燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医徳田安春の最新医学情報集。問診、フィジカル、医療安全、EBM、臨床研究に強くなれます。

けいれん7 連載 その75

2014-09-07 | 症例集
 今回は痙攣の「行うべき処置または行ってはならない処置」について考えていきましょう。  痙攣発作がまだ続いている状態で来院した場合には、必要に応じて蘇生のABCDを行う。  酸素を投与しながら、静脈ラインを確保する。 また、痙攣時には誤嚥のリスクがあるため、顔面を側方に向けるようにする。 痙攣発作に対する第一選択薬は、ジアゼパム(0,2mg/kg)などのベンゾジアゼピン系薬剤である。  ベン . . . 本文を読む
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