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爪甲真菌症と黄色爪症候群とその他

2025-01-06 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。そして、明けましておめでとうございます。
 
今年も当ブログをご活用されることを祈っています。
 

 

爪厚く白く粉を吹いていてもろい爪が特徴。

 

高齢者では足の爪がよく侵される。

 

若年者の爪甲真菌症ですべての爪が侵されている場合はエイズであることが多い。

 

さらに特異的なエイズの徴候は近位部爪甲下爪真菌症である。

 

 

黄色や黄緑色の爪が、肥厚性で滑らかで、左右に曲がり、爪がはがれているか、横に畝模様のあるケース。
 
 
黄色爪症候群の3徴の1つ。
 
 
2つ目はリンパの循環不全が原因のリンパ浮腫。
 
 
3つ目は高い蛋白質濃度を伴う胸水。
 
 
3つの所見のうち2つのみがあり、黄色い爪を持ってない患者で、黄色爪症候群である可能性もある。
 
 
副鼻腔炎や気管支拡張症のような、上下気道の慢性感染症とも関係がある。
 
 
 

爪異栄養症は、慢性移植片対宿主病の徴候のことがある。

 

これが移植レシピエントにみられたら、慢性移植片対宿主病の他の徴候が口腔粘膜と結膜にないかを探すとよい。

 

 

写真:沖縄本島南部、南城市の風景です。

 

 

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