みなさん、こんにちは。
リンパ節腫脹の診察は Top to the bottom の全身診察で原因検索を行うことが基本となる。
リンパ節腫脹がある時に意識する身体診察について表にまとめた。
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推定する疾患
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＜感染症＞
ウイルス（伝染性単核球症、流行性耳下腺炎、麻疹・風疹・水痘、HIVなど）、細菌（連鎖球菌、ブドウ球菌、結核、梅毒、猫ひっかき病、ブルセラ症など）、寄生虫（トキソプラズマ症、リーシュマニア症、トリパノゾーマ症、フィラリア症など）、リケッチア（ツツガムシ病など）
＜自己免疫性＞
SLE、皮膚筋炎、関節リウマチ、シェーグレン症候群、IgG4関連疾患
＜腫瘍性＞
悪性リンパ腫、癌リンパ節転移、白血病、多発性骨髄腫
＜内分泌・代謝異常＞
甲状腺機能亢進症、Addison病
＜その他＞
サルコイドーシス、薬剤性、菊池病（壊死性リンパ節炎）、Castleman症候群
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バイタルサイン
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発熱
比較的徐脈の有無
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視診
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表在リンパ節の腫脹
口蓋扁桃の腫脹
発疹
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聴診
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打診
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●脾臓診察
脾臓打診：Castel法
肝臓打診：Tap法、Scratch法
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触診
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●リンパ節診察
各リンパ節の触診（部位、大きさ、硬さ、可動性、圧痛の有無）
●脾臓診察
脾臓の触知
●肝臓診察
肝下縁の触知
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