みなさんこんばんは。
コロナが5類に引き下げられた5月から、ワタシも久々の出張が5月だけで二度ほどあり、これまでご無沙汰していた方とも、
再会する機会が急激に増えてきた感がありますね。とても良いことだと思います。
ワタシの自宅近くのベンチに何故か、タミヤのバギーが長期間放置されています。なんなんでしょうかね。
さて、5月20日と21日の両日にわたり、KARPでストックカー選手権が開催されました。
いつものレースとは違い、クラスはF1、12GTRそしてプロストック(1セル13.5Tの1/12)の3クラスのみの開催で、
しかもレースは全日本と似た形式の土曜に予選2回、日曜に予選3回と決勝というスタイルでした。
予選順位は予選5回中2回の良い成績をポイントに換算して、ポイント制で決める形となりました。
このスタイルだと、日曜のみ参加でも予選3回可能なので、なかなかに面白い企画のレースだと思いました。
ワタシは12GTRとプロストックのダブルエントリーで土日共に参戦しました。
マシンは12GTR用としてSRF-NX、プロストックにはSRF12Gを投入しました。
SRF12GはX-RAY X-12-2021をベースとしたSRFオリジナルマシンで、リアにUバーを採用している点が大きな特徴ですね。
今回プロストックは集中投資月間として、パワーソースにFANTOMのHELIX RS 13.5Tを購入してレースに投入しました。
ご覧の通りかなりの回転型モーターですので、今回のストックカー選手権のような高速型サーキットに合いそうです。
結果から言うと、12GTRは予選7位/決勝8位/21人、プロストックは予選7位/決勝6位/31人中と、いずれもAメイン入りができました。
12GTRは基本的にアンダーが強く、ラップタイムが遅いので苦労したのですが、初日土曜日の路面が上がらない予選1回目に、
ベストラップ順だと9位レベルでしたが手堅く走らせて5位を確保でき、日曜に予選4回目でフロントスプリングを柔らかくすることで、
曲がりを大きく改善することで6位を取って、辛うじてAメインを確保した次第でした。
実は予選1回目と決勝Aメインではバッテリー充電忘れで端子電圧が4.0Vしかないという大失敗をしていたのですが、今後再発しないよう、
なんらか対策しないといけないですね。どうもダブルエントリーだとつい忘れてしまいますので。
あと、予選3回目は非常に好調だったのに、ラスト2周のところでなんと、
タイヤがホイールから脱落するトラブルに見舞われました。両面テープでタイヤをホイールに接着していたのですが、
タイヤと両面テープとの間で接着が取れてしまい、走行中にタイヤが抜け落ちるという驚きのトラブルでしたね。
この予選3回目は好調で29周に入るはずがこのトラブルで5秒を失い、5位になるチャンスを逃して7位に落ちた次第です。
プロストックのほうは今回、マシンとパワーソース共にとても好調でした。
予選1回目はDTY-12にFANTOMモーターの組み合わせで手堅く走り、総合5位となることができました。
この時、フロント径Φ41.0、リア径Φ43.5で指数は70でした。
予選2回目はマシンチェンジしてSRF12Gとして、モーターはMOTIVのMC4でこれまた良く走って総合6位となりました。
この時、フロント径Φ39.5、リア径Φ42.0で指数は74でした。
ただ、予選2回目はAメインヒートだったので速い方に道を譲るためにトータルで7秒ほど失いましたので、
上手くすれば4位くらいまで上がるポテンシャルはあったようです。
でも、初日の土曜終了時点で暫定総合5位とまずまずの位置を確保できました。Aメインは8人切りです。
予選3回目以降はタイヤをDTY-12につけていたタイヤを基にして、フロント径Φ40.5、リア径Φ43.0、指数69から始めました。
モーターはもちろん、FANTOMに換装しました。
予選3回目と4回目も予選Aメインヒートだったためペースを上げることができずに連続7位となり、総合も7位に落ちました。
予選5回目はBメインヒートスタートで気合が入ります。
スタートしてすぐ他車のプッシュが厳しくて最下位まで一旦順位を落とすもののそこから持ち直し、19周目にトップ返り咲き、
そこからペースをどんどん上げていけました。結果としてベストラップ8.1秒、周回57周8分7秒とワタシとしては素晴らしい成績で、
予選全体でもベストラップでトップから0.2秒落ち、周回で1周差となかなかに上出来でしたが、総合は僅差ながら7位変わらずでした。
尚、今回予選2回目を除き、練習から決勝まで新品タイヤ前後1セットのみで通すことができました。とても経済的ですね。
決勝Aメイン入りを決めてレース前には友人たちに、7位から一旦8位に落ちて前方で混乱が生じて5位くらいまで上げて、
あとは更に上位の脱落を待つという消極的戦略を公言しましたが、果たして結果はどうなったでしょうかね?
というワケで、戦略は計画通り遂行できたものの、残念ながらダブルエントリーのためタイヤ拭き取りをレース20分前に実施したためか、
決勝Aメインではベストラップが8.4秒まで落ちてしまい、6位死守がぎりぎりの状況だったのが少しだけ残念ですね。
それでも、今回のレースではやるべきこととやりたいことがそれなりにできたので、ワタシとしてはとても満足できる二日間でした。
いつもKARPでのレースを主催して戴いているKimihiko-Yanoさんはじめ参加されたみなさま、ありがとうございました。
また次回も楽しみたいと思います。