やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

関東選手権参戦記 ~ 夏の準備編

2013年07月29日 | レース参戦記

みなさんこんばんは。

7月28日にクレストスピードウェイにて開催された、関東JMRCA

1/12グランプリシリーズ第3戦 (いわゆる関東選手権ですね)に

参戦してきました。

今回は前日の土曜からお泊りで気合いを入れてみたのですが、

まずは切磋琢磨くんを調子の良かったころに戻すべく、カンバラ

メンテも敢行して、タイヤも新品をいつもより多めに準備した次第

です。

Img_0323

タイヤはこれ以外にも土曜に現地で前後3セット追加して、

タイヤ面で準備不足と考えずに済むようにしてみました。

また、今回はフロントφ44.5、リアφ45とかなり大径と

してみました。これで練習時にまず2~3分ほど走行

させて、タイヤ径を追いこんでもう1回練習に使い、

そのあとにタイヤ径をレース用に再調整することに

しました。この方法だと練習時から大径ながら

ちゃんとしたタイヤでセットアップできるのがメリット

ですが、レース時には3回目の中古タイヤとなるので

若干柔らか目になるのがリスクといえます。

レース用に新品タイヤを使いたいところですが、

やはりタイヤ代もばかにならないので、一般ドライバー

としてはこういう工夫が必要かなと。

さて、6月末のヤタベでの練習時にボディブレースを

破損したワタシの切磋琢磨くんは、自作でカーボン板

から切り出したボディブレースを装着して、改めて

セットアップを図るものの、気温35℃で湿度50%の

夏路面はなかなかに手ごわく、ベストタイムは9秒6

しか出ませんでした。

しかし、フロントサスを変更したり、センターショック

やフロントのリバウンド等をいろいろ変更することで

レース時に向けた引き出しを増やすことはできたと

思います。

そして、土曜の前日練習は夕方5時過ぎから1時間

ほどのゲリラ雷雨に見舞われて、気温と湿度も大きく

変わったので路面も変わってしまい、今日はこれまで

と6時には走行終了してお片付けをまったり進めて

7時にはクレストを後にするという早じまいでした。

それはもちろん、”夜のAメイン”と銘打った反省会

ならぬ宴会に備えてのことでもありました。

夜のAメインは今回小規模ながら大いに盛り上がり、

4時間もの長丁場となりましたねえ。

Img_0329

深夜1時前にホテルに戻り、F1予選をちょっとだけみてから

早々に就寝、朝5時半には起床して上の画像にあるタイヤ

貼りに勤しみました。

Img_0328

今回、友人にカムイで購入してもらった無双組の新型タイヤ

をホテルでホイルに貼ったのですが、結果的にはこれを

関東選手権に投入して好感触を得た次第です。

ちなみに硬度は”硬”を選定しました。

Img_0330

朝8時開門に合わせてクレスト入りしてからレース開始の11時まで

約3時間の練習時間が確保されていますので、早速に無双組の

タイヤをお試ししてみます。

夏路面かつ朝一の路面はそれほどグリップが高い状態とは言えない

のにも拘らず、出だしからフルグリップ感覚で若干のアンダーながら

9秒4のベストがでました。既に前日の練習タイムを0.2秒も更新です。

都合3パックの練習後にレース前のドラミとなり、ストッククラスが6名、

モディファイクラスが14名で予選はそれぞれ2ヒートと3ヒートが3ラウンド、

決勝はストックAのみ、モディAとBがそれぞれ2ラウンドと関東支部長

から発表されました。

ワタシはモディの1ヒート目にてストックから数えると3ヒート目にて、

早々にレース準備に取り掛かります。

予選1ラウンド目、走り出しはそれなりですが若干アンダーでタイムが

上がりません。また、路面が朝の練習時よりもより厳しく、タイヤのグリップ

ダウンが4分過ぎから発生してどうにもならず、しかもストレートエンドで

突然のスピンが発生しました。マシン回収するとサイドリンクが外れて

おり、修理して復帰するも調子はイマイチで完走したものの40周で終了

しました。

予選1ラウンド後はお昼休みにて若干の時間があるため、マシン復旧して

走行させるもやはりマシンバランスがおかしいです。

チーム切磋琢磨のほりっちょ隊長に相談して、ひとつひとつ問題有無を

確認していくも決定打がなく、ツイックがなぜかずれてしまっています。

メインシャシーが撓んだかと思いつつ再走行してやはりバランスがずれて

いることを確認して、ふとマシンを見るとリアタイヤの左右がなんだか

違う感じがします。よく見ると左タイヤだけグリップ剤塗布したタイヤに

換装しているものの、右タイヤはレース走行時のタイヤがそのままついて

います。早々に右タイヤ換装するとツイックはばっちり。練習走行も問題

なくなりホット一息。あわててカツカツになり、ポカをやってしまった訳

でした。

予選第2ラウンド、今回はフロントタイヤのグリップ剤塗布幅を広げて

見たところ、当然のように曲がりが良くなりレース中のベストタイムは

9秒3が出て、トップ争いができる状況にまで改善しました。

しかし6分過ぎからリアのグリップダウンが発生してしまい、折角のペースが

ガクンと落ちてしまい、なんとか粘って8分完走するも結果は49周8分6秒。

50周の前半タイムは出ていたと思いますが、残念な結果です。

ここで前日練習の引き出しを頼りにしつつ、ほりっちょさんからのご指摘

もあり先ずセンターショックのオイル番手を#450から#300に変更します。

そして、フロントサスのリバウンドが0.2㎜ほどあったのを0にして、リア

グリップ重視のセットに変更しました。フロントタイヤのグリップ剤塗り幅

も予選第1ラウンドと同じに戻しました。

予選第3ラウンド、若干曲がりがスポイルされましたがペース自体は

悪くなく、ベストも9秒4でラップ自体もばらつき少なく刻んでいきます。

レース序盤のミスで12秒のラップがあったものの、レース後半まで

良いペースは維持できて、グリップダウンもなく、今回は燃費も十分

で余裕があります。このままゴールまできちんと走り切り、結果は

49周8分2秒となりました。

序盤のミスがなければ50周でしたが、マシンの動きは久々に良い

感じでワタシとしてはまず満足いく予選となりました。

結果は予想通り11位でいつものBメインでしたが、なんと8位の

方は50周8分9秒台だったので、あと3秒速ければ初のAメイン入り

ができていたかも知れなかったと知ってビックリ。

それほど当日の夏路面は厳しいコンディションだったということを

示しているものと思います。

その証拠と言ってはなんですが、Bメインのポールはかの有名な

北川さんですから、気温35℃で湿度50~60%のクレスト夏路面

はそれほど厳しい条件だったと言えるのではないかと思います。

Img_0332

決勝直前の”本日のピット”画像ですが、今回もボディは懲りずに

パーマ製speed8 HDを装着しております。

予選から決勝まで前後無双組の硬タイヤを使いましたが、前後

3セットで使いまわすも、TC2+によるタイヤ硬度変化もあまりなく、

安定したグリップを示してくれました。

決勝1回目、スタートしてすぐに混乱により吹っ飛ばされて最下位

から追い上げるも、4分過ぎからグリップダウンが始まってしまって

止む無く自主的にリタイヤしました。どうやら無双組のタイヤは

ベストライン上を走る限りはとても安定して高いグリップを発揮

してくれますが、ラインを外して埃を吸ってしまうとレース後半に

グリップダウンが発生してしまいます。たぶん、D系のタイヤより

埃に対するシビアリティが厳しいものと推察します。

それでもこの夏路面でのグリップレベルの高さは十二分に

メリットがあるため決勝2回目にも無双組を迷わず投入しました。

(実は何回か迷ってD系タイヤをレース間の練習時間にお試し

したうえでの判断でしたが…)

決勝2回目、今度はスタート後の混乱を何とか凌いで3位で

1周目をクリアすると、そのままトップ勢についていくことが

できました。ペースもよく、予選3回目と同じくとても安定して

ラップが刻めます。

そうこうするうちにトップ勢がクラッシュして一気にワタシが

トップとなりました。

その後も安定したラップを刻むものの、やはり北川さんが

速いペースでどんどん近づいてきて、5分経過時あたりに

真後ろにつかれました。その後5周ほど頑張ってインを

〆てトップを守ったものの、コーナーで小さなミスをして

止む無くインを明け渡しました。その後、同じく切磋琢磨

を使う友人も後ろから良いペースで来たのでこれは

気持ちよくインを譲り、3位で再びトップに離されないよう

ラップを刻みました。

こちらはライン上をキープして走行できているので

タイヤのグリップダウンは微塵もなく、バッテリーも

余裕があるのが感触から伝わってきます。

そのまま最終ラップとなり、どうやら3位で終了かと思いきや、

最終コーナーで2位の友人がスピン!?

ワタシも友人のマシンをよけるべくフルブレーキでスピン

させましたが、いち早くワタシが復帰してゴールラインを

跨いだため、結果的に2位でゴールとなりました。

最終結果はBメイン3位でワタシの友人が優勝となりました。

結果、予選11位/14人、決勝11位/14人という結果でしたが、

いろいろ勉強になる良い二日間を過ごすことができたと

思います。

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今週末は関東選手権 @ クレストスピードウェイ

2013年07月22日 | インポート

みなさんこんばんは。

6月1日のクレストナイトレース以来、子供の高校野球と奥様および

下の子のピアノ発表会対応にて7月20日までの長きに亘り、RC遠征

ができなかったワケですが、ようやくRC遠征解禁となりました。

で、早速ですが今週末の7月28日にクレストスピードウェイにて開催

される、JMRCA関東主催の、1/12関東グランプリシリーズ第3戦に

ワタシも参戦することにしました。

今回は、全日本参戦できなかった分も取り返すべく、前日入りで

頑張る所存です。レースご一緒できる皆様、今回もよろしくです。

Img_0294

レースの準備といえば、まずはタイヤですよね。タイヤを準備する

にもホイールがナイトということで、少し購入してみました。

先週末、R246のショップにお邪魔したらいつものDタイヤだけでなく、

なんと京商製の1/12用ホイールがこっそり新発売されていたんですね。

ワタシですら気づきませんでしたから、このブログで初めて知る方も

いらっしゃるかもですね。

なんと、このホイールは1/12だけでなく、最近京商から発売された

プラズマLMとも共用のホイールだそうです。確かに、ホイールデザイン

が昔のCカーぽいようにも思えてきますよね。

まずは手で触ってみるとホイール外周の剛性が程よくしなやかで、

リアグリップ確保にはよさそうな感じです。ホイール径も37ミリと

ちょっと大径ということで、タイヤを貼った後のタイヤ硬度も少し柔らか目

になりそうですね。

そしてその横にはXENON製のホイールも準備しました。今回、ワタシ

も初めてのお試しですが、こちらもホイール剛性はしなやか系で、

リアグリップにいつも苦しむ私にはちょうどよさそうです。ちなみに

柔らかめのホイールの方です。

Img_0320

上の画像はタイヤを貼り付けた直後ですね。同じタイヤなのに、

ホイール違いでホイールからはみ出るタイヤの幅が大きく異なる

のにお気づきでしょうか。ULTIのホイールに貼りつけたDソフトは、

硬度計で35~40°、京商のホイールに貼りつけたDソフトは

硬度計で30~35°と若干柔らか目となるようです。ホイールの

デザインだけでなく、材質も影響しているものと推察します。

ちなみに京商のホイールはタイヤ貼り付け面が梨地状となって

いて、瞬間で貼った際の接着性が他車のフラットなホイールに

比較して高くなるのではないかと期待できます。さすが京商、

細かなところに気が付きますよねえ。

Img_0321 

もちろん、マシンの方も準備が整いました。フロントサスも少し

確認のアイテムを仕込んで、前日練習メニューはそれなりに

整いました。あとは人間がちゃんとしないとね。

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久しぶりの工作

2013年07月15日 | 自作 (DIY)の部屋

みなさんこんばんは。

前回、ヤタベで切磋琢磨のボディブレースを破損した件を書いたら、

お友達から是非バッテリー固定をCRCのようにゴムバンド(Oリング)

で実施できるように自作してください的なご要望を頂きました。

どうも、ワタシが何か破損するとすぐ自作するように思われているよう

ですが、そんなことはなくてたまに気が向いた時だけなんですけどねえ。

という訳で、今回は気が向いたのでお友達のご要請にこたえるべく、

いろいろ考えてみました。

まず、破損したボディブレースですけど、

Img_0275

本来自作しようと思っていたお遊びの板の横に紛れ込ませてみました。

ちなみに私はカーボン板からパーツを切り出す際は、普通の方眼紙に

切り出すパーツの形と穴の位置を書き込み、それをコピーしてコピー

用紙の裏に、タイヤ貼り付け用にRCショップで販売されている薄い

両面テープを貼り付け、その状態でパーツの形にカットしてカーボン板

に貼り付けています。こうすることで、穴あけとカッティング作業が

とても進め易くなりますねえ。

Img_0276

まずはコーセー製の治具で穴あけから始めます。これは穴位置を

比較的精度よく、また効率よく作業できる治具でとても重宝します。

ちゃんと穴位置を決めるためのポンチも同封されているので助かり

ますねえ。

Img_0277

こんな感じでドレメル製のリューターで加工しています。

ワタシのドレメルはバッテリー駆動の無段変速仕様だったのですが、

内部基板が壊れてスイッチon/offしかできなくなったため、常時

30000rpmもの高回転で回って危険なため、専用バッテリーを外して

別配線で写真のRC用2セルバッテリーで駆動しています。

これで適正回転数(たぶん20000rpm)になってくれて、壊れる前より

便利になってくれました。

Img_0279

こんな感じで穴があくのにほんの数秒で作業完了してくれます。

昔はカーボン板の穴あけ一つに5分くらいかけてましたが、超鋼

ドリルとコーセー製治具およびドレメルとの組み合わせで作業が

楽になったものです。

Img_0282

で、仕上げはこれまた自作のリューター作業台で、円筒形サンダーを

装着したドレメルを使ってカーボンの形状を整えます。

もちろん、概略の形はダイヤモンドソーを装着した糸鋸で手動にて

切り出しているのですが、仕上げはやはりドレメルを使うのが一番です。

この自作のリューター作業台はビニール袋で覆うことで、カーボンの

粉じんが舞って人体に影響を与える危険性を大幅に低減してくれました。

これがないと、安心して作業できません。

ちなみにこのリューター作業台、ダイソーで購入したステンレスパッドと

発泡ウレタンシートにお風呂の椅子合わせて700円くらいで作りました。

Img_0283

ようやくパーツが二つ完成です。

大きい残りの一つはまた今度ということで。

次の課題はバッテリー固定をOリングで固定する方法ですが、

いろいろ考えて、いろんなものを参考にしているうち、そういえば

CRCのOリング固定パーツを持っていることを思い出して現物を

よく見てみることにしました。すると…、

Img_0281

なんと、何にも加工しなくてもポンづけで切磋琢磨に装着できて、

バッテリーをOリングで固定できそうなことがわかりました。

Img_0285

で、すべてを纏めて完成させたのが上記の画像です。

ちょっと手抜きですが、これで如何でしょうかね。

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1/12 全日本選手権開催中 ~ ヤタベアリーナにて

2013年07月05日 | 1/12の部屋

  みなさんこんばんは。

今日から7月7日までの3日間に亘り、1/12全日本選手権がヤタベアリーナ

にて開催されてますね。

今年はワタシも出場したかったものの、子供の高校野球3年目で初の

ベンチ入り(スタメンは無理っすけど)を果たしたので、今週末の神奈川県

地区大会開会式に参加すべく全日本参戦をあきらめました。

でも、今回はモディファイクラスだけで63名、明日から開催予定のストック

クラスも60名前後の参加者らしく、Wエントリは8名だけにてのべでなく

実質100名超えの全日本参加者が1/12で集まったのは実に数年ぶり

ですよね。

というわけで、ここのところ少し人気が戻りつつある1/12の全日本

雰囲気を楽しみたいと思っていたところ、先週末に突然、日曜は予定

なくなったからRCしてきても良いよ、と言われて6月30日の日曜に

1/12全日本参加者が多数練習されているヤタベアリーナに伺うこと

となりました。

ただ、急な話だったのでタイヤも全くなく、中古タイヤとリアだけ2セット

新品を用意して当日を迎えました。

Img_0228

これが当日のピット風景ですね。

まあ、いつも通りではありますが、左向かいは全日本優勝経験

をもつほりっちょさん、左となりはそのお友達でAファイナリスト

と何気に素晴らしい環境でした。

で、ワタシの方は皆さんが11秒中盤あたりでラップするところを

12秒後半がやっとの状況で、お邪魔しつつなんとか練習走行

させて戴いた状況でしたが、やはりタイヤがいい加減だとよい

練習にはならず、最終的にはこうなっちゃいました。

Img_0230

初めて、切磋琢磨の板モノを破損してしまいました。

やはり練習とはいっても1/12のモディはそれなりに事前準備を

ちゃんとやっとかないとダメということを、いまさらながらに身に

しみた次第です。

さて、今年の全日本ではチーム切磋琢磨が頑張るようワタシも

応援していますね(現場には伺えませんけど)。

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