やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

Green Park 360 参戦記 ~ 1/10 WEC風 6時間耐久レース

2016年11月30日 | レース参戦記

みなさんこんばんは。

 

ここのところブログ更新が滞っており、申し訳ありません。

11月は特にいろいろあって、ブログネタはそこそこあるのですが、どうにもブログ更新する余裕がなくて。

それにしても久々に試験勉強などして、まだまだ大学生並みに対応できてホッとしたところでもあります。

 

はい。上の画像がいきなりのレース終了後撮影ではありますが、Green Parkという屋外大型サーキットで11月20日に

開催されました、Green Park 360と銘打った、1/10サイズのマシンでの6時間耐久レースにワタシも参戦してきました。

 このレース、LMPクラスとGT3クラスの2クラス混走での6時間耐久レースでして、GT3クラスは基本29種類の指定された

ボディリストから選定した公認ボディ制、LMPクラスはCカーないしはLMP系の1/10ボディであれば可のクラスです。

ボディ塗装に関しては、実車ライクであれば実車にないカラーリングも可ではありますが、単色ボディはNGという比較的

緩めで参加し易いレギュとなっております。とはいえ、参加者のみなさんは空気が良く読めていて、何かしら見たことある

実車が存在すると思しきカラーリングで、上の画像のようにWEC風の雰囲気を醸し出してくれていたんですよねえ。

 

かくいうワタシは耐久レース大好きでして、これまでも何度か参加検討したものの、こればっかりは仲間が必要なので

なかなか出場の機会がありませんでした。そんな時、お友達のmtabeさんからGreen Park 360参戦のお誘いを

頂いたものの、ちょうど11月20日のレース日は子供の高校野球 秋大会最終日にて応援に行かねばならず、

泣く泣く参戦のお誘いを断ってしまったのでした。ところが前日の11月19日に結構な雨量の雨が降ってその日の

試合が流れてしまい、秋大会最終日は11月23日に延期となったお陰でその日の夜9時に参加できることになった

次第なんですよね。まあ、そんな感じなので、実はワタクシGreen Parkは初めてでして、レースの事前練習が初走行

という状況ですから、mtabeさん主宰のチーム相模原の足を引っ張らないように頑張らないといけない感じです。

まずはドライブであまり貢献できそうもないので、事前準備で少しでもお役に立とうと、上の画像にあるマシンの

バンパーをリューター使ってカイダックから切り出して、工作面で少しだけチームに貢献できた次第です。

因みにこのマシン、サル次郎さんところから近々に発売予定らしきプロトタイプマシンでして、このGreen Park

で開発されただけあってこの日がGreen Park初走行の状態でありながら、練習時からなかなか良い走りを

見せてくれました。

 

まあ、現地でバンパーや電飾を装着している時点で、チームの事前準備状況はご想像のとおりではありますが、

チーム相模原としては楽しく完走が今回のモットーですから、楽しめるようにクラッシュだけは回避しないとですね。

 

チーム相模原のチーム体制ですが、チームオーナーのmtabeさん+ドライバー3人態勢で臨みました。

ドライバーはmtabeさんのご子息のけんたろうくん、JINさんにワタシの3人が、6時間をバッテリー交換の

タイミング毎にドライバーチェンジをするという流れにて、レース前に行われた予選結果を踏まえてワタシ→

JINさん→けんたろうくんの順で進めることとなりました。

 

6時間決勝スタートは午前11時55分からローリングスタートを始めて、隊列が整ったところでスタートということ

で実際のレーススタートは12時2分くらいでした。

 

この日のGreen Parkの路面状況は前日の雨の影響がお昼になっても残っていて、特にコースの左セクション

はまだ路面がウェット状態のため、非常にスリッピーな状況です。左セクションは長い下りのストレートから右に

曲がる高速コーナーから更に右に曲がりこむ2コーナーがヘアピンとなっていて、この2コーナーの路面状況

が厳しいため、みなスピンしてしまう状況の中、うまく混乱を抜け出して予選10位から一気に4位にまでジャンプ

アップしました。しかしながら、他社に比べてラップペースがまだイマイチの状況ではこの順位を維持することが

できず、また途中で一度単独ミスにより30秒近くロスしてしまって結局は8位でワタシの第1スティントが終了

となりました。走行時間は約20分でベストラップは19.1秒、アベレージは21.1秒でした。

 

ドライバーチェンジはバッテリー1パックごとにて、バッテリー交換時間の間に行ないました。バッテリー交換

は40~50秒程度かかりましたので、ドライバーチェンジ時には路面状況などを簡単に伝える余裕もあります。

また、プロポはサンワM12Sにアンプもスーパーボルテックスの組み合わせですので、走行中のバッテリー

電圧も確認することが可能です。もちろん、長い直線時に目視で確認もできますが、プロポのセットで走行

電圧が7.0Vを切った瞬間にプロポのバイブ振動でお知らせ機能もあるので、走行中にバッテリーの電圧

低下を確認しながらピットインのタイミング確認も可能なんですよね。

 

ワタシの次の第2スティントは1時間8分後に9位のポジションでやってきました。第1スティントでのワタシの走り

はミスが多くて燃費が悪いとチームオーナーからお叱りを頂きましたので、この第2スティントはミスを抑えて

燃費を意識した走りを心がけました。その甲斐あって、第2スティントはミスなく走行時間も21分走行できました。

ベストラップは路面改善もあり、18秒6でアベレージも20秒2まで改善しました。この時点で順位は7位まで

押し上げることができました。

 

更にレース2時間11分経過後の第3スティント、8位のポジションからスタートです。ここでも燃費を意識してミス

の少ない走りを心がけました。とはいってもこの時点で路面は大幅に改善していて、走らせていてもどんどん

握っていける状況で、今まで抜き去られていた他車に対して、逆にこちらがオーバーテイクする場面が

大幅に増えてきました。走らせていて楽しくなってしまい、ついつい握りがってとなってしまいました。

お陰で走行時間は19分20秒と短くなったのですが、ベストは17秒9とこの日のチーム相模原ベストラップ

となり、アベレージでも19.3秒になりました。この時点で順位は7位に上がり、6位争いをしている状況

にて、事前の準備状況からして想定する上限の良い成績だといえる状況です。

 

 レース3時間42分経過後の第4スティント、8位スタートで更なる順位アップを目指します。

 ワタシが走行する前に実はチームオーナーが1パックだけ走行されたのですが、いきなりの走行でも

25分も走行したうえでベストは18秒1のアベレージ20秒4を叩き出すという素晴らしい走りを見せて

戴きました。これはワタシも燃費走行で貢献を、と思ったところでチームオーナーからタイヤ交換義務

の4時間経過前にピットインしてほしいから、パワーベストで12分くらいの走行で切り上げてとのご指示

を頂きましたので、喜んでパワーベスト走行にて第4スティントをスタートしました。

しかしながら走らせて気持ち良いパワーで前走者を次々とパスできるものの、実は大してベストラップ

は改善せず、おまけに残り2周というところでミスしてコースアウト。20秒ほどロスして危うくタイヤ交換

義務時間を超えるところでした。結局はこのスティント、ベスト18秒0でアベレージ20秒6と振るわない

スティントとなりました。それでもこの時点で順位は5位にジャンプアップしました。

 

ここで2時間ごとのタイヤ交換義務のみならず、ライト点灯義務も発生しますので、ライトスイッチon

してスタートします。さっそうとけんたろうくんが走り出すものの、ほどなくピットインの指示がでます。

どうやら前照灯がついていない模様です。ピットでボディ外して確認したところ、なんと前照灯のLED

基盤が割れてしまっています。JINさんはじめ、はんだごてを取り出して大修理の始まりです。

なんとか割れた基盤をワタクシお得意のSU接着剤で補修しつつ、無理やりはんだを載せて割れた

基盤をつないで補修。そして基盤をしっかり固定して前照灯がともったのはピットインから17分が

経過してしまっていました。その間、50周ほどの周回を失ったことで、順位は10位にまで落ちて

しまいました。

 

ワタシの次の出番である第5スティントは5時間2分後にやってきました。その時点で順位は9位。

バッテリーには余裕があるのでここはパワーベストで行くのですが、すでに周囲は闇に包まれて

おり、コース内の照明は二つだけと暗めの設定のため、特に左セクションの第2コーナーと

右セクションの外周がほとんど見えず、稼ぎどころの右セクションのシケインではギリギリを通す

ことができず、かなり安パイラインで走行せざるを得ません。

しかし条件はほかのマシンも一緒だったのか、ワタシはこのスティントでかなりのマシンを抜いて

行くことができ、20分の走行時間中にベストは19秒1、アベレージは20秒9で順位を再び7位に

まで戻すことができたようです。あとはJINさんとけんたろうくんに残り38分間を託すのみです。

 

暗闇で難しいコンディションの中、JINさんとけんたろうくんは素晴らしい仕事をしてくれて、

結局は8位で無事ゴールまでマシンを届けてくれました。

 

Green Park 360初参加かつ、ほぼ事前練習及びセット出しなしで、かなりハイレベルな

12チームの切磋琢磨する中、8位は望むべきBESTに近い成績だったと思います。

 

実車でもWECが往年の人気を取り戻しつつあり、来年はRCでも耐久が注目を浴びてくれることを

期待したくなる、素晴らしい1戦でした。また、やりましょう。

 

因みに、チーム相模原のマシンにはmtabe謹製のデータロガーが搭載されていましたので、

6時間すべての走行データが残されていて、次戦につながるものと期待しております。

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