、ここで結果を展開したいと思います。
このブログ内容から、みなさんがストレスなく1セル13.5Tへスムーズに移行されればよいなと思う次第です。
今後も当面は1セル13.5T化に関する話題をこちらのブログとワタシのYouTubeチャネルで取り上げていきますね。