燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医徳田安春の最新医学情報集。問診、フィジカル、医療安全、EBM、臨床研究に強くなれます。

息苦しい3 連載 その91

2014-11-04 | 症例集
 今回もCOPDの臨床所見の続きです。  2.触  診  a.心最強拍動点の剣状突起下への移動  COPD患者では、肺の過膨張によって、心臓の位置が正中の下方へ移動する。 これにより、1秒率が50%以下となった患者では、心最強拍動点point of maximum impulse(PMI)が剣状突起下へ移動することが多い。 肺性心によって右室肥大をきたした患者では、傍胸骨領域の収縮期前方隆起 . . . 本文を読む
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