みなさんこんばんは。
2020年が初まってはや1か月、遅まきながらこのブログの新年初更新となります。
ココを飽きずにご覧いただいているみなさま、相変わらずの遅い更新にて、誠に申し訳ありません。
昨年、ワタシは1/12ストック、1/10ツーリング17.5Tブースト、タミチャレ、ミニ、F1にWGTと、
手を広げすぎた感がありました。
なので今年はひとつ、注力すべきカテゴリーを1/12ストックと1/10ツーリング17.5Tブーストと、
2カテゴリーに絞って頑張ろうかと考えた次第です。
まず、1/12ストックは今年の全日本に参加すること。
1/10ツーリング17.5Tブーストは、何かしらビッグイベントに参戦を考えたいと思います。
はてさて、とても遅い本年の所信表明はこれくらいにして、標題のMAP初参加について、
すこしご紹介とさせてくださいね。
上の画像がMAP会場となります。さて、MAPとは、RCネット販売で高名な、kimihiko-yanoさんが主催されている、
1/12をはじめとするRCカーが最高の環境で楽しめるようにと月一開催されているRC走行会ですね。
MAPは基本月一で土日の二日間開催で、神奈川県足柄の廃校となった小学校の体育館を借りてカーペットを敷き、
みなで練習会やレースを楽しみましょうという、とても素晴らしいイベントなんですよね。
カーペットには、谷田部アリーナと同じくRC専用のCRC2カーペットを採用しており、それを土曜の朝に参加者みなで、
協力してコース敷設を実施して、日曜夕方に参加者みなで片付けるという、参加者も一緒に支えるスタイルなんですね。
さて、今年初のMAPは1月11~12日に開催されたのですが、ワタシは偶然にも会社の出張で横浜の自宅に帰っておりました。
でも、基本的には家の用事等でRCはできないものと考えていたため、MAPに参加する事前準備など何もしておらず、
少し空き時間ができたときように1/12マシンを1台、メンテしようかと持ち込んでいただけだったんですよね。
でも、土曜の夕方になって、うちの奥様が突然、日曜はピアノコンサートに行くから終日家を空けるとのこと、
となると日曜はどうしようかと友人に相談したところ土曜からMAPにいて日曜もいるから来てみたらとのこと。
ワタシは1/12マシンと工具類、プロポは小屋にあるものの、ボディとバッテリーがなく、それでも小屋を捜索すると、
ローラボディが1枚あったので、バッテリーだけ友人から拝借することにして、友人経由でkimihikoさんから飛び入り参加OKと、
許可を頂けたので急遽参加と相成った次第です。
日曜朝は6時に起きて朝食を摂ってから7時出発、うちからの距離が60kmと近かったため、8時過ぎには現地到着しました。
しかしながら途中でコンビニによろうと思ったところ、会場である小学校近くのコンビニにたどり着けずそのまま会場入り。
結局飲み物や昼食をゲットできないまま小学校の校庭へと到着しました。
そこにはたくさんの人や車がいましたが、なにやらRCする感じではなさそうな方々です。
そのうちの一人の方が、RC関係は体育館裏にクルマを止めていると親切に教えてくださいました。
どうやら校庭にいらっしゃったこの方たちは、夜に星を見る会の方々だったそうで、廃校もいろいろ活用されていることを知りました。
果たしてクルマを体育館裏に無事止めて会場入りしようとしたとき、まず最初に忘れたのがスリッパでした。
体育館内は廃校とは言え、土足厳禁のためスリッパ持ち込みが必要だったんですね。ワタシは早速にkimihikoさんからスリッパお借りしました。
次に忘れたのは延長コード。体育館内では100V電源はあるものの、延長コードは自分で準備する必要があるんですよね。
こちらもkimihikoさんからお借りしました。また、準備に当たってはお友達にいろいろと助けてもらって、とても助かりました。
そして、自分で持ち込んだテーブルとイスを出し、RC機材をそろえたのが上の画像です。
因みに、バッテリーは友人からお借りしました。また、マシンはこの1台しかなく、セットアップ機材も乏しいので、
まともに走らせることができるかどうか、かなり怪しい状況ではありました。
タイヤも小屋にあるものをかき集めたのですが、MAPで最適なタイヤが不明だったので、とりあえずフロントに臨機応変と正確無比、
リアに臨機応変を準備しました。
尚、飲み物は1/12でご高名なほりっちょさん奥様が親切にもコーヒーを淹れてくださり、とても助かりました。
さて、当日は1/12JMストック、1/12モディ、1/12の1セル13.5Tストック、F1ないしはタミチャレGTという4クラスに分かれて、
それぞれ10分ずつトータル40分回しで練習時間が分けられておりました。
そして、1/12については各クラス、14時ごろから練習時間を活用しての予選2回と決勝1回の模擬レースが開催されるという、
なかなかに内容の濃い1日が過ごせそうな内容でしたね。
さて、ワタシは1/12JMストックで練習を始めましたが、手持ちに13.5Tモーターもあるのと、
1セルバッテリーを友人から借りることができたので、1セル13.5Tでも走行すべくアンプのセット変更を試みました。
残念ながらWi-Fiのセットアップデバイスは広島にあるので、友人から借りたセットアップカードで1セル対応を試みるも、
説明書なしではうまく対応できず、結局は1セル13.5Tでの走行はできず仕舞いでした。
ここでkimihikoさんから事前に頂いていた、1セル13.5Tクラスお試し用コントロールタイヤをJMストック仕様で試してみました。
まずコントロールタイヤのリアですが、これはとても良いです。タイヤ径41.5㎜からスタートで、十分なグリップレベルが体感できました。
臨機応変と同等のグリップ感ではないかと思いましたし、タイム的にも臨機応変とほぼ同等レベルでした。
コントロールタイヤのフロントですが、これはタイヤ硬度が固めのため、グリップ剤を幅広目の70~80%程度の塗幅とする必要があり、
しかもグリップ剤塗布時間やタイヤ径で大きく特性が変わりそうです。ワタシは40.5㎜で試しましたが、これだと変な喰い方をして、
とてもコントロールが難しかったです。多分40㎜以下のタイヤ径が良いのではと想定します。
そんなこんなで濃厚な午前中を過ごしたところで、お昼にお弁当が到着しました。
ここMAPの参加費は2000円で、お弁当代は更に500円追加することで確保できます。
もちろん、レースエントリー時にお弁当要否を連絡する必要はありますね。
どうでしょう?500円にしてはなかなかボリュームもあり、お味もなかなかだと思いましたね。
午前中はコース慣れと大まかなタイヤ選定が主でしたが、午後からはレースに向けてパワーソースとタイヤおよび、
細かいアライメント調整に入りました。
モーターは手持ちにとりおんV2しかなかったので、モーターは変更なく進角と指数調整のみで対応しました。
指数は結果的に88~90、モーター進角は目盛りで50°、モーターアナライザーで49°としました。
この時のモーターKV値は1793で、電流値は6.0Aとなりました。
このセットで走行後のモーター温度は60℃程度でした。
タイヤはリア臨機応変に固定して、タイヤ径は40.5~41.5㎜が使えるゾーンでした。ベストは41.2㎜くらいかな。
フロントは臨機応変だと8分間の序盤と後半でクルマの曲がりが変わるため、ラップペースが維持し辛かったです。
フロント正確無比だと、8分間トータルで曲がりが安定していて、しかも曲がり自体は臨機応変とほぼ同等だったため、
グリップ剤塗幅を8~10㎜で塗布時間3~5分で調整としました。タイヤ径は39.0~39.5㎜が使えるゾーンでした。
車高は前後とも3.3~3.5㎜程度でしたね。
センターショックは百戦錬磨WCキット標準の細いタイプで、スプリングはモロテック新型の赤を使いました。
オイルはAXONの#32.5を若干引き気味でくみ上げました。リアのリバウンドは0.5~1.0㎜程度となるよう、
ダンパー長さを調整しました。
デフ関連については、午前中はX-RAYのギアデフに#2000のオイルを入れて走らせましたが、
コース慣れしたのと路面グリップが向上してきた午後からはスプールに変更しました。
この変更で、ラップタイムが0.2~0.3秒向上しましたので、CRC2カーペットではスプールは必須アイテムといえそうです。
ボディはローラ以外手持ちがなかったのですが、とても安定した弱アンダーでしたので、8分間まとめるには良いボディかと思います。
この状態にて模擬レースに参戦しました。1/12ストッククラスは6名ほどの参加がありまして、ワタシは予選5位、決勝4位となりました。
どうにもまだまだ下手なため、いずれも最初の1周目か2周目にクラッシュで転倒して最下位に落ちてしまいましたが、
ベストラップ比較だとトップの方とほぼ0.1~0.2秒落ちで走れていたので、ちゃんと纏められればそこそこ戦闘力はあったように思います。
最後にレース終了した17時過ぎから参加者全員でのコース撤収を行ないまして、カーペットが重くてかなりの重労働ながら、
18時前にはすべてのお片付けが完了しまして、kimihikoさんやお友達にお礼を述べてから帰宅したところ、自宅に20時には到着しました。
ワタシとしては初のMAPでの1/12練習&模擬レース参戦でありましたが、終日とても楽しく過ごすことができました。
地方の方々からすれば、この環境は相当にうらやましいレベルだと思います。
神奈川および近県お住いの1/12大好きな方々はぜひ、MAPにお越し戴ければとても楽しい一日が過ごせると思いますよ。
正にお勧めだと思います。