自分の身を守るために使う物、相手を殺傷するもの。相手を打ち負かすもの、技(わざ)。
自分の思うように相手を操る方法等、いろいろです。
具体的には、前の順番に言うと、
銃、鉄砲、戦争に使うものです。
スポールで考えてみると、相手を打ち負かす得意技、
柔道の一本背負い投げ、大外刈り等、○○選手の武器です。
バレーのAクイック、Bクイック、時間差攻撃。昔、日本のお家芸、得意技、チームの武器です。
今は、世界中、どこのチームもできます。
女の武器と言ったら、・ ・ ・ ・ ・ ・ → → → → → → さて、何でしょう?
人によって違うと思います。
男から見て、だれでも思うのは、
目からのしずく、
涙です。
これを見ると、動揺します。
何と声をかけたらよいか、うろたえます。
今なら、このように、長々、いらないことも話します。
状況によっていろいろです。
ところが、
今は昔。
国語の時間です。
「武器とはなんですか?」
先生が生徒に質問です。
シーンとしてしまいます。
武器と言ったら、武器だ、何を今さら、武器だ。
拳銃、鉄砲だ。人を殺すもの。
それ以外、 ・ ・ ・ 。
「○○君」
「はい」
起立します。
当たってしまいました。
先生の鉄砲玉。
指名攻撃です。
頭の中が真っ白になります。
鉄砲、鉄砲と思いながらも、迷ってしまいます。
こんなこと答えて良いものかと。
何かいい考えはないか?どうしよう。何か?何か?ないか?
黙り込んで立ったままです。
あぁ、まずいなぁ、とその時、
「座りなさい。武器も分からないの?」
顔が熱くなります。背中も、全身。
すごく、恥ずかしい!
恥をかいちゃいました。
かっこ悪い。
右隣を見れなくなっちゃいました。
幸い誰も笑いません。
すごく、恥ずかしい、かっこ悪いと思ったのには、2つ理由があります。
このために、今でも記憶に残っているのです。
右隣には、かわいいあの子です。
中学3年生以来のあこがれのひとです。
中学で生徒会、学習部長です。
私は、クラスの班長。
小、中学校生活で初めての班長です。
生徒会の学習部会に参加するうちに、好きになってしまいます。
月1回の学習部会を楽しみにしていました。
堂々と彼女の顔を見れるからです。
かわいいです。
きれいです。
その彼女のすぐ隣で、武器の説明もできませんでした。
これが1つ目の理由です。
2つ目。
実は1週間前ほど、校内実力テストの結果が廊下に張り出されていたのです。
誰でも見れます。
点数と順位です。
成績上位10位までです。
後にも先にもないことです。
そこに私の名前があったのです。
確か、77点。4番(ここら辺、不確かです)。
それが武器も答えられなかったのです。
まぐれかもしれませんが、いい気持ちでいたのです。
それを玉砕されました。
またやっちゃった。
高校に入って、かっこ悪いとこ、また、見られてしまいました。
彼女の顔をまともに見られなくなった顛末です。
今日もまた、昔のことを書いてしまいました。
ここまで、読んでいただいた方、ありがとうございます。