総合系の医師とは、小児から高齢者まで年齢・性別を問わず診療してくれる「かかりつけ医」です。
日本医師会は、「かかりつけ医をもちましょう」と国民に対して呼びかけています。
老人が健康長寿を目指すためには、優秀な総合医を主治医としてもつことが望ましいです。
老人は多くの疾患をあわせもっており、内科だけでなく、整形外科、皮膚科、耳鼻科などに加え、精神科的な診療にも対応できる総合系医が、理想的なかかりつけ医となるでしょう。
優秀な総合医は、よき相談相手となり、必要に応じて適切な判断を下し、専門家医師も素早く紹介してくれます。
必要でない薬剤は処方せず、必要な薬剤でも、できるだけ短期間に効果が得られる最小投与量を処方するように可能なかぎり心がけます。
さて、優秀な「総合系医師」を探すにはどうすればよいでしょうか。
現在、一般病院に通院している人の場合、その病院の総合診療科を受診するか、その病院の医療連携室に相談して、自宅近くの総合系の医師を紹介してもらうとよいでしょう。
今回はここまでです、早いもので今日で三月が終わり、明日からは四月、新年度がスタートします、日本国内にも世界でも色々な問題がありますが、平和が一番ですよね、それではまた次回に。
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