凄い作品である
前作『 グラン・トリノ 』で役者人生は終わりでこれからは監督業に専念すると言われていたが、過去の作品もそうだがこの人が監督だけする(主演しない)作品もかなりの秀作が多いがこれは最高傑作では?
もちろん題材も良いがカメラ・ワーク、役者の“活かし方”などあらゆることでこの作品は完璧でなかろうか。ZUYAは映画が始まりモーガン・フリーマンが登場してからエンディングまでもう釘付けであった。
驚くことに目も潤みっ放しだった。何故かと言うとあまりにも“生々しい過ぎる”、つまり“リアル”とかではなくスクリーンの向こう側行われている現実そのもの感じるのだ。
アパルトヘイトはすっかり過去のもののように思われていてるがついこないだまであった許されざるべき人種差別である(もちろん完全に消滅したわけではないだろうが...)。アメリカの黒人差別よりもずっと現代まであった現実なのである。
ZUYAはこの映画なら1万円払っても良いと思うくらい満足感で一杯である。久々にしかも記念すべき第一回目の結婚記念日に観れたことで永く心に残るであろう
これ以上グダグダ言っていてもしょうがない。ぜひ劇場に足を運び観てみて下さい!
実を言うと嫁が仕事の間にこっそり1人で観に行ってきたのだが...