やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

タミグラ全日本五反田TOC参戦記_8年ぶりにタミグラに参戦してみました~レース本戦編

2023年08月15日 | タミグラ

みなさんこんばんは。

 

7月29日に東京は五反田TOCで開催された、タミヤグランプリ全日本大会に参戦してきました。

ワタシはGTグランプリクラスにエントリーしました。今回はGTグランプリクラスだけで64名のエントリーでしたね。

 

こちらが”本日のピット風景”ですかね。

マシンはこの日が購入後初レースとなるTA08ですね。フロントバンパー上の紫色はダミーポンダーです。

練習走行時にダミーポンダー搭載して重量影響を確認するのに使いました。

 

練習走行ではかなり良好なフィーリングでしたので、タイヤは変更しませんでした。

フロントにはファイバーモールドミディアム、リアにはファイバーモールドハードとして、インナーは共にミディアムでした。

マシン基本としてはフロントギアデフ10万番、リアボールデフの組み合わせです。

ボディはMOTUL AUTECH GT-RにアルミウイングステーでOPのストレートウィングを装着しました。

因みに、リアのトーインは0.5°としております。これでコーナーでパワー入れたときの回答性を確保しつつ、

ストレートでの伸びを両立しました。車高はTA08では計測難しいですが前後5.2mmだったと思います。

フロントリバウンドはかなり減らして、リアは2㎜位つけていました。

 

この状態で予選1回目に臨みます。残念なことに、ゼッケンナンバー3でしたので、予選1回目は前列スタートです。

これで路面が良くなる予選2回目は後列スタートなので、好成績は難しくなりそうですね。

 

果たして、スタートはいつも通りバッチリで、同じヒートのドラさんが後列スタートということもあり、

ワタシがトップで1コーナーをクリア。もちろん、インには寄せず全開で抜けます。

上手く位置取りできて、1周目を単独トップで抜けるとあとは淡々と置きに行きます。

ほぼほぼ全コーナーでブレーキ使い、確実にかつインのマーカーを踏まないように気を付けて、

ライン重視の走りです。

5周目くらいにドラさんが追いついてきたので、得意の自動ドアを発動して前に行ってもらい、

そこからはドラさんに引っ張ってもらう戦略です。

しかし最終周にわずかにラップ遅れ処理に手こずりラインを乱し、ギリギリ10周に入りきれず9周2分0秒225となりました。

この時点で総合5位/64人と、まあワタシとしては想定外の良い結果を得ることができました。

 

これでとりあえず少し気持ちに余裕が出ましたので、ゆっくりお昼を楽しもうとTOC地下の食事処を散策したところ、

食事処 志野という凄く混んでるお店がありましたので、そこで並んでお昼を頂きました。レバニラ炒め定食は久々ですね。

人気があるだけあって、なかなかボリュームがありお味も良好でした。

 

お昼から戻るともう予選2回目がはじまっておりましたが、GTグランプリクラスはかなり後の順番なので余裕をもって準備できます。

ワタシの場合、充電はレース走行の1時間前に終えますので、充電も手間ではありません。

 

他の方は放電してから充電されてましたが、ワタシは追い充電しかしません。なので車検では電圧は7.0V前後しかありません。

というのも、放電して充電してすぐにレースに投入すれば高電圧となり、最初の30秒くらいはメリットありますが、

その後はタレてスピードが落ちてきます。

 

一方、充電を終えてから1時間置いたバッテリーだと最初の30秒はとても遅いですが、そこからバッテリー内部温度が上がって活性化され、

電圧が落ちずにタレることがないので、そこから巻き返して相対的に速くなるという仕組みです。

ただ、この方法は最初の30秒を上手く逃げ切る必要があるのが難点ではあります。

 

しかして、予選2回目は後列スタートにて他車との肉弾戦が不可避となるわけですが、ワタシはスタートしてインに寄らずスロットル戻さず、

ステアリングでフロント荷重を掛けることでなんとか中盤順位あたりをキープしつつ、1台ずつ確実に抜いていくことができました。

他車にあたりそうになればブレーキで回避して、チャンスをみてインに潜り込んで抜く。でもインのフェンスとのスペースは確保する。

これを繰り返すことで3周目にはなんとか2位に浮上、そこからはフリーエアでしたのでリスクを取った走りでペースを上げることで、

なんとか良いペースでゴール。結局は9周2分0秒525と予選1回目に対して0.3秒遅れですみました。

 

予選総合結果は8位/64位となりました。

でも、ワタシとしては予選2回目の結果でも予選総合10位でAメインギリギリ通過できるタイムだったことが嬉しかったですね。

8年前だと後列スタートでは1周くらい遅くなり、前列スタートの成績が全てでしたが、これなら予選2回を戦略的に進めることができますからね。

 

決勝はなんとAメイン8位スタートということで、これは望外の成績となりました。

決勝の様子は動画でご確認くださいね。

 

 

結果はAメイン5位となりました。今回3位までがワーチャン進出決定で、辞退者あれば4位までは繰り上げありでしたのでちょっと残念でしたね。

ゴールした時点で20cm先に4位のマシンがいましたから、あと一息ではありましたが魚雷攻撃はワタシにはできませんので止む無しです。

なんといっても、ゴールまで同一周回かつ、いかにもレースをしているという楽しさがあって、とても良いレースができました。

 

次回は8月20日にKARPでのタミチャレ参戦です。ここでも良い走りができると良いんですけどね。

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タミグラ全日本五反田TOC参戦記_8年ぶりにタミグラに参戦してみました~受付から練習走行編

2023年08月15日 | タミグラ

みなさんこんばんは。

 

ワタシがタミグラに8年間参戦しなかったのは、子供がジュニアクラスに参戦しなくなったのが主ではありましたが、

ワタシ個人としては予選で他車からのいわゆる”魚雷”攻撃にうんざりしたのも大きかったと思います。

 

折角お金と時間をかけて事前に準備をして、1日掛けてきているのにスタートして3秒で魚雷攻撃で全てフイにされ、

頑張れば頑張るほど負のスパイラルに引きこまれて、心がすさんでいくのが耐えられなかったということですね。

趣味で楽しみに来ているとは思えない、そんな感じです。

 

でもMAPやKARPでのタミチャレに参戦してみると、参加者はみなさんとてもちゃんとレースをしようという意識がみられ、

タミグラとは全く違う高いレベルで楽しむことができ、ワタシもタミヤ車カテゴリーを頑張れるようになりました。

 

ここでふと、KARPのタミチャレでもAメイン常連の方々は特に混戦を極めて少ないロスで切り抜ける技に長けているように見えて、

そこをよく観察したところ、少しタミグラでの対処の仕方が見えたような気がしました。

 

先ず、混戦で他のマシンを抜く際は、インギリギリで抜いたりせず少しインに余裕を残して抜いてました。

これは外から遅いマシンにラインを締められた際、フェンスに押し付けられてクラッシュするのを回避するスペースを確保すべく、

スペースを空けているのではと思い至りました。

 

また、コーナー入口で他のマシンを抜いた際はオーバースピードでコーナーに突入して、ステアのみでフロント荷重させることで、

コーナー後半は失速するものの、既に抜いた遅いマシンはコーナースピードで追いついてくることはないので安全にコーナーを

クリアすることができるという抜き方です。

ほぼ同レベルの人とのバトルであれば、その抜き方では確実に次のコーナーで切り返されますが、実力差が大きい場合はそのリスクがなく、

逆に安全にオーバーテイクできるということですね。

 

この二つの技をタミグラで使えば、たとえ後列スタートでもAメインに行けるペースが確保できるのでは?

それがAメイン常連の方のテクではないかなと思いついた次第です。

 

で、そう思いつくと試してみたくなり、ちょうどTA08を入手したタイミングでタミグラ全日本五反田TOC大会に参戦したというワケですね。

 

朝は4時半に起きて、6時前には家を出発して五反田に到着したのは7時頃。少し時間を掛けて駐車場を探して、

TOCから歩いて10分くらいのところにある駐車場が24時間1800円の比較的お安いところだったのでそこに決め、

駐車してからラジコン道具にイスとテーブルを持ってTOCまで歩いていきます。

 

TOC前には既に50人くらいの方が列を作って待っていましたのでその最後列に並び、開場時間を待つことにしました。

本来開場の8時より10分くらい早めに開場となり、エレベータで13Fまで上がってレース開場の受付にたどり着き、

1000円をpaypayで払ってから入場します。

 

入場してすぐ、友人とピットエリアを設営してひと段落。昔はタミグラでは事前車検がありましたが、

今はモーターのKVチェックのみのためモーターをマシンから外して持っていくか、ピニオンと配線外したマシンを持って、

タミヤスタッフのところに行く流れでした。

 

タミグラのモーターチェックは2回だけしか計測チャンスがなく、しかもその場で進角調整はさせてもらえません。

なので、事前にちゃんと調整して、1回でOK貰えるように準備する必要があります。

2回目はギリギリNGだったときの保険程度に考えた方が良いと思います。

 

また、朝の計測ではモーターは温度が室温だと思いますが、予選および決勝で走行後上位者はモーター温度上がった状態で、

KVチェックと車重チェックされるため、モーター温度上がるとKVが30くらい上がる可能性を考慮すれば、

KV2500以下のGTグランプリクラスではKV2470くらいで抑えておいた方が良いかなと思う次第です。

 

ワタシの場合、事前に自分のモーターチェッカーでKV2497となっていたので、タミヤスタッフ計測でどうなるか?

が非常に興味深いところでした。

でも実際にタミヤスタッフに計測してもらったところ、KV2450という結果でした。

どうやらタミヤスタッフの計測装置は低めのKVになるように設定されているようで、モーターチェッカーでは高め設定がよさそう、

ということでした。

 

とはいえ、ワタシは残り1回で進角上げて失格を喰らいたくはなかったので、KV2450のままレースに臨むことにしました。

まあ、久々のタミグラで好成績は望めないでしょうから、ここでリスクを冒す必要はないかなと考えた次第でしたね。

 

次に練習走行です。

事前にタイヤはフロントファイバーモールドミディアムにミディアムインナー、リアファイバーモールドハードにミディアムインナー。

この組み合わせで行く予定でしたが、どうやら今回からカーペットがグレー色の新品に変わったと友人から聞きました。

友人たちはカーペット新品対応でいろいろタイヤ変更を考えているようでしたが、ワタシは今回決め打ちでしたので、

タイヤは変えずに練習に臨みました。

 

練習走行では前日のパルでの走行時と近いフィーリングで、アンダー強めでブレーキを多用する必要はありますがリアはしっかりしており、

十分に戦闘力はあるように手ごたえを感じました。

どうやらタミグラの新品カーペットはパルのカーペットと似たグリップ特性なのかもしれません。

 

予選以降はまた改めて投稿しますね。

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タミグラ全日本五反田TOC参戦記_8年ぶりにタミグラに参戦してみました~準備編

2023年08月14日 | タミグラ

みなさんこんばんは。

 

台風が近づいている夏休みとなりましたが、ここをご覧戴いているみなさまは、

如何お過ごしでしょうかね。

 

タミヤグランプリ、通称タミグラにはワタシも以前は良く参戦していました。

というのもタミグラにはジュニアクラスがあり、ウチの子供たちも参戦していたので、

ワタシも一緒に参戦していた感じでしたね。

なので子供が最後に参戦した8年前の横浜赤レンガ倉庫でのタミグラ以来、

ワタシもタミグラからは遠ざかっていました。

 

でも、MAPやKARPのタミチャレに参戦するうち、かなりタミヤ関連の知識も増えてきて、

今タミグラに出たら前と違って少しはやれたりしないかな?という気が(気のせいが)してきました。

 

そんな時にKARPでの6月KARP土曜日の練習日に、友人のTA08を借りてみてもうびっくり。

自分が結構作り込んだTA07で出したタイムが、ほぼノーマルのTA08であっさり出てしまいました。

しかもマシンの動きがまるでセットの出たダイレクトドライブマシンのようでした。

 

これはと思い、早速TA08を購入してしまいました。

購入して早速、スピードウェイ・パルさんの屋内カーペットコースでシェイクダウンをしたところ、

TA07に対してラップペースで0.3秒ほど速いことを確認できました。

その差は先ず操縦性の違いによるところが一つ目、そして二つ目は、

車重の軽さですね。同じボディとタイヤでTA07だと1338gもありましたので、その差は71gにもなります。

タミチャレは車重制限ありませんから、これはもう勝負になりませんよね。

 

いろいろと試してみたところ、フロントはギアデフでオイルは10万番、リアはボールデフの組み合わせが良い感じでしたね。

この組み合わせだと、路面変化が多少あっても大きな操縦性の変動がなく、しかも曲がりは悪くなくて素直な感じとなりました。

 

ボールデフについては組み立て方でかなり良し悪しが出てしまうのは事実ですので、組み立て方の動画を作ってみました。

YouTubeに上げましたので、是非ご覧になってみなさんの参考になればと思います。

 

 

ここまでくるともう、久々のタミグラ参戦もしてみたくなるというところですよね。

タミヤのHPで調べてみるとなんと、7月29日に五反田TOCでの全日本があるとのこと、ちょうど日程的にも空いており、

場所もほど近いので参加してみようとGTエントリーしたところ、見事予備予選は突破して参戦できることになりました。

 

で、いろいろ調べてみるとタミグラはタミチャレと使えるボディとタイヤにギアが違うことに気づきました。

ギアはピニオンとスパーを買えば済みますが、ボディは塗装が必要で、タイヤは種類選定が必要です。

 

先ずボディですが、どのボディを選ぶかが重要だと思いました。ライキリも86も使えず、軽量ボディは入手困難です。

いろいろネットを検索しまくった結果、結局お安くて安定した走りができそうなMOTUL AUTECH GT-Rを選定しました。

もちろん、通常タイプで軽量ではありません。

塗装は頑張って3日ほど仕事帰りで作成してなんとか仕上げることができました。

タミグラ全日本の車重は1300g以上ということで、このボディにアルミ製のウイングステーを装着することで、

ボディ自体の重量が145gにもなりましたので、錘を載せることなく1300gをクリアすることができました。

 

タイヤについてはネットで調べてもほとんど情報がなく、とても困りました。

いろいろ友人から情報を聞き取ったりして、ようやくファイバーモールドのハードがよさそうというところまで、

判ったのですが、インナー種類についてはいろいろ情報が分かれたので実走で確認するしかなくなりました。

 

そこでレース前日の金曜日に会社を午後お休みを貰い、スピードウェイ・パルさんで確認をすることにしました。

タイヤテストの結果から、フロントはファイバーモールドミディアム、リアはファイバーモールドハード、

インナーは前後共にミディアムという組み合わせが一番安定した曲がりで、路面変化に左右されない組み合わせと、

ワタシなりに結論を得ることができました。

若干アンダー気味となるので、路面が低いときはブレーキで曲がりを調整するしかなさそうです。

 

最後にモーターですが、レース用に手持ちで二つあり、こちらを比較テストしてこのモーターを選定してみました。

タミグラではKV2500以下との規定がありますので、そこに合わせてみました。

あまりギリギリを狙うとレース中車検で車検落ちリスクありますので、このセットは走行直後でモーター温度が高い状態で、

計測をした結果です。多分、冷えればKVが30ほど下がると思います。

 

さあ、これでレース前にできることはやり切りました。

あとはピット設営に必要なテーブルとイスを準備してクルマに積み込み、朝早くに出発してTOC付近の駐車場に早めに到着して、

時間に余裕を持つのみですね。

 

レースの様子はまた後日、アップしますね。

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EPS-J 2023ラウンド3@KARP_ようやくJMストック編です~

2023年08月12日 | レース参戦記

みなさんこんばんは。

 

ここをご覧戴いているみなさまは、もう夏休みを満喫されているところでしょうかね。

はい、ワタシも明日の12日からお休みを頂いて、ゆっくりとさせてもらおうかと思います。

 

3週間ほど前にプロストック編を書いてから間が空いてしまいましたが、その間はお仕事とラジコンで忙しく、

ついついここまで引っ張ってしまい、申し訳ない次第です。

 

7月16日のKARPでのEPS-Jラウンド3にて、ワタシは1/12プロストックとJMストックのWエントリーでしたが、

マシン的にはどちらもとても好調でしたね。特にJMストックのほうはかなり好調な感じで前日練習からセットアップが進み、

結果的には予選5位/11人、決勝6位/11人となりました。

 

特にQ3 (予選3回目)に至っては全体3位の順位となりましたが、このQ3時点での路面が落ちていたのかラップペースは全体的に遅く、

自身のQ1タイムを更新できずに終わったため、最終結果としては予選5位となった次第です。

でも、Q1とQ2は4位、Q3は3位でしたからポイント制の予選ならかなり行けていた、安定感のある走りだったと思います。

特にQ3では安定度98.17%とほぼほぼノーミスで走り切れているので、あとはマシンの細かいセットアップで詰めていけそうな感じです。

 

決勝Aメインでは序盤に4位まで浮上したものの、ミスをして4秒を失い、その後盛り返したものの僅かに及ばず6位となりました。

でも、5位とは0.14秒差、4位とも0.68秒差、3位まで1.5秒差という超僅差で、トップとも最終周まで同一周回で一度も抜かれることなく、

非常にレベルの高い戦いを楽しむことができたと思います。

 

では、その時の決勝Aメイン動画をお楽しみくださいね。

 

 

では、次は8年ぶり?のタミグラ参戦記ですよ。五反田TOC参戦は9年ぶりかな。

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