燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医徳田安春の最新医学情報集。問診、フィジカル、医療安全、EBM、臨床研究に強くなれます。

高齢者での処方実践

2020-12-01 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。
 
 
 
活動性の胃・十二指腸潰瘍の患者では、アスピリンなどの使用は控えるが、冠動脈ステント留置などでアスピリン投与を行わなければならない場合には、プロトンポンプ阻害薬の投与を考慮する。
 
 
 
交感神経刺激薬は食欲抑制作用があるので、栄養障害患者での使用は控える。
 
 
 
慢性便秘症の患者では抗コリン薬の投与を最小限とする。
 
 
 
食道炎のリスクのあるビス製剤では、内服後30分以上にわたり座位や立位を保持する必要性があるので、このような体位をとることができない高齢者では、その使用を控える。
 
 
 
腎機能障害でH2ブロッカーの血中濃度が上昇するので、使用を控えるか投与量を減じる。
 
 
 
排尿障害患者では、抗コリン薬の投与を控えるようにする。

 

 

写真:南城市佐敷海岸

 

 

 

群星沖縄臨床研修センターのホームページです。沖縄の基幹型8研修病院での研修医教育に貢献しています。

 

マンガ「群星沖縄臨床研修センターとは?」が出ました。これで群星沖縄のすべてがわかる。毎月更新されますので、是非ご覧下さい。

 

一般向け健康情報ブログ「総合診療医からの健康アドバイス」。こちらもご覧下さい。

 

徳田安春・公式ツイッター

https://mobile.twitter.com/yasuharutokuda

健康や医学についてのファクトと徳田安春の個人的意見をお伝えします。

 

好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2019」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医学のホットな話題もわかりやすく解説。特徴はテレビや新聞より早いグローバルな情報、科学的に正確なエビデンスに基づく情報です。

 

健康と平和について発信する英語版ブログをスタートしました。「Wellness and Peace and Okinawa」 長寿研究で有名なDavid Itokazu先生との共同作業ブログです。

 

徳田安春、荘子万能の「徳田闘魂道場へようこそ」こちらポッドキャストにて配信中、是非お聴き下さい。

 

科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。☆まぐまぐ大賞2018のジャンル別賞の健康部門5位に決定しました。

 

こんなとき フィジカル1と2」立ち読みできます。是非どうぞ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高齢者で注意の薬剤 | トップ | リンパ節腫脹がある時の身体診察 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

闘魂症例検討会」カテゴリの最新記事