外傷や原因不明の意識障害において、頭蓋の診察は重要である。
診察すべき点は打撲跡、腫脹や脳脊髄液の鼻漏、耳漏などである。
乳幼児の鈍的頭部外傷は見逃がされやすい。
死後、皮膚が白くなった後に、初めて打撲跡が明らかとなることもある。
Child Abuseの連続48剖検例の検討からは、頭皮打撲と頭蓋骨折の半数以上が初診時の診察で見落とされていた。
乳幼児の頭部は簡単に変形するため、落下や殴打の際に何かクッションがあった場合、外見上には衝撃の跡が残らないこともある。
乳様突起の皮下出血は中頭蓋底の骨折を意味する。
これはBattle徴候と呼ばれるが、最初の報告者はPrescott Hewettである。
Battle徴候は骨折した側に出現することが多いが、骨折がBattle徴候の対側や両側にある場合もある。
通常は外傷後48時間以内に出現するが、3〜12日後に遅れて出現することもある。
骨折に対する陽性的中率はほぼ100%と言われる。
通常のCTスキャンでは骨折線が出ないことがあり、冠状断か、薄いスライスでのCTスキャンも用いる。
写真:沖縄本島北部、本部町の風景です。
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