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ケース(20220805):追加の経過と解説

2022-08-08 | 闘魂症例検討会

みなさん、こんにちは。

 

この症例における初期対応での問題は、バイタルサインを測定していなかったことである。

 

急性病態ではまず、バイタルサインの測定が必須である。

 

「ショック」が原因で脳血流の低下により「2 次的に」意識障害・けいれんを生じている患者に対し、頭部CTの撮影などを優先させてはならない。

 

「血圧低下+脳血流低下徴候」の患者においては、「ショック」に対する診断的評価を優先的に行うべきである。

 

頭部CT撮影などを優先させてもたついていると、最悪の場合には、CT室で心肺停止をきたすおそれもある。

 

比喩として、「CT=Tunnel of Death」ともいわれている。

 

狭いCT室の空間では緊急対応が十分できないため、患者の生命予後は不良となる恐れがある。

 

 

写真:沖縄本島南部、南城市の新開からの風景です。

 

 

 

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