燃えるフィジカルアセスメント

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総論 総合診療医のための抗菌薬ベーシック:時間と濃度の違い

2016-09-06 | 勉強会
では、今回も抗菌薬の基本事項をレビューしましょう。  抗菌薬は抗菌作用の方式で時間依存性と濃度依存性に分類される( 下表に示す)。    時間依存性の抗菌薬は投与回数を多くしたほうがよい。  PCGの推奨投与回数が4時間おきになっているのはそのためである。    バンコマイシンは通常、トラフ値10~15μg/mLを目標 とする。    臨床経過や感 . . . 本文を読む
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