久しぶりの“真夜中のオアシス”ならぬ
“真夜中のブログ更新”
※今宵のBGMはもちろん“Maria Muldaur”
昨日の散歩は程よく身体を疲労させてくれて、21時前には布団に潜りこんでしまった。“パートナー”は朝まで爆睡するパターンだが、人一倍繊細なZUYAさんは予想通り深夜1時過ぎにパッチリ目が覚めてモゾモゾと寝床を這い出すことに...
スタートに選んだ 『 千駄ヶ谷 』 。ZUYAさんの“気遣い”が足りなかったようで、この時点で既にパートナーの不機嫌さはMAX状態...自らスタートをトチってしまった
東京に住みだして十数年になるのに、未だに 『 千駄ヶ谷 』 と 『 千駄木 』 がごっちゃになる時がある。今や千駄木は駒込の近所の街であるにも限らずだ。解体作業中の国立競技場を横に見ながら青山通りへ出る
車では何度か通ったことのある青山墓地へ。意外にも散策は初めてなのだが、雨上がりで人気も少なく気持ちが良い(墓地で気持ちが良いと言うのも妙だが...)。墓地を通り抜け(今回の隠れた目的地である)通称 『 赤坂プレスセンター 』 呼ばれている付近に到達
いわゆる“星条旗新聞社問題”についてここで言及する気はないが、フェンスの向こうは完全なる米国領である(治外法権)。こういう所を散歩のコースに含める辺りがパートナーの怒りを増長させるのかもしれないが
※撮影すると厄介なことになる場合があるのでしませんでした
国立新美術館へ。完全なる“労働者階級”であるだけでなく現在その権利すら放棄している人間が約1名いるので、 『 観覧料1,600円 』 と言うのは結構厳しいものがある
熟考の末、開催期間はまだ2ヶ月ほどあるので急ぐ必要はないと判断。巷の金券ショップで格安で出回るまで待つことに
その代替案としてパートナーが考案・熱望したのが、六本木ヒルズに入る某楽器メーカー 『 F社 』 のオフィスを観に行こうと...こう言う“ニヒルな(シュールな?)センス”がきっとZUYAさんの心を掴んでいるのだろうと何十回目かに思った
道すがら 『 出雲大社東京分祠 』 と言う案内板を発見。従って歩いてみると確かにあった。本籍地が港区六本木であるZUYAさんでもまだまだ知らないものがあるのだ
ZUYAさんは23歳の時に出雲大社(島根県)にお参りしたことがあるのだが、こちらもやはり女性の参拝客が多い。ZUYAさん達は各々“新しい出逢い”についてお願いして歩みを進める
六本木ヒルズ。話題になった頃にZUYAさんは麻布十番で働いていたので幾度となく通りかかったことがあるが、 『 ネズミの国 』 と同じく全く心奪われないスポットであり、幸い向こうからも嫌われているようで先日の“不採用”と相成ったようだ
そのまま麻布十番へ出て遅めの昼食。しかし豪華に 『 牛タン炭火焼定食 』 の登場である。この頃、“ランチで頂けば焼肉はコスト・パフォーマンスが良いこと”に気づいたZUYAさん。しかも、今は“禁酒中”なのでさらに抑えることが出来る
食後は東京タワーを目指す。歩みを進める後方から“食後のデザートを要求する光線”を発し始めるパートナー...
彼女の怒りがZUYAさんの高血圧ばりに沸騰しそうになった時、小さな商店街の一角でジェラートのお店を発見。た、助かった...
ZUYAさんの“硬派なイメージ”には似つかわしくないジェラート。“300円”と言う価格設定はZUYAさんを安心させたが、現物には驚かされた。ボリューム満点ではないか~
東京タワー...何度見てもその美しさには魅了される。正直、 『 スカイ・ツリー 』 にはもう飽きた(笑)。都民(いや、国民か?)は知るべきである。“Cream(クリーム)のエリック・クラプトンあってのジミ・ヘンドリックスである”のと同様に、“東京タワーがあってのスカイ・ツリーの存在”であることを~
格言うZUYAさん今回もタワーには上らず(あれ...登ったことってあったっけ?)、そのお金をお茶代に回す。パートナーが一度訪れたことがあると言う 『 横濱屋 』 なる喫茶店へ。ZUYAさんの敬愛する高倉健氏も好んだ珈琲が頂けるこちらのお店は、ジェラートなどと言う女子供の食す“柔”なものとは違い、常日頃“硬派なイメージ”を醸し出すZUYAさんにはぴったりの...
“素敵な”お値段・お味でございました~
ここからは赤坂へ抜ける。ZUYAさんの 『 あっ! ここに折箱を配達したことがある 』 、『 あっ!ここには断熱材を... 』 と言う全く詰まらないガイドが出始め、再びパートナーの機嫌が悪くなって来たの鋭く察知(笑)。今回の旅路を終結させることにいたしました
んなわけで、総歩行距離 『 8.9キロ 』 。体重計に乗るのが楽しみです