みなさん、こんにちは。
圧痛の有無:圧痛は通常、炎症を意味する。
弾性の程度:「石のように硬い」リンパ節は、がんのリンパ節転移を連想させる。
「鉛筆の先についている消しゴムのようなゴム様」であれば、それはHodgkinリンパ腫などの悪性リンパ腫を示唆する。
皮 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
「4つの特徴」を意識してリンパ節を触診すること
(a)大きさ
(b)圧痛の有無
(c)弾性の程度
(d)可動性の有無
小児のリンパ節はわずかな外的刺激に対しても反応し腫大する。
30歳未満の患者のリンパ節腫脹は80 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
不明熱・体重減少・悪性腫瘍(既知または疑い)のケースでは大切な診察所見。
正確な診察方法でリンパ節を探す姿勢が求められる。
ある研究では、133人のプライマリケア医のうち、倦怠感や発熱、関節痛を伴うAIDSの患者でびまん性リンパ節腫脹を同定することができたのはわずか17%だった。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
リンパ節は病気の見張り役だ。
外部からの侵入者や悪性腫瘍から身体を守る。
リンパ節の触診は最も大切な身体診察の1つで、感染症や悪性腫瘍を疑う場合には特に重要。
正確な手技で慎重に診察すると多くのリンパ節腫大を見つけることがで . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
爪郭に液浸油を乗せると検眼鏡で爪郭のループ状毛細血管を見ることができる。
2つの異なったタイプの異常がある。
①強皮症や皮膚筋炎
茂みのように拡張した毛細血管
②Raynaud現象
曲がりくねった「蛇行」ループ。
円筒形のブドウの房様にもなる。
Raynaud現象はバケツの氷 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Marie−Bamberger症候群では、すべての四肢にばち指、厚い皮膚、X線写真上の特徴的骨所見がある。
ばち状指に関連する疾患を下記に示す。
腫瘍(気管支がん、中皮腫、転移性骨肉腫)
化膿性疾患(肺膿瘍、気管支拡張症、胞性線維症、膿胸、慢性空洞性結核や真菌感染症)
びまん性肺疾患( . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ばち状指は、ヒポクラテスによって「指の爪は曲がり、指が(先端では特に)温かくなる」と記述された。
爪床と指の付け根の角度、爪のつけ根(爪床)の角度(Lovibond角)が通常は180°未満だが、これを超える。
患者に指関節同士、指の爪の先同士というように、左右の指を背中合わせにつけてもらう . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。そして、明けましておめでとうございます。
今年も当ブログをご活用されることを祈っています。
爪厚く白く粉を吹いていてもろい爪が特徴。
高齢者では足の爪がよく侵される。
若年者の爪甲真菌症ですべての爪が侵されている場合はエイズであることが多い。
さらに特異的なエイズの徴 . . . 本文を読む