みなさんこんばんは。
10月11日の土曜日に群馬の
クレストスピードウェイにて開催された、1/12のナイトレースに参戦しました。
クレストで開催される1/12ナイトレースにはいつもヨコモやCRCのワークスドライバーや、全日本上位経験者が多く参戦されるのでかなりハイレベルなレースだと思います。しかも開催クラスとしてWRC&F1クラス、112ストッククラスと1/12モディファイクラスの3クラスが基本開催されるのですが、いつも1/12モディファイクラスの参加者が20~30人くらい安定しているのが特徴的だと思います。1/12のモディファイクラス全日本でも約50人くらいの参加者ですから、ある意味月例で1/12モディファイクラスの関東選手権を開催しているようなモノでしょうかね。
さて、そのナイトレースは朝9時にコースオープンしてから午後6時ごろまでたっぷりと練習時間が設定されるため、たとえコースレイアウトが変更となっても、当日参加でぶっつけ本番が可能となるわけなんですよね。
という訳で、ワタシも今月初めにほぼ1/12世界戦レプリカレイアウトとなったこのクレストナイトレースに、レース当日ぶっつけ参加することにしました。まあ、いつものことなんですけどね。
ワタシの住む横浜からクレストまで距離にして約130km、高速代が往復6000円くらい掛かり、それにガソリン代を合わせると約1万円くらい掛かってしまうので、なかなか事前に練習しに行くのが厳しいという訳なんです。それでも、クレストのコース代やレース参加費がそれぞれいずれも2100円とリーズナブルで、しかも参加者レベルが常に全日本レベルであることを考えるとなんとか毎月のレース参加費を工面したくなるんですよねえ。
で、この10月11日は3連休の初日であり、群馬方面へは関越を通らざるを得ないので、渋滞を考慮して朝5時に起きてクレストに向かうこと約3時間足らず。無事クレストに到着すると早々にピット設営とまずコース慣れのため走行を開始します。
新たな世界戦レプリカコースはなぜか世界戦とは逆周回方向となる反時計方向まわりでして、ストレートエンドはいきなりヘアピンのなかなか厳しいながら、レイアウト自体はシンプルなのでコース慣れ自体は早めにできました。
しかしながら、タイムを詰めるとなるとなかなか難しくて、午前中は路面グリップが低めでどんどん曲げていくセットでタイムを上げることができたのですが、お昼過ぎから路面が徐々に上がったせいか、それまでのセット方法ではタイムが全くでなくなり、午後3時くらいまでセットの迷宮入りしそうになりました。しかしなんとか路面状況を理解して、午前中の一番よい状況にまでセットを持ち上げたところでレース開始時間となりました。
今回もマシンは世界戦3位となった、モロテック製の百戦錬磨です。マシンのおかげか、あるいはコレ↓のおかげでハイサイドし辛い状況を作り出せたのかいずれか判りませんが、レース直前の路面急上昇によりハイサイドに苦しむ他の方をしり目にハイサイドから無縁の状況でレースに臨むことができました。
ちょっと見た目はアレですが、お得意の
小西ボンド製SUプレミアムハードを今回からフロントタイヤの側面に採用してみました。
同じく小西ボンド製プレミアムソフトはリアタイヤに使っていますが、これだと柔らかすぎかつべとべとするし、かといって瞬間接着剤だと硬すぎてアンダーがひどく、これまたセット出しに悩むことになるのでその中間を狙ってみました。
この小西ボンド製SUプレミアムハードだと、表面もべとつかず、接着時間も短くて、なおかつ硬さも瞬間接着剤より柔軟な感じです。ワタシは今回の練習及びレースでずっと使いましたが一度もハイサイドに苦しむことなく、車高3.5mmでレースを戦うことができました。
とはいえ今回、ワタシの練習時タイムは大したことなく、結果的にレースの予選順番が一番最初になったところ今回1/12モディファイレースに初出場のお子様とご一緒することになり、若干の考慮が必要となったのですが、今後の1/12レース人口が増えてくれるならコレシキは当然頑張るしかないですよね。やはり初出場でこちらよりラップが1秒以上遅いのではありますが、そんな方でも気軽に1/12モディファイクラスのレース参戦できるところがこの、クレストナイトレースの懐の深さなんでしょうねえ。
ワタシのほうは結果的に実力通り、25人中21位という予選結果で決勝Cメインながら、8分間であと1秒速ければ18位、4秒速ければ17位でBメインになっていたということで、なかなか伯仲したレベルだったと思いたいですねえ。
決勝Cメインではスタートしてすぐ混乱を抜け出して単独2位でトップを追い始めた1分経過時、計測トラブルでそのまま再スタートは8分レースで再開となったため、皆バッテリダウンするだろうとラップを大幅に落として超燃費走行で3位あたりをうろうろしながら皆のバッテリダウンを待っていたところ誰もたれず、残念な戦略ミスでの3位に終わりました。
まあ、でもそれも実力と考えて、今後のお勉強にコレでも皆で見ましょうかね。