みなさんこんばんは。
9月23日にSRTで開催された、DAYTONA500耐久レースは午前10時半から予選の時間を迎えて、
我が”チームたこぴ~”は予選に臨む二人のドライバーをSRT初走行の二人に託しました。
まあ、託しましたとはいっても、長い8時間20分の耐久レースでスタート順にこだわるメリットも少なく、
折角の20分間のフリー走行タイムをSRT走行のための完熟走行に充ててくれればという思いから、
予選ドライバーを選定した次第です。
流石に腕が確かな2人は本日初走行となるSRTのレイアウトでも臆することなく良いラップをたたき出して、
結果的に二人の総合タイムからLMPクラスで2位となる良い結果を得ることができました。
2人のドライバーに予選を頑張ってもらっている間に、ワタシはレース用バッテリーの充電に余念がありませんでした。
今回の耐久レースでは総容量が27000mAhを上限とするバッテリー本数規制があるため、ワタシは数ある手持ちの
ショートリポバッテリーから、3800mAhを6本、4200mAhを1本選定することで、27000mAhぴったりのバッテリーを、
事前に準備していました。
つまりは7本のバッテリーを決勝レースが始まる午後1時までに終了する必要があったので、ワタシは予選そっちのけで、
バッテリー準備を進めていた次第です。
また、決勝レース中は使えるバッテリーは1系統のみ、しかも6Ah上限の充電電流規定があり、充電場所も指定されました。
つまりは8時間20分で6Aの充電電流ということで、50000mAhしか充電できないというワケです。
最初に充電したバッテリーの27000mAhと合わせると、トータルで使える電力量は77000mAhとなります。
これで走りきるには1時間あたり9244mAhしか使えません。
実際にはバッテリーを充電器から外して付け直して充電開始するまでのロス時間等を考慮すれば、1時間あたり9000mAhに
抑えたくなるわけですね。
で、手持ちの3800mAhが実際に放電できる放電容量は3000mAhですから、バッテリー1本あたり20分走行する必要があり、
燃費が非常に厳しいんですよね。
そこでワタシは決勝レースに向けて一計を案じました。果たしてソレはちゃんと機能してくれたんでしょうかね?