適性体重を目安にして体重をコントロールすることも大切です。
身長に対する体重の評価方法として、「ボディ・マス・インデックス(BMI)」があります。
これは、体重(kg)÷〔身長(m)×身長(m)〕で求められます。
たとえば身長160cm(1.6メートル)で体重55キログラムの人のBMIは、21.5となります。
標準値は22.0です。
これは過去のデータからみて一番病気にかかりにくい値です。
日本の基準では、23以上が過体重、25以上が肥満です。
逆に、18.5未満はやせとなります。
ただしこれらは、筋肉量を考慮していないものであり、筋肉量が多い場合にはBMIが少し高くてもよいのです。
もちろん、体脂肪量が多い場合ではBMI高値はやはり問題です。
体脂肪測定計も活用するとよいでしょう。
最近アメリカでは、肥満者の急激な増加により、平均寿命が近い将来低下に転ずるといわれています。
カーボや脂肪の摂り過ぎによる肥満は避けましょう。
いくら体によい食品でも、摂りすぎて肥満になっては逆効果です。
今回はここまでです、男子ゴルフの松山選手がやりましたね、PGAツアーのアメリカフェニックスオープンで最後4ホールにも及ぶプレーオフを制しアメリカツアー通算2勝目をあげました、これは日本人では通算3勝の丸山茂樹選手につぐ記録です、次は是非メジャーで頑張って下さい、では次回に。
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