みなさん、こんにちは。
肥満で糖尿病と高血圧を持つ患者ではよくCushing病が疑われる。
しかしその多くはCushing病ではない。
頬の脂肪と満月様顔貌はCushing病が疑われる所見である。
頬の脂肪を診るには、患者の真正面に立って耳を見ればよい。
顔面の脂肪により正面から耳が見えにくい場合を陽性と . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
先天疾患や全身疾患が特徴的な顔貌を呈する。
特徴的な顔貌を呈する疾患で最も頻度が高いのがDown症候群。
Down症候群では偏平化した顔面を呈する。
小さな耳介を呈する奇形を呈し、短く太い首には、過剰でたるんだ皮膚がうなじを覆っている。
年長の患児では、開いた口、突き出 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
心収縮に伴う頭部の前後動をDe Musset徴候と呼ぶ。
大動脈閉鎖不全や他の1回拍出量の増大をきたす病態でみられる。
心収縮に伴って頭部が側方へ動くのは、重症三尖弁閉鎖不全や右室不全でみられる。
頭部のジスキネジア様運動やジストニア姿勢は神経疾患にてみられる。
ジスト . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
小頭症は、家系の特徴である場合や、先天性TORCH症候群(トキソプラズマ、風疹、サイトメガロウイルス、ヘルペス)の可能性がある。
頭蓋骨後部の平坦化は、臥床が長引くことにより生じる。
いったん子どもが座れるようになると自然に目立たなくなる。
頭蓋や顔貌の非対称は神 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
先天性心疾患、梅毒、くる病、水頭症の徴候として認められることがある。
高齢者ではPaget病の可能性もある。
写真:沖縄本島北部、本部町の風景です。
これを実践するだけで、楽しく食 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ラクーン眼は骨折の有無にかかわらず外傷にて出現し、眼窩出血でも出現することがある。
そのため、ラクーン眼はBattle徴候より頭蓋底骨折に関しては診断的意義が低い。
ラクーン眼は、アミロイド眼と区別する必要がある。
壊血病の小児が、頭部外傷により眼窩周囲の出血と頭 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
偽陰性となる場合に関して、Battleは「外板と内板の両方が貫かれる完全骨折でなければBattle徴候は出現しない」と述べた。
Battleは、乳様突起の表面の外傷により見かけ上Battle徴候が偽陽性となる場合には、常に頭頂部と外耳の斑状出血を伴う、とも述べている。
Battle . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
外傷や原因不明の意識障害において、頭蓋の診察は重要である。
診察すべき点は打撲跡、腫脹や脳脊髄液の鼻漏、耳漏などである。
乳幼児の鈍的頭部外傷は見逃がされやすい。
死後、皮膚が白くなった後に、初めて打撲跡が明らかとなることもある。
Child Abuseの連続48剖検例の検討からは、頭 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
頭蓋の形が同じ者は1人としていないが、頭蓋骨の縫合だけは皆同じ形をしている。
とは、ヒポクラテスの名言だ。
小児では、頭部外傷を過小評価すべきでない。
徴候が遅れて出現することがある。
顔貌は先天性、内分泌、自己免疫、また他の多くの疾患の診断の手がかりになる。
& . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
感染症
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・ブルセラ症
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・Chagas病
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・後天性免疫不全症候群
・後天性免疫不全症候群関連疾患
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